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にじさんじセンバツ~大会一日目 戦評~


3/15(水)に遂に開幕を迎えたにじさんじセンバツ2024
(※パワプロ2023の栄冠ナイン三年縛りで育成したにじさんじライバー4チームによる総当たりのリーグ戦)

ドラフト結果はこちら

高校名は左から
にじさんじ学園・横須賀流星・OBCYDIA・いちじにじ

三年間の戦績

各校の三年間

甲子園に出れなかった二校と全国制覇を達成した二校という図に。
特にOBCYDIAと横須賀流星は共に二年秋は地区大会二回戦敗退。電話が鳴るか否かで大きく明暗が別れる結果となった。
転生選手は毎年転生投手の入った横須賀流星、一年で即四番となる素質を持つアニキ金本を引いたOBCYDIAに注目。

前半戦の対戦は下記の通り
第一試合:にじさんじ学園(熊本) VS OBCYDIA高校(群馬)
第二試合:横須賀流星高校(愛媛) VS いちじにじ高校(北北海道)
第三試合:横須賀流星高校(愛媛) VS OBCYDIA高校(群馬)


一日目終了時 
9イニング制・延長15回・タイブレーク13回(勝ち点>得失点>失点)


■第一試合 にじさんじ 7-14 OBCYDIA

第一試合
スタメン

にじさんじセンバツ全体の開幕試合となったのはにじさんじ学園とOBCYDIA高校。二年秋に覚醒し、今大会最高値の★を持つエース投手ロゼミラブロックを擁する優勝候補に雑草軍団のにじさんじ学園が挑むという構図に

好投手相手に1点が遠くなるという予想に反し、初回に先制点を挙げたのはにじさんじ学園。月ノがにじさんじセンバツの初安打を放った後、栞葉がツーベース。四番鈴原の犠牲フライで一点という理想的な攻撃で最初の得点を奪った。

二回表。このまま1-0で逃げ切れると監督が思った次の瞬間にOBCYDIAの一年生四番夢月が初球を一振りでライトスタンドに叩き込んだ。この試合夢月は六回にも2ランを放ち規格外の一年生ということを象徴付けた。

にじさんじ学園は二回に3点を奪われあっさりと逆転を許すも、打線は繋がって毎回の様に塁を賑わせてロゼミを攻め立て、五回裏には七番黒井の2点タイムリーで逆転に成功してKO
その後も打ち合いが続くも七回でパタリとゲームの流れが変わり、OBCYDIAの虎姫とにじさんじのパタ姐・白雪の好リリーフでゲームは1点差のまま九回裏に

6-7で迎えた九回裏。一死から6番黛が出塁した所でOBCYDIAはストッパーにりりむを投入。しかし7番黒井がチャンスを広げ、8番ソフィーがライト前ヒットで値千金の同点タイムリー
なおも一死一二塁。サヨナラのチャンスでにじさんじは好投を続ける白雪に代えて、代打の切り札の漢・舞元啓介

これは漢の中の漢

期待のボルテージは最高潮だったが結果は見逃し三振。怒号が飛ぶ中、次の野良猫も倒れて試合は延長戦へと突入した。

白雪からのバトンを受け最後の投手として残されていた健夜が懸命な投球で10回11回をゼロに抑えるも、打線もスタミナの尽きたりりむを捉えることが出来ずゼロ行進が続く。
12回表で流石に健夜のスタミナも尽き、OBCYDIA打線の止まらない連打で7失点を喫した。後1アウトが一生取れない。代えたいが投手は底を尽いている。そんな中でマウンドに上がったのは

わたくせが抑えなきゃ

我等が委員長、月ノ美兎
投手経験は完全にゼロで外野手としてもクソ雑魚の肩にも関わらずレフトからマウンドに登り、魂の6球でスタミナを尽かせながら見事甲斐田をファーストゴロに打ち取った姿に場内は大歓声に包まれた。
裏の攻撃でお返しとばかりにスタミナ切れのりりむを攻めたいにじさんじだったが、一死満塁で3番栞葉が痛恨の併殺打。無情にも無得点で試合終了となった。

両軍合わせて48安打。史上最大の総力戦、いや消耗戦となったこの試合。結果としては7点差が付いたが雑草軍団の牙は優勝候補の喉元に確実に届いていたことを疑う者はいないだろう。


■第二試合 横須賀流星 2-7 いちじにじ

第二試合
スタメン

第二試合は三年夏に全国制覇を達成したもう一つの優勝候補、にじさんじミリしらで今回監督となった流水率いるいちじにじ高校。対するは栄冠企画ほぼ皆勤のベテランつな監督の横須賀流星高校。愛媛に横須賀は無い
勝った割には青得がやけに少ないがバランスの良いいちじにじと、Sランクに阻まれ続けて勝てなかった割には投手の質が良いが守備が難がある横須賀流星という構図。

先制は横須賀流星。いちじにじのエース夜見から五番戌亥が二塁ランナーのフレンを還すタイムリーを放ち初回から幸先良く1点を先取。
しかし二回表にいちじにじが反撃。横須賀流星のセンター花畑のまずい守備もありあっさりと同点という第一試合と似た展開となった。

三回も外野守備が粗いという横須賀流星の弱点が露呈していちじにじが逆転。打たれ弱い笹木を攻め立てる。
裏の攻撃で二死からキャプテン社築の一発が飛び出すが、横須賀流星の得点はこれが最後となった。

加賀美「社さん!凄くないですか!?」

四回以降は投手戦となり、夜見が六回二失点。笹木が六回三失点で共にQSを達成と、先発は甲乙付け難かったが明暗が別れたのは救援陣。
いちじにじの鈴鹿が残り3イニングをほぼ完璧な投球で抑えたのに対し、横須賀流星の不破が7回に3失点を喫したことが響き、いちじにじが7-2で勝利。地力の差を見せる結果となった。

上から読んでも下から読んでも

この試合のヒーローとなったのは五打数四安打四打点と大暴れの町田ちま。チャンスで悉くヒットを放ち、勝利のフリージアが球場に響き渡った。


■第三試合 横須賀流星 0-12 OBCYDIA

第三試合
スタメン

第三試合は一勝のOBCYDIAと一敗の横須賀流星の対決。互いに一戦目の結果を参考に大きく打順をいじっての対決となった。

ここまでの試合で三年間の戦績ほどの差は無いと思われていたが、この試合はOBCYDIAの完全なワンサイドゲームとなった。OBCYDIA打線が二回と六回に4点を挙げる等爆発し、計27安打で12得点。一方横須賀流星打線は散発4安打で完封と沈黙した。

当たりの殆どが外野の前に落ちており、ミートの高いOBCYDIA外野守備の弱い横須賀流星の相性がモロに出た結果と言える。
初戦ではノックアウトされたロゼミラブロックは七回を被安打3無失点。エースの面目躍如となるピッチングを見せた。
打つ方では五打数五安打で残りの二打席は連続敬遠され全打席出塁したの活躍が目立った。

采配で目立ったのはつな監督お得意のワンポイントリリーフ。流れを変える為に何度となく三塁手のましろをマウンドに送り、記録員ブチ切れのリザルトを作成した。成功率はまあまあ
ましろが投げている間は笹木、本間は全く適性の無い三塁を守っていたが打球が飛ばなかったのは僥倖と言えるだろう。

なんだこれは


大会後半戦は3/19(火)21:00~
eipenチャンネルにて配信予定。乞うご期待






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