見出し画像

standfmでギターとか繋いで音楽配信するときのオーディオインターフェースとかの繋ぎ方

配信者ってわりと配信機材を衝動買いしがちだと思うんですけど、衝動買いしたあとに後悔することも多がちなので、悲しみを減らすために僕が実際に稼働させてる配信環境を共有します。ただ自分は音響プロとかじゃ全然ないので話半分で読んでね!

配信機材

パソコン Mac ソフト

Macは説明不要なのでいいとして、よく使うソフトはこんな感じ!

  • GarageBand(DTMソフト)

  • MusicとかSpotifyとか

    • Music: BGM流しながら配信するときに使いがち

    • Spotify: カラオケ歌っちゃ王のカラオケ音源を使うときに使いがち、歌っちゃ王の音源はYouTubeにもあるけど、Spotifyにはガイドボーカル無し、キー-5〜+5の音源があるので、歌っちゃ王つかうならSpotifyから使うのがオススメ

  • Soundflower

    • カラオケ歌っちゃ王の音源をGarageBandに取り込むときに音質劣化が少なく取り込めるのでよき

オーディオインターフェース YAMAHA AG06

オーディオインターフェースとは、なんか音の入出力をまとめる機械である。パソコン一台でなんとかしようと思えばなんとかなるのかもしれないけど、ソフトウェア経由だとモニタリングヘッドフォンに音が来るまでに1秒未満のタイムラグができたりしてこれがけっこうストレスなので、やっぱオーディオインターフェースはハードウェアじゃないとあかん

僕が使ってるのは YAMAHA AG06。もうちょっと小さいAG03っていう機種もあって、配信者はAG03とAG06のどっちにするか迷いがちなんだけど、5000円しか変わらないので買うならAG06のほう買えばいい気がする。違いは詳しくしらないけど、AG06のほうがとりあえず挿せる穴が多い

エフェクターは「イコライザ+コンプレッサー」「リバーブ」がついてて、設定値はパソコンにUSBで繋いだ状態で調整可能。ボイスチェンジ機能みたいなエフェクターは無し。

AG06MK2っていう後継機が去年でたみたいで、こっちのほうが1万円くらい安いので、いまから買うならMK2の方でいいのかも。ただ僕が実際に使っているわけではないので、動作未確認。

マイク

マイクちょっと自信がないけど、コンデンサーマイクのBlue Yeti使ってます。パソコンにUSB接続しないと音拾ってくれなかったり、オーディオインターフェースのマイクINPUTに、コンデンサーマイクのモニタリング穴から3.5mm線で繋いだり変なことしてるし、あんまりよくなかったかも…。あと油断してUSB端子をグニャらせて使用不能になってハンダ付けで直したことある。いまから買うなら別のマイクにするかもですねー。

MIDIキーボード

MIDIキーボードとは、単体では音はならないけどMIDI信号とかいうやつをUSBでパソコンに送って、パソコンのGarageBandが音を鳴らすメカ。打ち込みはマウスでポチポチやっても音はなるんですけど、MIDIキーボードを使うと次のような感じでよき!

  • 素早く打ち込みできる

  • 和音を鳴らすときの音の開始に微妙な揺らぎができてリアル感が出る

  • 鍵盤を叩く強さ(ベロシティ)が取れて、これによってGarageBandの方で絶妙に音色が変わるので、リアル感が出る

僕が持ってるのは M-Audio の Oxygen Pro 49鍵。DTM詳しそうな人に「打ち込みが…打ち込みがやりたいです…!」って言ってみたところ、「かつて一世を風靡したOxygenというMIDIキーボードがあってね…」という話を聴けたので、その後継機を買ってみた。

MIDIキーボードがあると、かなり色々な音色が出せるので楽しい!これはスタフェス紅白歌合戦2022年に出したやつで、ピアノとドラムをMIDIキーボードでGarageBandに打ち込み。

これは自分的に一番よくできたと思ってるやつで、シンセサイザー、お琴、タンバリンをMIDIキーボードで打ち込み。タンバリンとか本物を叩いてるっぽく聴こえるから、MIDIキーボードとGarageBandすごい

エレキギター

アコギのほうが配信映えするよなーとは思いつつ、自宅でアコギをジャカジャカ引けないので2万円くらいのエレキギターを持ってます。アンプとか無くてもAG06と繋げば音がなるので、エレキギターと、シールドケーブルだけ買いました。

僕がもってるギターはSquierのギターで、なんかよく分からなかったからAmazonで評価件数が多いやつを買ってみたんですけど、Fenderの廉価版ということで練習用に超よかったなと思ってます。

いちばん最近ギターで作った収録はこれ!

iPhoneに充電しつつUSB挿せるようにするやつ

ライブ配信のために、AG06のUSB端子をiPhoneのlightning端子に差すときに変換アダプタが必要なんですけど、「スマホの充電がヤバくなってきたのでライブを閉じねばならぬ」という悲しい状況を避けるために、「充電ケーブルとUSB端子を両方挿せるアダプタ」がオススメ!

