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07:『AI技術』がスキルプレイヤーをコ○しにくる時代

僕の小学生〜中学生くらいのころは、
頭がいい人よりも、足が速かったり部活で活躍するようなフィジカルの強さモテ要素だったし、それを求められていた気がします。

言わば、
身体アスリート

高校から大学くらいになると、大学受験が見えてくるので頭がいい(成績がいい)人が一目置かれるようになりました。

頭のアスリート

今考えると、どちらも何かしらの『手段』の要素にすぎない。

大人になるとそればかりではダメで『仕事』ができなきゃならない。
『仕事ができる』
これがモテ要素になってくる。

そして、この『仕事ができる』の様相がますます変わってきた気がします。

若い時は、頭のアスリートの延長
プログラミングができる、わかってる、作れる
事に憧れがありました。
実際、そういう人材に需要があったし、かっこよかったし、
今でも重宝されるはずです。


しかし、それだけの人は『安く』なった気がしません?

名もないスキルプレイヤーは安く扱われるようになると感じています。

そのうち、単価も工数も安く見積もられるようになると思います。
お客様側が『安くできる』ことに気づくからです。

これまでスキルプレイヤーが重宝されてきたのは『効率的』だったからという側面があります。

通常の倍のスピードでプログラミングできるプログラマは、
お客様から1人工/月の契約をもらいつつ
実際はもう半分工数が空いているから、別の契約が取れます。
他人の倍稼ぐわけですし。重宝されますよね。
それはお客様からは見えづらいし、わかってても文句は言わない。


※※※


??? 「chatGPT使えばプログラミングは早くできるのでしょう」


そんな声も聴こえてきそうな世の中です。

お客様が自らchatGPTでプログラミングすると言い出さないだけマシな話で、
システム構築を理解しているエンジニアがchatGPTを使うなら『時短』でしょ?
と認識されてもおかしくない。

???『ここのPG工数ってchatGPTやCopilotを利用したら削減できますよね?』

とか、言われたらどうしましょう。

もはやAIを使ってないことは論外にして、
使ってる前提で会話が進むと思います。

そうなってくると、早い、出来る、だけでは価値が下がっていくかもしれません。

あ、誤解がないようにここで注意しておきますけど、
この話は、
プログラマが
プログラミング出来る、
人より速く作れる、
人よりシステム開発がわかってる、
を『大前提』
に、
それだけではダメかもなぁという話をしています。

自分の業界に置き換えてみてください。

技術の進歩をAIの普及で、
『手段』はゼロから作らずとも
少ない工数でつくれて選べるようになりました。

仕事として大事なのは、
問題や課題に対して正しい手段、
もしくは『間違ってない手段』を選べるかどうか。

それから『使ってもらえるシステム』を構築する事。
アプリ開発ではなくシステムの構築。

使われなくなったアプリ達は
充電されなくなったEVみたいに放置されて負の遺産になっていく。

そうならないための、『問題解決』やデザインが出来る人が生き残りそうだなと感じています。

だからAIにフィジカルや工数で立ち向かうよりも、AIを使い倒すマンになる方が良さそうですよね。

車を造ることはできなくても運転はできるでしょう?
パソコンの作り方知らなくても、パソコンは使えるでしょう?
アプリ開発知らなくてもエクセルは使えるでしょう?

だから、AI作れなくても、いろんなAIを使う事は貴方にもできるはず。

技術に追われるな
新しい技術を追え
AIに奪われるな
AIは使い倒せ

そんな意気込みで乗り越えよう。


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