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「時間がない」は一生解消されない!

みなさんこんにちは。
日々、目の前のことに忙殺されていませんか?
バランスの取れた生活を送るためには、「目の前にある事柄をすべてやらなくてもいい」ということをまず理解しなければなりません。

これは、私の大好きな「7つの習慣」という著書に書かれている内容です。
7つの習慣の中の第3の習慣に「最優先事項を優先する」という内容があります。

時間管理について、7つの習慣の著者であるスティーブン・R・コヴィー氏は、バケツと石で説明しています。

自己啓発や人間関係を構築するための時間作りは、大切とわかっていながら”時間がなくて”なかなかできない。こういった時の常套句があります。それは「余裕ができたらやろうと思っています。」という言葉です。
しかし、これが最大の落とし穴だと私は思っています。

下の図は物事を緊急度と重要度で分けた”時間管理のマトリクス”というものです。上の図の左に行けば緊急度が高まり、上に行くと重要度が高まります。日々行っているすべての事柄は、この4つの領域に分けて考えることができます。

時間管理のマトリクス(7つの習慣より)

先程の、「人間関係の構築」や「自己啓発」などは、緊急ではないが重要なものである②領域となります。この”緊急ではないが重要なこと”というのがポイントなのです。緊急ではないので、今日やらなくても特に困りません。そして明日も同様にやらなくてもすぐには困らないでしょう。

しかしながら、緊急で重要なことである①領域や緊急で重要ではないことの③領域の事柄は、今すぐに対応しなければなりません。そして、対応が終わったとしても次から次へと舞い込んでくるのがこの領域なのです。

なので、緊急ではないが重要なことなことを「余裕ができたらやろう」と考えていても、緊急な案件がどんどん入ってきて、いつまでもたどり着けないのです。

大切なことを優先するためには、考え方を変えなければなりません。大きな石(自分にとって大切なもの)を先に考えるのです。大きい石を先にバケツに入れてしまえば、細かい砂や小さな石はその隙間に入れることができます。
これを遂行するための一番良い方法は、計画と準備です。時間をどのように使うのかしっかりと計画を立てることです。一年365日、一日24時間は誰にも平等です。活動できる時間を増やそうと睡眠を削っても、結局はパフフォーマンスの低下を招くこととなります。

実は「忙しい」が口癖の人ほど、時間管理が出来ていないと思います。
例えば、自己啓発のために読書をするのが大切とわかっていながら、忙しくてできないと思っているとします。しかしながら、その人の一日の時間の使い方を見てみると、何時間もスマホでSNSを流し読みしたりしていたりします。
別に、SNSを眺めるのが悪いとは思っていません。問題なのは、目的が明確でない時間を過ごしてしまっていることです。(④緊急でも重要でもない領域)ネットから得られるものは断片的な「情報」に過ぎません。現代人は情報過多になってしまっています。読書からは「知識」を得ることができます。例えば、事前に計画をしっかり立てていたとするならば、目的を達成するために「知識」が必要になることもあると思います。スマホを眺めている時間を1日15分だけでも読書に充てたとします。そうすると週6日読んだとして90分です。文庫本を1冊読むには2週間もあれば十分ではないでしょうか?

結論として、「時間がないからできない」のではなく、「読書よりもスマホの方が優先度が高いからできない」ということだと思います。

大切なことを「余裕ができてからやろう」と考えていると一生できないと思います。自分にとって本当に大切な事と感じるなら今すぐに計画を立てましょう。行動を起こすことで、必ず変化が生まれます。自分の人生は自分の手で良くしていくしかありません。

最後に、時間管理におすすめのツールを一つご紹介します。
7つの習慣を提唱しているフランクリー・コヴィー社の手帳があります。
時間管理はもちろん、この手帳を使うことで7つの習慣が総体的に学べます。私も愛用しておりオススメです。

自分にとって「緊急ではない重要なこと」は何なのか。自分自身を見つめ直して、時間の使い方を意識することで、後悔しない人生を送ることができるのではないでしょうか。

いつも読んでいただきありがとうございます。


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