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新しいAdobe Fireflyで人物や動物の複雑なポーズが可能になった![ライブ配信]- Blog 2024/04/02

予告です。
今月からライブ番組を配信します。すでに告知していましたが、第1回目を4日(木)に実施する予定です。

第1回目は、先月の26日にリリースされた新しいAdobe Fireflyを取り上げます。新機能の「構成参照」の探求です。
既存の「スタイル参照」と組み合わせることで、プロンプトでは表現不可能だった人物の複雑なポーズなどが可能になりました。

1つの手法として、3DCGをFireflyのリファレンスにしたワークフローを考えてみたいと思います。

3DCGツールでFireflyのリファレンスを作成した結果

無料で提供されている3DCGツール「DAZ Studio」を使用します。

DAZ Studio

以下は、DAZ Studioで作成した3DCG画像をFireflyのリファレンスにして生成した結果です。高忠実度のイメージ生成に驚いてしまいました…

Adobe Fireflyの生成結果

これをプロンプトだけで表現するのはかなり難しい。
不自然な関節の人間が生成され、イメージの制御もほぼ不可能です。

プロンプト入力では表現しにくい複雑なポーズ
かなり忠実…

スタイル効果を組み合わせると、イラストや漫画スタイルの生成も可能です。以下の生成画像は「アニメ」「コミックブック」「フラットデザイン」などを適用しています。

スタイル効果でイラスト/漫画スタイルにする
適用しているスタイル効果
これをプロンプト入力だけで表現するのはほぼ不可能?

ちなみに、DAZ Studioのレンダリングは「低品質」にしていますので、上記の画像で1~2分程度です。このプロセスで時間がかかってしまうと意味がないので、可能なかぎり品質を落として、レンダリング時間を短縮しています。

  • 参考 (使用したPC):Intel Core i7-9750H CPU @ 2.60GHz 2.59 GHz / 64GB / RTX 2070

  • DAZ Studioのレンダリング時間:1~2分

  • Fireflyの生成時間:数十秒

Fireflyの生成画像をCreative Upscaleしたもの
Fireflyの生成画像をCreative Upscaleしたもの


ライブ番組「Creative.Edge Live」の第1回目は、この新Fireflyの使い方を模索します。

尚、当日午後8時からAdobe公式のライブ番組があります。

  • 【CC道場 #477 】Adobe Firefly 1周年!新機能「構成参照(構図の参照)」の使い方 - 轟啓介 | アドビ公式

「Creative.Edge Live」では、基本的なことはやりませんので(新機能は理解されている前提)、ぜひCC道場をご覧ください!
初心者向けにやさしく解説してくれると思いますので、新機能の知識が無い方はCC道場で学習しておいてください。

今回の概要は以下のとおりです。

ライブ配信の概要:

  • 日時:4月4日(木)午後10時から

  • 配信時間:1時間程度を予定

  • 内容:新しいAdobe Fireflyの新機能を探求する(新機能の初歩的な解説はしないので同日のCC道場をご覧ください)

  • 視聴方法:noteで配信します(ライブ配信ページにVimeoライブを埋め込みます)。誰でも自由に視聴できます。

  • アーカイブ:ライブ番組のアーカイブは残りません(メンバーシップに保管されます)。

  • その他:X(旧Twitter)でも同時配信する予定

※予定変更があれば、このページを更新します。

※月曜にXで「水曜日に配信」と告知しましたが「木曜日に変更」されています



更新日:2024年4月2日(火)/公開日:2024年4月2日(火)

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