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地球の暦・魂の暦 立夏

(5月5日記)

夏が立つ立夏。本格的に夏に向かう時間がはじまりました。立夏とともに、毎週日曜日が魂のこよみのはじまりの日です。

今朝は、鉱物、植物、動物王国との瞑想をホワイトマジック読書会のグループに配信しましたが、6週目の暦の解説がシンクロしていたので、立夏を迎えるにあたって、大事だと思ったこと少しシェアします。

第6週
自分の内部から
私自身が甦った。
そしてみずからが時間と空間の働きの中で
宇宙を開示するものとなった。
宇宙がいたるところで
みずからの姿の真実を
その神的原像を
私に現わしている。

『魂のこよみ』ルドルフ・シュタイナー 高橋巌訳

秋にはこれから始まる冬に自我を失わないように、内部の熱を高め、鬼門の冬を乗り越えます。最も暗く寒い季節にキリストとして太陽の光が自分の内部に灯されます。そして、その危機の時を乗り切って迎える春。再び外的太陽の光と自分の内的光が結びつき始め、この立夏の頃には、自分の内的姿を外なる自然界が表現し始めているので、そこに感覚を向けていく時間です。

自分を知りたかったら周りをみよ

世界を知りたかったら自分の内側を見よ

1年の巡りは、その律動的な繰り返しです。いつもパソコンの画面ばかり見ていては、いつも人工物の囲まれてばかりいては、地球に生まれてきて学ぶ予定だったことを学ぶことができません。

「シュタイナー学校の子どもたちが動物を学ぶとき、植物、鉱物を学ぶとき、彼らや自分自身を学んでいるのです。(中略)もし子どもたちが「すべての自然は自分自身なのだ」という感覚を持つことができたら、未来の地球の資源や環境問題も大きく変わっていくでしょう。

(中略)

光も風も水も大地も、すべてを私たちはもっています。世界は私の真実の似姿です。窮屈で凝り固まった自己は、ある意味では偽りの自分だと言えるのです。」

『魂のこよみとともに』マンフレッド・クリューガー 鳥山雅代訳より

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