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一番必要なのはケアする母の休息です

心がのびのびする朝です。
なぜって、私は今一人。
障害のある長女は、水泳カウンセリングの先生のお宅の合宿参加中。
つまりは、母親のレスパイト休暇中。
肺の奥まで酸素が入る感じ。

やはり、必要なのは、ケアする母の休息なのです。
何のかんの、制度だの、福祉の在り方だの、社会の障害受容だの、まあ、いつもはグダグダ言ってますが。
やはり、一番必要で大切なのは、ケアする母親の休息です。

いやいや、決して、障害のある長女の存在を認めてないとかいうんじゃありません。
障害のある家族と一緒に暮らしていくためにこそ、休息は必要なんです。

たとえていうなら、酸素吸入。栄養補給。充電。
生き苦しくて息苦しいときの酸素吸入。
かすかすになった心への栄養補給。
そして、からっぽになった魂の充電です。

肺もたくさん酸素を吸いこんで、
心も満たされて、
魂も生き返って。
ああ、よかった、あちら側に行かないですんだ。

そうです。
苦しいて辛いとき、死んでしまうか、生き抜くか。
それは紙一重なんです。
人間、いつも、紙一重です。
でも、生き抜いていく人のそばには、何か、抜け道があるのです。
そして、ふっと横を向いたときに、抜け道があることに気が付き、こちら側に戻れます。

お店で言えば、銭天堂のように現れるかもしれない。
人間でいえば、水泳カウンセリングの先生のように、親の休息の機会を作ってくれる人が現れるかもしれない。
暑くて苦しい砂漠の旅で、出会えたオアシス。

だけど、それは、偶然のように現れるかのように思えるけど、そうでないこともあります。
私の心の中のアンテナが、何をキャッチするか。
そしてキャッチした物や事を、どのように受け止めるか。

ぎりぎりのところに立っている時、感覚は鋭くなって、いろいろなことをキャッチします。
だからいつでも、くもの巣のようにアンテナ張り巡らしてます。
イメージとして、世界一大きい大きいパラボラアンテナです。
宇宙に向けて、アンテナ張って生きてます。


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