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【試合観戦記】 5/10楽天13-2西武:小郷パリーグ記録に迫る5安打。敵地快勝メモリアルゲーム!

小郷、八面六臂の大活躍!

いろいろ収穫の多い敵地快勝のメモリアルゲームになった。

18安打は今季両リーグ最多安打数だ。
13得点は5/3○M1-12E(楽天モバイル)に続く今季2度目の二桁得点になった。

パリーグ記録に迫った小郷裕哉の1試合5安打が、とにかく光った本戦。
しかし鷲の新たな1番打者は、バットにとどまらないプレーぶりを披露。

足では二盗2個を積み重ねて今季9盗塁は周東佑京、小深田大翔に続くパリーグ3位。

守備では7回無死2塁で渡部健人の右中間へのフライヒットコースを球際逆シングルのスライディングキャッチをみせた美技は、まさにゾーンに入ってる者ならではのビッグプレーだった。残念ながら、同夜『報道ステーション』の熱盛には選ばれなかったが、額縁に入れて飾っておきたい好守に認定したい。

楽天打者の1試合5安打記録(2015年以降)

1試合5安打は球団史上11例目。昨年7/16ロッテ戦の浅村栄斗以来の快挙になった。

上記表のとおり、とりあえず2015年までさかのぼってみたが、ここ10年では4例。2019年の銀次の1シーズン2度の5安打は球団記録で、もっといえば1週間に2度の5安打はパリーグ記録になっている。

試合展開

楽天=1番・小郷(右)、2番・村林(遊)、3番・浅村(三)、4番・島内(指)、5番・鈴木大(一)、6番・渡邉佳(左)、7番・辰己(左)、8番・太田(捕)、9番・小深田(二)、先発・早川(左投)

西武=1番・金子(左)、2番・源田(遊)、3番・中村(指)、4番・佐藤(三)、5番・岸(中)、6番・外崎(二)、7番・蛭間(右)、8番・古賀(捕)、9番・渡部(一)、先発・青山(右投)

両軍のスタメン

村林、5月月間打率パリーグ1位

2番・村林一輝も2試合連続の猛打賞をマーク。今季5度目はソフトバンクの柳田悠岐の4回を抑えてパリーグ1位、セリーグを入れても12球団最多数に踊り出ている。5月月間打率も.414まで上げて、これもパリーグ1位なのだ。

5月に入りコンタクト率が上昇している。3・4月は80.0%だった数字は今月94.1%。スイング51球のうち48球でバットに当てている。

そればかりではない。今月はスナイパーさながらの打撃が際立つ。

今月マークしたヒット12本中じつに10本が、その打席の1stスイングで仕留めたヒットなのだ。本戦の3安打も・・・(続く)

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