山梨県へ研修へ行ってきました
10月25日に、果物大国の山梨県へ研修へ行ってきました。
山梨県で、桃とブドウを多く生産している笛吹市へ訪れ、農家さんが運営するカフェや、農園で研修を行いました。
「東中クラブ」という団体に在籍している方々に案内をしていただきました。
研修の内容を簡単にですが、下記にまとめます。
① 農カフェ「クルール」
まず、桃を栽培している「大北農園」が運営しているカフェを訪れました。
農園がカフェを展開している例は、よくありますが、この農園の特徴として、「農業経営とカフェ経営を完全に分けている」ことが他の農園カフェと違います。
農業経営の傍ら、カフェ経営を行うと、どちらかが疎かになってしまうこともありますが、分断することで上手く両立ができていると感じました。
桃栽培では、果樹大国の山梨ならではの高い技術力を感じました。教えていただいたことを、飛騨の地でも試してみようと思いました。
②ルッチフルーツデザインスタジオ(株) 雨宮さんとの交流
ルッツフルーツデザインスタジオ(株)の代表である雨宮さんとの交流会を行いました。
新規就農に対する独自の支援も行っており、農業のこれからのことを真剣に考えている方でした。
一番印象的だったのは、「農業は集約化へ向かうのではなく、分業化へ向かう方がいい」との一言です。とても興味深い考え方だな、と思いました。
③東中クラブとの交流会
桃とブドウを生産している農家さん約15名の方々と、足湯ができるBBQ会場で交流会を行いました。
シャインマスカットの生産をしている農家さんが多く、「今年は、シャインの価格暴落がひどかったなー」と口々におっしゃっていました。
しかし、東中クラブに所属する農家さんは、技術が高く高品質なシャインマスカットを生産しているため、価格暴落の影響をそこまで大きく受けなかったとおっしゃっていました。
やはり、いいものを作れば、しっかり儲けることができるな、と思いました
11月には、山梨県から「東中クラブ」の方々(約20名ほど?)が『つむぎ果樹園』へ研修に来てくれます。
とても楽しみです。
日帰り山梨研修とハードスケジュールでしたが、とっても有意義な研修となりました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?