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#舞台感想

心を動かされた演劇や舞台についてのレポを募集します! 作品名のハッシュタグと一緒に投稿してください。

急上昇の記事一覧

【舞踊・花柳界】東をどり

 2024年5月25日(土)、今日は忙しい一日でした。外出し、新橋演舞場で「東をどり」にも行って来ました。記録を残します。  5月27日(月)まで開催中です。内容を少し記載していますが、私の知識レベルでは、ネタバレではないように思います。紹介記事です。 ■はじめに いきなりですが、HPからの引用です。私は、これまで、こうした花柳界に足を踏み入れたこともなく、お酒もあまり飲まない方なので、さすがに場違いなのではと思ったのですが、踊りを見てみたかったこともあり、参加して来ました

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吉田羊主演ハムレットQ1 感想未満の感想

言わずと知れた名作、シェイクスピアの『ハムレット』。なんと吉田羊がハムレット役を演じる舞台があるということで、渋谷のパルコに観にいきました。 舞台を観るのは人生初。かなりドキドキしながら劇場に入りました。 感想は……なんというか……、観劇経験がなさすぎて、ぜんぜん言語化できていません。ただただ圧倒された。 感想を語りあうときも、 「あのホイコーローみたいな名前の人、なんだっけ?」 「ホレイショー? 私は馬鈴薯みたいだと思ってる」 という非常にアホな会話をしました。 性

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荒川十太夫で猿之助さんを想う

24日、浅草木馬館で行われた「三咲隼人花形襲名2周年記念」公演を観劇してきました。 お祝いとあり、猿ゆか仲間5人で昼夜を満喫。劇場内は補助席も出る盛況ぶりでした。隼人さんは暁人座長の弟さん。私はまだあまり回数は観ていませんが、友人が贔屓にしている役者さんということもあって注目している方の一人です。 舞踊ショーではいつもパワフルで動きが速い。スマホ撮影が追いきれません(笑)お芝居も気持ちいい。熱が伝わってくる。それに個人的に芝居の時の声がいいなぁと思っています。 この日は

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舞台 「ウィークエンド」 観劇レビュー 2024/05/22

公演タイトル:「ウィークエンド」 劇場:下北沢 小劇場B1 劇団・企画:画餅 作・演出:神谷圭介とチーム画餅 出演:神谷圭介、浅野千鶴、生実慧、加藤美佐江、東宮綾音、長沼航 公演期間:5/21〜5/26(東京) 上演時間:約1時間30分(途中休憩なし) 作品キーワード:オムニバス、コメディ、コント、オカルト、SF、青春 個人満足度:★★★☆☆☆☆☆☆☆ お笑いコントグループ「テニスコート」の神谷圭介さんが主宰する演劇ユニット「画餅」の4回目の新作公演を観劇。 「画餅」の公演

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(感想)淡々と、ただ思うところを述べる

(以下、筆者Xより修正を加え転記) 劇団出会い頭『ゆうちゃん、それは愛じゃなくて執着だよ』鑑賞。チェーホフの『ワーニャ伯父さん』をベースにした、別居している夫婦と妻の妹の会話劇。会話劇というと自然な感じで話す形が多いと思う。そうでなければ反対に大げさ過ぎるほどに。この公演での演技はそのどちらでもない。 特に夫の「ゆうちゃん」の発話が淡々としており、戯曲のセリフにアレンジを加えずそのまま発しようと試みているのだろうかと感じた。ただ、妹と妻(音声のみ出演)にはいわゆる普通の演

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ナビレラ感想━年齢、性別……自分を縛るものから降りよう。それが舞い上がるということ

 ミュージカル「ナビレラ」を見ました。「のだめカンタービレ」で三浦宏規さんのバレエを見て以来、もっと踊るところをみたい!と思っていたので、とにかくバレエのシーンが楽しみだったのですが……見終わった後に印象に残っていたのは物語そのものでした。  ストーリーは大変に王道です。家族との関わりが薄く無気力でせっかく才能があるのにバレエに身が入らない若者と、病気を抱え今のうちに自分のやりたいことをやっておきたいと願う高齢者が出会い、さまざまな障害を乗り越えて心を通わせていく物語です。

