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CSA(Community Supported Agriculture)がお休みの冬の間にできること

今日は1月末。冬真っ只中で、地元のCSA
(Commumity Supported Agriculture)は
おやすみです。
温暖なカリフォルニアや、もしくは大都市であれば
冬の間もあるのでしょうが、こちらは小規模都市で、
かつ夏場以外は雨が多く日照不足な地域。
でも、CSAがお休みでも、地域の農家さんを
サポートしたり、地域の土壌について考えることは
できます。
今回はその中のいくつかをご紹介したいと思います。

1. 地元の農産物を購入する

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地元の農家さんをサポートすることを考えた時、
一番インパクトがあるのが、「Buy Local」。
その地域の気候にもよりますが、私が住んでいるような
冬場日照がない場所ではあまり多くの種類の野菜は
育たないし、価格も高めだったりします。
でも、地域の有機栽培農家さんは、地域に一年を通して
新鮮な野菜を提供したいという使命のために、冬の間も
ゴム引きの作業着をきて、軍手をはめて、長靴の下に
厚手のソックスを履いて畑の世話をしてくださっています。
そんな背景を思い浮かべると、感謝しかありません。

また、何百キロも離れた場所から収穫後輸送される、
季節外れのトマトやスナップエンドウ、ほうれん草。
とてもありがたい存在ではあります。
でも、数キロ圏内の、バリエーションは少なくても
新鮮なビーツやルッコラの生命力にはかなわない。
そう思います。

だから、たとえ種類は少なくなっても、極力地元の
ファーマーズマーケットやローカル農家さんの
野菜を取り扱っているスーパーで買いたいと思います。

2. 野菜の苗を買って植えてみる

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これは本当に住んでいる地域の気候によりますが・・・。
私の住んでいる地域では比較的気候がマイルドなため、
冬の間でもハーブやビーツなどは育てられるため、
その苗が売っていたら購入して植えて育てています。
夏の間の家庭菜園も楽しいのですが、日々ものすごい
勢いで育っていったり、他にもいろいろ夏を満喫する
イベントが目白押しで。それに比べると、冬の間は
そこまでドラスティックな変化もなくゆっくりで、
寒くなるにつれて家時間も増えるので、じっくりと
腰を据えて土を触るいい機会です。

今は、家族みんなが大好きなソラマメの秋蒔きをした
苗があって、みんなでちょこちょこ観察しています。
また、去年の春に、咲き終わったチューリップと
ヒヤシンスを庭の隅っこに植えてみました。
こちらもちょこっとめがでてきて、でも先っぽを
鳥に食べられてしまったりもしましたが、
庭遊びをするたびにちょこちょこ楽しみにのぞいています。

3. 地元の作り手さんを探してみる

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どうしても農家さんの活動は控えめな冬場。
ファーマーズマーケットをのぞいても、
どんどん収穫できる量が減っていて、
カボチャはもう先週でおしまい、
ビーツもゴールデンビーツしかもうない、
なんて状態になっていきます。

そんな時に楽しいのが地元の作り手さんを探すこと。
インスタを使った直接販売が盛んな昨今、
地元の作り手さんたちがインスタやHPで沢山
見つかると思います。
私たちも自家製酵母と粉にこだわり、自分で製粉
したりしているパンの作り手さんを知り、
冬の間CSB(Community Supported Bread)に
サインアップしてこだわりのパンを楽しんでいます。

4. まとめ

今回は、冬CSA(Community Supported Agriculture)が
お休みの間にできる、地元農家さんのサポートや地域と
繋がる方法についてご紹介しました。
特に農家さんにとって、冬はたくさんの片付けや春夏へ
向けた仕込みがある一方、収入も減る厳しい季節。
一年を通じてサポートをして、オーガニック野菜を作り続ける
環境をサポートし、私たちの健康や未来の土壌が守れたらと
思います。

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