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家についての経歴

今から約四年前の2019年11月22日に僕たちは結婚した。現在は妻と犬二頭と一緒にペット可能物件の1K大東建託に住んでいる。それまで僕は結婚することはないと思っていた。2017年に東京の片隅に中古戸建の家を購入した。独身で一人で住むには4LDKはもったいないと思って市営住宅団地住まいだった両親にもついでに住んでもらうことにしたのである。かくして僕、父、母との三人での戸建での生活となった。住宅ローンの返済期間は25年間で0.625%の変動金利。65歳に完済する予定であり毎月7万5千円ほどの返済をしている。戸建の家を購入するまでは僕は一人暮らしをしていた。もともとは市営住宅で両親と同居していたのだが、今から約10年前に賃貸での一人暮らしを開始したのだ。そのときの家賃は8万円ほどであった。しかし数年程して仕事の関係で山梨に二年弱住むことになった。山梨の物件は会社で借りていたのだが、その間、自分の賃貸はまた戻った時にないと困るので借り続けていたのだ。週に一回帰るか帰らないか帰ったとしても親の実家に帰る日々。住んでもいない家に2年間で家賃を約200万円ほどかけてしまった。そんな経緯もあり、なんだか賃貸がもったいない気がしてきて、今後また仕事の関係で家を空けることになることも懸念した。そこでどうせなら戸建の家を買ってついでに住んでみないかなといったノリで親に相談してみると、以前までは僕の人生があるからと言われていたのだが、さすがにもう結婚することもないのだろうと諦められたのか、意外にも乗り気であった。もともと物件を見るのが好きだったというのもあるかもしれない。そして不動産会社に行き中古物件を大体20件ほど物色及び内見した結果、今の家を購入したのであった。そしてその約二年後に結婚したのである。いきなり僕と妻と両親との同居はハードルが高いかなと思いとりあえず二年間ほど賃貸で僕たちは二人の生活を楽しむことにした。それはそれでまたよい経験となったと思う。結婚して早々、妻にも懐いていた一匹の犬(ミニチュアスムースダックスブラックタン)であるリリーが亡くなった。ふと出逢った似ているけど足の長い犬。四人の絆が生まれるかもしれないという期待もありミニチュアピンシャーのサリーを四人で迎えた。しかし結局、サリーは戸建の方で飼育することになるので賃貸では飼えない。それがさみしいという妻が見つけたのはリリーと同じ犬種の二頭の兄妹犬であった。そしてその二頭を迎えるにあたりペット可の物件を探して、もし見つからなかったら戸建での生活も考えていた矢先、偶然犬二頭まで飼育可能な二軒目の大東建託が空いたのだった。妻は仕事を辞めて専業主婦となっていたので犬を迎えやすい環境も整っていた。新たな賃貸は川沿いにたたずむ雰囲気の明るい居所である。時が過ぎるのも早いもので賃貸で二人の生活をはじめてから四年となった。当初の賃貸暮らしの二年というざっくりとした期間もとうに過ぎてしまった。じりじりと経済的に少しずつつらくなってきた気がして、生活は楽しいのだがそれが唯一の悩みであった。住宅ローン返済と賃貸家賃で毎月約15万円の支払いとなる。家計管理は僕が行っている。以下が概算となっている。

給料手取り 約400,000円
住宅ローン 76,000円
固定資産税   8,000円
賃貸家賃  76,000円
食費・雑費 55,000円
光熱費   22,000円
車維持費  15,000円
保険料   10,000円
通信料     5,000円
積立NISA  33,333円
円定期貯金 50,000円
妻小遣い  20,000円
犬     20,000円
残高      9,667円

毎週日曜日に妻と一緒に車でスーパーに買い出しをして、なるべく安くなるようにしている。これはコロナになったときの習慣も含まれている。それでも賃貸家賃76,000円が固定費としてかかり続けるので余裕はない。妻の小遣いは1万円から2万円にアップしているが妻はそこから自身のSoftbankのスマホ代と賃貸の家のSoftbank Airの料金を払っているので、実質残るのは1万円ほどになっている。そして僕は小遣いなしでやっているのである。好きなものが欲しいときは、結婚する前の特有資産を株式運用した配当金などから捻出している。先日、妻にここを退去するタイミングは僕に任せるよと言われたので、母に電話をして来年中には戸建の方に少しずつ荷物を移動して、遅くても再来年の四月のここの大東建託の更新月までには移住する旨を伝えたのだった。母曰くもともと僕の買った家であるし、おかしいなと思っていたとのこと。妻は自由な時間がなくなる、と嘆いていたが、戸建に行っても自由な時間を過ごしてほしいというのが僕の勝手な希望である。戸建に移住した際の家具のプロットを考えるために、図面からCADにて間取り図面を作成し、二人で家具の置き方を考えている。来年中には同居が目標である。妻が一番大変な境遇になってしまうのは申し訳ないが、もしどうしてもうまくいかなかった場合は別の解決策を考えるしかないと思っている。戸建での二人+二頭のスペースは主に二階となり8.6畳の部屋、5.3畳の部屋、2.5畳の納戸、4.5畳の小屋裏となっている。5.3畳は父のサブの部屋となっていたので、まだ物が残っているが少しずつ整理していくれてはいるようだ。5.3畳は妻の部屋と考えていたが、二人の集中部屋になりそうな予感。何はともあれ戸建で両親は幸せに暮らしていて、僕と妻も賃貸で幸せに暮らせている現状。であれば同居しても幸せでいられるのではないかという甘い希望を抱きながら、新たな生活に挑戦したみたい。

家の略歴
2014年6月 賃貸一人暮らし ※期間22ヶ月

2015年4月 車購入

2016年4月~2017年11月 山梨暮らし ※期間20ヶ月

2017年12月 戸建購入

2019年11月 結婚
2019年12月 大東建託 1軒目 ※期間16ヶ月
2021年4月   大東建託 2軒目 ※期間32ヶ月(※2023年11月現在)

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