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その劇場の光の道がほんとうに好きだ

かつては立派な芝居小屋だったのだろう名残の屋根。 漏れ聴こえる音楽の中扉をあける時はいつもドキリとする。 真っ暗な空間、舞台に体ひとつ。 それを本当に一筋と言いたいような光が照らし、魅入る人びとが居る。 脳が痺れるような感覚になりながら客席に座る。 何度訪れてもドキドキとする。 先週行けた帰路、ちょっとジワッと来てしまった。 先月は行けたけれど行ききらなかった行けきらなかった。 よく考えるとそれも贅沢というか傲慢な話でもあるかもしれない。 でも今月訪れて扉をあけその空気

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観劇っていいな。

観劇は人生に特別な時間をくれる 私は明日海りおさんのファンです。 明日海りおさんは2019年まで宝塚歌劇団花組トップスターとして活動し退団された今は研音に所属して活動中の俳優さんです。 そんな明日海さんは『舞台が生きがいだ』と公言している程に情熱を持って舞台に生き、舞台を愛する方なのです。 最近はTVでも拝見できるようになりましたが、やはり生の明日海さんに逢える(一方的に『観る』のですが、ファンにとっては『お逢いする』ような感覚)機会となる『観劇』は私にとって人生に特別な

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ミュージカル「ナビレラ─それでも蝶は舞う─」観劇感想

 こんにちは、雪乃です。今日はミュージカル「ナビレラ ─それでも蝶は舞う─」を観てきました。久しぶりにバレエをしっかり観られて大満足です。  なんと言っても素晴らしいのは、才能はありながら燻っている若手バレエダンサー・チェロクを演じた三浦宏規さん。歌・ダンス・演技の3拍子揃った方であり、ナビレラで拝見できるのをずっと楽しみにしていたのですが本当に素晴らしかった……!漫画から抜け出してきたかのようなビジュアル。稽古着や普段着で踊るシーンが多いものの、2幕の劇中公演で「これぞバ

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天一坊の表と裏~劇団暁

浅草木馬館では劇団暁が公演中です。 14日~22日まで恋川純弥さんがゲストなので行ける日は行っていました。ここでもお声をかけて一緒に観劇してくださいました皆様、有難うございました。 リアル友人、同僚、フォロワーさん。。初めましての方もいらして嬉しかったです。インスタを読んでくださっているという純弥さんファンの方に声をかけられたのも嬉しかったです。 いろいろお話したいことがありますが、今日は芝居で観た「天一坊」のこと。発表になった時、観たい!と思いました。2年前の4月に猿

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『舞台【紅絵巻】』観劇

舞台『紅絵巻』を見てきました。 詳細は上記リンク先をご参照ください。 独特の試み モーションキャストの動きにボイスキャストが声をあてるという、舞台に朗読劇が合わさったような独特のステージ。 観劇前はどのような作品になるのか想像もつきませんでした。 端的に説明してしまえば「モーションキャストの動きと連動してボイスキャストが朗読しています」という上記の文章の単なる繰り返しになってしまうのですが、実際とても面白い試みに感じました。 海外映画の翻訳をリアルで見ているような感

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舞台 アサルトリリィ新章 第2弾の感想

大翔です。アサルトリリィの舞台の感想です。 今回は新章の2弾です。前回の続きで大島での激闘が描かれてます。 1弾の続きではありますが、ちゃんとおさらいもありますのであまり問題は無い様になっていますし、今回(恐らく)初めて前説で設定解説をしてくれます。 シリーズの続編だけども初心者にも優しい舞台です。 ストーリーはスマホゲームのラスバレの方でも平行して展開されてますが、そっちも見なくても問題ない程度には事態や展開は分かるようになってます。 大島でデスゾーンを阻止する為に

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舞台付箋 ミュージカル『薄桜鬼 真改』土方歳三篇

2024年4/21昼公演メモ。ヴィンサガと同時期に見ていたのに書き損ねていたメモ。 ■舞台付箋初めて薄ミュを観たのが2015年1月の藤堂平助篇、以来の毛利亘宏氏薄ミュと聞いちゃ行ってみるしか、ということで観てきた毛利氏薄ミュ。 原作がしっかりあるし、その原作に沿うように作られているので、昨年までの西田氏演出脚本と何が大きくシナリオが変わる訳じゃあないのに、漂う雰囲気が違うのがとても新鮮。すげー!どちらもちゃんと乙女ゲー原作なんだよなあ。薄桜鬼と薄ミュに詳しくないのでふんわり

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【はじめての2.5次元舞台】『HUNTER×HUNTER THE STAGE 2』天王洲 銀河劇場