Apple純正のは高いけど壊れにくいので僕はこれ買って使ってたんですけど、なんか在庫切れっぽい。サードパーティー製ので似た製品があるので、それを使うとよいです。

接続方法

歌ってみた収録の接続例

収録の場合、GarageBandで音源ファイルを作ってからスマホにmp3ファイルを送り、これを収録の外部音源機能で取り込んで公開してます。繋ぎ方は下の絵のような感じ!


マイクとギターはAG06に繋ぎます。AG06はPCとUSBで相互に入出力接続し、AG06側で鳴る音はGarageBandに取り込める状態にします。

MIDIキーボードはUSBでPCと繋いでGarageBand上の音を鳴らすという普通の利用方法、この音はほぼタイムラグなくモニタリングヘッドフォンから聴こえます。

モニタリングヘッドフォンは、ギター、マイク、PCでなってる音(カラオケ音源、MIDIキーボードの音)が同時で聞こえる状態になります。歌ってみた収録するときに、自分の声がモニタリングできるってのはかなり大事な気がするので、モニタリングヘッドフォンは要る!

マイクとPCをUSBで繋いでるのは電源供給用なんですけど、たまに弾き語りじゃなくて作成済み音源に歌声を乗せたくて、録音は未加工の歌声を取りたいけど、モニタリングヘッドフォンからはリバーブ付きの歌声が聴きたい、みたいな状況(ややこしい)のときに、GarageBandの入力元をAG06ではなくマイク本体にすると実現できます。

ギター弾き語りの場合、歌声とギターをGarageBandに2トラック同時録音して歌トラックだけ加工したいことがありますけど、いまのところ実現できてないです。やり方あったら知りたい。

(2023/02/05追記)↑歌声とギターを別トラックに録音する方法について。AG06の真ん中あたりの「TO PC」って書いてある設定つまみを「DRY CH 1-2」にすると、マイクから拾った歌声が出力1に、ギターが出力2にでるようになるので、GarageBand側で「AG06の出力1から受け取るトラック」と「出力2から受け取るトラック」の二つを作成して、あとはApple公式マニュアルの「Mac用GarageBandで複数のオーディオトラックに録音する」の方法でやれば、弾き語りしつつ歌声とギターを別トラックに録音できました。ただ、マイクがエレキギターの弦の音を拾うので、歌声トラックにも微妙にギターの音が入る。まだ最近これやり始めたばっかりですけど、歌声とギターの音量調整とかは実用的な範囲でできそう。

Soundflowerは、いまPCで鳴ってる音をGarageBandに取り込みたいってときに使うフリーソフト。これを使うと、PCの音声出力をPCの音声入力に繋げられるので高音質で録音できる。

ライブ配信の接続例

次はスタエフのライブ配信の接続方法。収録のときと似てる部分が多いんですけど、一番違うところは、AG06のUSB接続をPCではなくスマホに繋ぎます。

iPhoneには前述の「iPhoneを充電しつつUSB挿せるようにするやつ」を付けて、そこに電源と、AG06のUSB端子を繋ぎます。

この接続にするとAG06にUSB端子経由で電源供給されなくなるので、別端子でコンセントからAG06に電源供給します。

この接続にするとAG06には「ギター、マイク、PCで鳴る音、スマホで鳴る音」が流れ込むので、これを同時にモニタリングヘッドフォンで聴くことができます。コラボライブの相手の声も聴こえます。

スマホにはAG06から「ギター、マイク、PCで鳴る音」が流れ込むので、つまりモニタリングヘッドフォンで聴こえている音のうち、コラボ相手の声以外が、こちらの配信音声としてライブ配信されます。

以上!

自分の配信機材と接続方法の紹介、なにかのご参考になれば嬉しいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?