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オーダーメイドで広がる可能性と関係性

このままでの自分たちではいけない!という思いから我武者羅に始めたカバン製作販売業で、ただ我武者羅に始めたオーダーメイドですが、お陰様で色々と見えてきました。

我々は鞄作りをどこかで学んだり、修行したことがありません。心のどこかでその事が引っかかっていたような気がします。しかし沢山のお客様(スティーブヨブスと呼んでいます)の声のおかげで、色々な経験をさせて頂きました。お客様は神様ではなく我々の師匠で有り、友人で有り、時に神の使者かと思わせたり。そうやってお客様と対話し続けてきたからこそ自分たちにしか出来ないことがあると信じられるようになりました。

既製品を買うとどうしてもここがこうだったら良いのにという思いが芽生えたりします。基本的に我々のオーダーは我々のバッグから想像を膨らましていきます。これを入れたいからサイズを変えて欲しい、ポケットをこうして欲しいなど小さなことから、こんなの見つけたんですけど作れますか?みたいなものまで。

何と言ってもお会いして色々想像し合ってイメージを一緒に組み立てるのが面白い、楽しい、幸せなんです。そして持ち帰り製作する時もその時のことや表情や雰囲気など思い出しながら製作する、共有したイメージが徐々に形になっていく、やっぱり楽しくて幸せなんです。

持たされている自分 持っている自分 違いがあると思います。

もちろん「持っている人」を増やしたいです!


最近作ったオーダーバッグについてはこちら

関西オーダーメイド倶楽部というものに所属しています。と言ってもクラフトマン仲間で作ったサークル的グループです。貴方の小さな不便を小さな満足に変えられる魔術師たち。色々相談してみるのは勇気がいるけれど飛び込んでみると楽しくてしゃあない世界!こちらもぜひ!

3/10-16 阪急百貨店梅田本店10Fスーク中央街区にてイベントあります、我々は今回は出ておりませんがぜひ!

将来AIに利用されないためには人間らしさをアピールし、競争社会や企業社会を横目にガレージブランドとして小さな希望の道を突き進み誰かの心をくすぐり続ける。
そんなクリエイターやD2Cブランド、個人商店が増えて欲しいと切に願います!


アトリエ兼店舗と巣立てる若手の育成や、プロジェクトのストックも沢山あります。サポート頂ければ幸いです。