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ボードゲームの駒を塗る話#7

・風に乗りてあゆむものを塗る話

もうボードゲームの駒を塗る話も7回目ですね、陣営の数で言えば今回でようやく折り返しです。
長かった……、書いても書いても終わらないのですがようやく半分です。
この話最初からついて来られている人いるんですかね?
誰か1人でもこのnoteを読んでクトゥルフウォーズ塗ってみよう!って思って塗ってくれた人がいたら大成功なんじゃないかなって思っています。
今回は、風に乗りてあゆむものを塗っていきます。
見ればわかると思いますが基本的にこの陣営、陣営のカラーが水色、更にほとんどの怪物が寒いところのモンスターということもあり、テーマは氷雪です。
氷の世界です、寒いです。書いてる(2021年8月27日現在)今は真夏ですが。
それでは、風に乗りて歩むものを塗っていきます。

・イタクァを塗る話

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イタクァの外見的な特徴は、目が光っている、戯画化されたような顔、背がめっちゃ高い、高い高いが得意(?)、です。
今回の塗装はほぼ全て同じ工程を経て塗っていますので、まずはそちらを解説します。
#1 土台のベースも含めて全体をベースカラー:コーラックスホワイト(Corax White)で塗り重ねます。
#2 シェイドカラー:ドラクノフナイトシェード(Drakenhof Nightshade)を土台も含めて全体に施します。
※イタクァの場合は、軽くグラデーションになるように下半身は濃いめ、上半身は薄めに重ねています。
#3 土台となるベースも含めて全体にドライカラー:ロングベアードグレー(Longbeard Grey)でドライブラシをかけます。
※これもイタクァの場合は、上半身特に頭部に重点的に下にいくに従ってサラッとドライブラシをかけていきます。
以上の工程は全フィギュア共通です。
#4 口の中をベースカラー:アバドンブラック(Abaddon Black)で塗ります。
#5 口から出ている舌?orエクトプラズム?をコーラックスホワイト(Corax White)で塗り分けます。
#6 上からテクニカルカラー:テッサラクトグロウ(Tesseract Glow)、レイヤーカラー:ムートグリーン(Moot Green)、シェイドカラー:ベルタングリーン(Biel-Tan Green)でグラデーションを作っていきます。
#7 最後に眼の周りをテッサラクトグロウ(Tesseract Glow)、眼本体をムートグリーン(Moot Green)ハイライトにコーラックスホワイト(Corax White)を入れて完成です。

以上イタクァを塗る話です。
かなりシンプルな塗装ながら効果的に氷の世界が演出できたんじゃないかと思っています。
チョーチョー人の次くらいに上手く塗れたと気に入ってます。

・ラーン=テゴスを塗る話

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ラーン=テゴスの外見的な特徴は、丸い身体から沢山の吸入管が生え、カニの爪の様な6本の腕、象の様に長い鼻を持ち、犠牲者の血を吸うとされています。色の言及はありません!ので自由になってしまいます。
#1 土台のベースも含めて全体をベースカラー:コーラックスホワイト(Corax White)で塗り重ねます。
#2 ボディの下半分を覆う無数の触手と、両手の蟹爪、口もとの触手にはレイヤーカラー:ルーサーンブルー(Lothern Blue)を塗って調子を変えます。ここがラーン=テゴスの塗装のポイントです。
#3 シェイドカラー:ドラクノフナイトシェード(Drakenhof Nightshade)を土台も含めて全体に施します。
#4 土台となるベースも含めて全体にドライカラー:ロングベアードグレー(Longbeard Grey)でドライブラシをかけます。
この時、土台の氷部分とボディ本体ではかなりドライブラシの調子を変えています。
氷部分にはかなり大袈裟に、脚部には濃いめに、ボディ上に行くほど軽くなる様にドライブラシの調子を変えていきます。
雪山の山肌に雪が積もっている様なイメージです。
#5 額の眼を含む3つの眼の周りに反射している様にレイヤーカラー:トロルスレイヤーオレンジ(Troll Slayer Orange)を薄めに溶いてグラデーションの様に重ねて、最後にコーラックスホワイト(Corax White)で眼にハイライトを入れて完成です。

以上ラーン=テゴスを塗る話でした。
動き出す雪山みたいな迫力があってこれも気に入ってます。

・ノフ=ケーを塗る話

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ノフ=ケーの塗装もほとんど上の2体と同じです。
違うのは、角の部分のドライブラシには、ドライカラー:ターミナトゥスストーン(Terminatus Stone)で少し調子を変えています。
後は両腕と股下部分で、ドライカラー:ロングベアードグレー(Longbeard Grey)でのドライブラシの後更にシェイドカラー:ドラクノフナイトシェード(Drakenhof Nightshade)を重ねて、影をより濃いブルーにしています。
最後に軽くロングベアードグレー(Longbeard Grey)で両腕と股下部分にドライブラシをかけて馴染ませたら完成です。

・ウェンディゴを塗る話

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ウェンディゴも他と違う塗装をしているのは、お腹からはみ出している内臓?部分だけなので、その部分だけ解説します。
この部分は以前の道を開くもののヨグ=ソトースの落とし仔等のモツとはちょっと変えています。同じでもいいのですが…
コーラックスホワイト(Corax White)の上からレイヤーカラー:ルーサーンブルー(Lothern Blue)を重ねています。
さらにその上から、ドラクノフナイトシェード(Drakenhof Nightshade)で1コート。
その上から、テクニカルカラー:ナーグルズロット(Nurgles Rot)でコートしています。

・氷山を塗る話

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氷山の塗装もここまでフィギュアの塗装と一緒です。
強いて言うならドライブラシをかなり派手目に入れていると言うくらいです。
あまり派手に入れすぎると真っ白になってしまうので調子を見ながら入れていきましょう。

以上風に乗りて歩むものを塗る話でした。
色数も少なくて、簡単な割にとても効果的で塗っていてとても楽しい陣営でした。
どの陣営も塗っていて楽しいんですけどね、かなり難産な塗装もありましたけど、ハスターとか……、ツァトゥグァとか……、シュブ=ニグラスとか……
また次回の記事も読んでいただけるとありがたいです。
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