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6年生へのビデオレター作成 教員のICT活用スキルUPになった話 「動画編集」「エアドロ」基礎固め

 国語でTeams投稿筆談が盛り上がった話、ビデオレターの劇の背景にViscuitを使おうと1年生が言い出した話、タングラムアプリ、キュビナ、校内研修のまとめと次年度計画、研修会復伝、ウェビナー&書籍のレビュー、・・・書きたいことは山程ありますが、とりあえず1つ。

 勤務校では、6年生を送る会を一堂に会して行うことをやめ、ビデオレターを贈ることとなりました。

 近い将来には、児童が自分のWindowsタブレットで動画を撮影し、編集できるようにしたいものですが、本校の実態としては、そこまでではありません。教職員間でも、Windowsタブレットを使用しての動画編集は研修しませんでした。
 私個人は、以下を使い分けています。
1 仕事で撮影したiPad内の写真や動画で動画を作る場合はiPadでiMovieを用いて行う。(今回の年度末保護者会で投影したスライドショーもこちらで作成)
2 作り込みたい時は、昔から使い慣れている「PowerDirecter」という安めの有料ソフトで、WindowsPCを用いて行う。(ダンス手本動画、九九の歌YouTubeにアップしてある動画、我が子の成長記録DVD用)
3 スライドショー等、ものによっては、「PowerPoint」でビデオ出力(都道府県の歌や理科の歌等YouTubeアップ動画)

 今回のビデオレター作成は、結果的に、教職員のICTスキルアップに繋がりました。エアドロ等、「そんな基本的なこと」と思われるかもしれませんが、ベテラン層も多く、文書作成、点の集計がパソコンを使ってする仕事のメインである現場の実態はこうです。基本を確実に全員が無理なくできるようにする、そうなるような仕組みを作る(教師が児童に教えてもらうことも含めて)、それが私の使命の1つです。
 私や知っている者が質問を受け、それに答える形で、数人の方が以下のことができるようになりました。

① iPadで撮影、「iMovie」で編集、出力

 メッセージ動画、合奏動画、静止画と文字、それらをつなげる。場合によってはテロップやBGMを入れる。
 その「プロジェクト」を、動画として出力する。

 「え~!全部iPadでできるんだね!」と驚いていらっしゃいました。

 本校は、児童と担任にWindowsタブレットDynaBookが配付されていますが、担任にはiPadも個々人に割り当てています。起動、AppleTVでの無線投影など、手早くできることが多く、重宝しています。そのため、今回も、iPadで撮影、編集される方がほとんどでした。

② iOSの「エアードロップ」で、6年担任に送る

 本市では、平成31年頃だったでしょうか、iPadが各校に担任数分程度配付されました。小規模校では個人に割り当ても可能ですが、大きい学校では無理です。そのこともあり、活用には個人差があります。また、スマホも、iPhone、Android様々です。そして、昨年度導入されたGIGA端末はWindowsタブレットです。ですから、「エアドロ」を知らない教職員もいるのです。

 その面で、6年生担任のiPadに動画を送るという今回の機会は大変良い機会となりました。Teamsにアップして送る方法もありますが、時間がかかるのと、画質が落ちるのとで、今回はエアドロです。選択肢がある素晴らしさ。

 ちなみに、Windowsタブレット使用の児童がWindows純正アプリで動画編集をするとなると、「ビデオエディター」というアプリを使うことになります。
 

 少し見た感じ、他の一般的な動画編集アプリ、ソフトと似ています。


 年度末、コロナ禍だからこそ、必要感をもって、基礎固め! 年度末で一層忙しいですが、現場では、それこそオーセンティックな学び、個別最適な学び、協働的な学びにより、一歩一歩進んでいます!

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