言わずと知れた、という慣用句がピッタリくる作品は世の中にそう多くない。 しかし、この作品は迷わず「言わずと知れた漫画」だと言ってよいだろう。日本国内のみならず世界で読まれ愛されている、そして連載再開を熱望されている。 作者は、冨樫義博氏。 言わずと知れた『HUNTER×HUNTER』のことである。 といっても、本記事は漫画について述べるわけではない。漫画を原作とした舞台作品の観劇記録である。 “2.5次元舞台(ミュージカル)”と呼ばれる舞台演劇の台頭が目覚ましい。 漫画・ア

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初生観劇してブリミュAtBキャストが一番好きになった件(ネタバレ感想)

「ROCK MUSICAL BLEACH」 ~Arrancar the Beginning~ 5月25日(土)マチネ初生観劇感想 ※ネタバレを多大に含みますむしろネタバレしかしてない。乱雑長文注意。そして終始キャスト名ではなくキャラ名で表記しています※ 一護と織姫をはじめとしたキャスト全員がキャラ本人すぎてやばい(※一護、織姫推し兼一織オタク兼一織キャストにメロってるため感想が非常に偏ってます) OP曲の全員登場〜歌唱〜黒シルエットバーンが原作のキャラすぎて泣いた(ガチ

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とにかく完成度高し、夢いっぱい! ~ ミュージカル ゴースト&レディ ~

色々と舞台を観に出掛けるようになって、5年以上経ちましょうか。 オペラやプロレスにも足を踏み入れ、生の迫力にときめく今日この頃です。 そして舞台でハマると言いますと、パっと頭に浮かぶのは劇団四季と宝塚歌劇団ではないでしょうか。 特に避けていた訳でも無く、両方ともまだ未体験。 いつか出掛けてみたいわぁと思っていた矢先に、チケット案内メールがピコーンと届きました。 お試しに抽選へ参加したところ、運良く当選! 浜松町のJR東日本劇団四季『秋』へ出掛けました。 ここから

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舞台アサルトリリィ新章 後編

昨年12月の前編の感想はこちら 舞台「アサルトリリィ・新章」サングリーズル編『花々の黄昏』/大島近海ネスト調査隊編『玲瓏たる深潭』 例によってネタバレを含むので以下閲覧注意。 今回は箇条書きベースの感想が中心。終盤は客席からすすり泣きの声がはっきり聞こえるほど感動に包まれるような盛り上がりを見せたことから、燃え尽きてなかなか心の中から感想が湧き出てこない。言葉を失うとはまさにこのこと。 ・二川二水有能すぎ、きいたんからの信頼が厚いのも頷ける ・一人の女を巡る女と女の熾

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團菊祭五月大歌舞伎『伽羅先代萩』 政岡の赤い衣裳

評判を聞きつけ、幕見席で夜の部を観劇。上演は今週いっぱい。幕見の開いた瞬間に、この演目の人気がわかるようでした。大向こうも立派で、憎々しい悪役・八汐は代役で、養成所出身の中村芝のぶ丈でした! さて、その感想は? うぁ〜ん、政岡、可哀想。とっても、辛い話で、涙ぐんでしまった。一場の『御殿』は中身の半分が、子役ふたりと政岡だけの芝居。 打掛を脱いでの「飯炊き」というお茶の道具で、幼い殿・鶴千代が食べるご飯を炊く、長い場面がある。政岡の赤い衣装をじっくりじっくり、見守る。共に仕

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『CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』感想

はじめに 先日『CROSSROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』を観劇してきました。無職になってから初めての観劇、しかも平日の昼間だったので謎の優越感がありました。(お前は早く働け)しかし、平日昼間ってたくさん人がいらっしゃるんですね。正直、夜公演よりも埋まってる感じがしました。では、さっそく感想へ!!! 注意本当に正直に書きます。ただし、個人に対する誹謗中傷はしないように細心の注意を払います。また、私は一回しか観劇していないため、多少事実と異なる点が存在するかと

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中野成樹+フランケンズ『ちがう形』を見た人間のまどろみ

 2024年5月23日19時の回、Bプログラムを観劇させていただきました。も~~~個人的新感覚。ナカフラ大好きになりました。なんか、ずーっとすっとぼけてて、100分間2355を見てるみたいな。おもしろくて、ゆったりしてて、ぬくくて。もっとずっと見てたかった。  なんか、言語化するためのnoteなのに、この作品に関してはマジで言葉にできない感覚が大きすぎて困ってます。なんだろう、もう観てとしか言いようがない…。  以下、ネタバレを含みます。  上演の順番としては、『8ビー

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