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四半世紀ぶりに英検を受けてきたよ

グレード3です。

そう。ボクは少年の頃、2次面接でおじさんと英語をしゃべって検査されることを恐れていた。

子供はいつも臆病で、おじけづいている。しかし、子供とはそういうものだ。

四半世紀がすぎ、ボクはもう少年時代を懐かしむ歳になっていた。

いまさらだが、進学校の学生や外資系社会人が言葉にしづらい「グレード3」を受けたのだった。

雨の受験地

ボク、マヂ中二レベル

なぜ文法なんぞ、なぜに英語なのになぞの漢字を覚えにゃならんのだ。現在完了形ってどんな日本語よ?もはや過去形やん。

そんな時代が、ボクにもありました。

プログラマーを経験したためか、英語という言語を覚えるよりパズルを解く感覚になり、面白さが分かり始めました。しかし、プログラマーはあまり暗記がいりません。忘れたらどう検索すればいいか知っていればいいからです。その点で、単語学習は伸びません。そんな感じで「英単語ゲーム」をつくりました。この単語帳的なゲームは覚えるための機能を盛り込んでいるので...あとは単語量を充実させるだけです!!

1次試験

まず申し込みはネットでします。ワタクシ、ITエンジニアですから、そんなこと簡単です。ただ四半世紀ぶりに困ったのは、あんまし日程が分からない事です。いつどこで受講すんのかわかりません。

はい、英検側もコロナだったり、どれだけ応募あるのかとか、希望受験地きいたり、場所確保できんのかとか?

そういうのもあいまって、日程を事前に決められないのです。とりあえず、受けると決めた月の土日の予定を臨機応変に開けておけば大丈夫です、たぶんね。あとはハガキがきて教えてくれます。

あと社会人は筆記用具を忘れないでください。今の時代筆記用具なんて俗物は所持していないはずです。なので忘れがち。

広い会場だったので、1級から5級まで集まったのかな?保護者と子供たちがワンサカいます。上位の級も比較的若い層が受講しているように見えました。将来有望な若者の集団を目にすることで、おじさんは幸福感に包まれました。ボクは中二レベルなのにね。

受けてみて思ったのは、勘である程度絞り込める点と、自分自身単語が全然わかってないことです。単語が分からないと、リスニングで頭ハテナです。ちなみに英検の対策はしませんでした。

学生さんと違って、英語力を高めることが目的で受かることはあまり気にしていません。落ちてもいいし、受かったとしても、正解率が悪かったり、なんとなく正解しても意味はありません。

私にとって英検は英語学習のイベント、祭典みたいなものです。

結果、7割くらい正解しないといけないのに、自己採点でリスニングがズタボロなので、1次試験でダメと判断しました。リスニングの復讐を週1、90分の英語学習時間でやっていました。リモートで英語の先生と週に1回90分しかやりません。そのため平均毎日12分です。それもここ2,3ヶ月でその前は月に2回だけだったので、その時は平均毎日6分です(笑)
とはいえ、先生が中一レベルの文法から教えてくれていました。間空きすぎて忘れるんですけどね。

2次試験

ところがおじさんの積極的な誤字脱字子供英作文の点数がなぜか高く、合格ラインにはいってしまいました。これは本気で不合格と思っていたので、あわてて対策をすることになりました。

1次試験はゼロ点でも、集団なのでたいして迷惑をかけません。ところが2次試験はおじさんたちと対面です。出来が悪いなら行かない方が、おじさんたちは早くお家に帰れますよね?社会人の手前、社会人として最低限のマナーとして「なにしにきたんだこいつ」となったら大変失礼です。そこで対策をすることになりました。とりあえずYoutbeをみました。

日本語をしゃべると減点と言っています。英検対策ゼロの私は半信半疑でしたが本当みたいです。(このレベル)

5問中2問を確実にこたえられると合格の様です。ほかも前向きに答えれば点数を稼げるので、基本前向きにほどほどに対策していればいけるということがわかりました。いけるんじゃね?

(まぁこのあと私の壊滅的リスニングが問題となります。)

なんや、きっといけるだろうそうおもって過去問とかネットで落ちてるのを聞いてみると、まず即答できない。雰囲気でしか質問を聴き取れない。で、答えるにして出だしの英文がまったくでてこない。

これはこまりました。ゼロ点に減点までくらいそうな状態でした。

でもここでは終わりません。過去問は本屋さんに行くと沢山あります。あとくまもとのおじさんたちもなにかボランティアしてるようです。

英語検定二次試験対策 問題カード

で、過去問を聞いていると題材は毎回当然異なるものの、ある程度方向性があることがわかります。

とにかく過去問を黙読、音読して、質問を耳で聴き取り、それに対して定型的な答えのパターンがなんなのかを覚えます。

たぶん環境があれば、試験前3時間みっちりパターン覚えたら前向きに答えて加点で合格ラインは行けると思います。1時間だとさすがに過去問とそのパターンを導いてからの自信みたいなものが手に入らないと思います。あと耳練もほしいですし…あと書籍ってペラペラめくるのうっとおしいじゃないですか?そういう非効率な消費時間があるのでね。

当日は大阪マラソンでした。マラソン時の移動慣れができていないと目的地にたどり着けません。

横断歩道も使えない大阪マラソン

[ ! ] 事件発生

そんなやついるのかよって思うと思いますが、万全の予習をして前もって現地について待っていたんです。

が、事件が発生しました。なんと受験票を渡したところ「もう終わっていますよ、受けられません」と言われました。

「あれ?」とおもって受験票を見ると、ぜんぜん午前中の時間が書いてあります。私は受験日時をガッツリ勘違いしていました。

と、いうことで、四半世紀ぶりの英検は「2次試験 欠席」となってしまいました。あじゃぱーです。ざんねんしたー。

まよえるラム肉たちにマトン肉から宣伝。

大切なのは頑張ってる社会人は時として英語が必要になっちゃうということです。なので、外資系とか、海外で働いてみたいとか思ってんなら、受かる受からないではなくて英語をパズルやゲームのように幼い時から触れときましょう。英語のテストの点数も関係ないです。仕事って点数なんてないですからね。

とりあえずボクのつくった最強の英語勉強マシーンをつかうのです。世界はこのマシーンのとおりにできています。

英単語をゲームでおぼえる

めたたろ英単語 | chrome ウェブストア


今回新たに追加した「えいぴったんご」は、ゲームというより短く少ない単語を覚えて、その場でパズルのようにはめていくトレーニングです。

これをしている内に、なんとなくこの綴りってこういう意味だよねと、自然と脳に刷り込まれていきます。短く、どんどんこなせて、時間をかけずにクリアできます。これを1日1-3回ゲーム感覚でこなせば、自然と「なんか見たことある英単語」の数が増えていくわけです。

今は5級程度なので2次試験向けゲームよりも収録単語数が大事かもですが、そのうちリスニング選択クイズとかも導入できればと思っています。

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