孤独は嫌だ。

生物として生まれた時点で孤独が確定していて、孤独を埋めるために他の生物と関わる。自分と同じ存在はこの世に存在せず、だから、自分を本当に理解することが出来るのは自分だけだ。
寂しい、誰1人私と同じでは無い。
運命的に心が通じ合うなんてない。
人間は孤独なんだ。
共通の話題がなければ、創作物がなければ、言葉がなければ、共感し合うことは出来ないし、それらを共有したとて、解釈や感じ方は完全に一致することは有り得なく、心に近づけば近づくほど、違いを認識する羽目になる。違うことはなぜ怖いんだろう。孤独がなんで怖いのか。共感、仲間であること、がどうして欲しいのか?生物だから、太古から仲間から外れないためにお互いに共感し合う力は重要とされてきた、仲間はずれになることは死を意味した。そして、孤独を怖がる生物の性質は多分、生命を繋がせたいからじゃないのか?欠けたものを他の生物で補って(恋)、(完全体になった)という妄想を抱かせることで生命を繋がされている。誰?なんの為に?理由なんてないのわかっている。理由とか意味なんて、神様なんて、人間が考えた概念に過ぎないから。誰かにさせられているわけじゃないけど、それにしてもなんで世界はこう、なっているんだろう。繋ぐために苦しまないといけないのはなぜ?なんで人間は他の生物より頭が発展してるの?ミジンコだったら孤独なんて感じなくて済んだのに。いや、ミジンコにはミジンコの苦しみがある。そんな屁理屈言うなら死ねばいいじゃん。考えても意味ないんだから考えるなよ。今気持ちいい事だけしてろよ。なにか上手くいかないことがあるから、哲学者ぶってそんなこと考えるんだろ?もっと忙しくしなきゃ。考えないように。孤独について考えることで、孤独な自分に意味付けしたいだけだ。


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