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私と旭川14歳女子凍死事件について

少々、係わりが出てしまいましたのでメモを残します。
まず、旭川で行方不明になられた女の子を探す、ご親族のツイートを、私(チモッティー)は2021年2月~3月、多くの方とリツイートしながら心配していました。
家出なのかな、攫われてしまったのかしら、無事であってほしいと。

2021年3月23日、女の子は遺体で発見されました。
今日は5月23日。女の子が凍死体で見つかって、ちょうど2か月です。 どれだけ心細かったろうかと思います。

事件は文春の報道により、一気に話題になります。
いじめによって被害を受けたあとの自殺ということでしたが、あまりにも内容がセンセーショナルでした。

Twitter、Facebook上で、多くのユーザーが女の子の無事を祈り、探していたうえに、その凄惨ないじめの概要が報道されたのです。

一気にネット民の感情は過熱しました。
いじめ加害者の情報を探し出し、晒すものが続出しました。

私は、静観していました。 いえ、少し違いますね。

正直に書きます。
皆さん、ずいぶんリスキーなことをするなあ、晒すにしても何重にも用心して、海外サーバーでUPすればいいものを、などと性格の悪いことを考えていました。

私自身は晒し行為はしません。
でも、疑問がたくさんあります。 教育機関の対応にも問題があったし、警察の対応にも不満があるし、少年法の壁にだって憤りを感じるし、何よりも行方不明になった後、凍死体でみつかったことが納得いかない。
極寒の中、軽装で発見現場の公園まで単独で少女が移動できたのかすら私には疑問でしかない。

多くの人々が同じ気持ちを持った結果が、文春の報道後のネット上での動きです。

2021年4月15日
文春の報道が公開されています。
https://bunshun.jp/articles/-/44765

ここを皮切りに、怒涛の勢いでネット民は動きました。
匿名掲示板で情報を交換し、どんどん、いじめ加害者と思われる人を晒す行為が行われました。

さまざまな、まとめサイトが一気に立ち上がり、署名運動も開始されます。
そんな中、加害者晒しに誤報があり、無関係な人が晒されたという情報が飛び交います。そもそも晒し行為自体がリスキーです。
皆さん、不用心だのうと思っていた私の予感は、私の予想をはるかに超える形で激しい衝突を起こしていました。

加害者たちを晒しながら、加害者たちを罰したい旨の署名を募っていたTwitterアカウントが、YouTubeの動画配信に合わせて大炎上しました。

私は違和感を覚えました。
文春の報道が4月15日。
大炎上は4月27日だったと記憶しています。
わずか数日間の間に、炎上したアカウントを「募金詐欺」「晒し行為は犯罪」(こちらは本当ですね)とする、まとめサイトまで登場していました。
ご丁寧に晒し掲示板まで用意されていました。

これは、自然な炎上ではない、と感じました。
確かに炎上したアカウント・・・彼女は怒らないと思いますので、お名前を出しますね。 ごめんね、すいようびさん。

彼女のアカウント運営は非常に、杜撰でした。
この子、匿名掲示板とTwitterの差すら考えてないな、と私は見ていました。

でも、加害者に対する怒り、気持ちは、本物だと思いました。
それは、私が勝手に思い込み、信じているだけですので、もしかしたら、いずれは「嘘」にされてしまうのかもしれませんが、今日もまだ、信じています。 なお、勝手に信じているだけですので私自身の責任です。

あの日、すいようびさんのアカウントは「晒し行為反対派」の多数のバッシング攻撃を受けて大炎上していました。
すいようびさんは限界を超えて、ひとつひとつ、対応しようとしていました。誤報と思われることについては対応しようとしている旨も述べていました。

すいようびさんは、精神的に不安定なところがあります。
私が彼女のことをサラッとネガティブな情報を含め、確認したのは炎上のわずか3日前にすぎなかったのです。初見で「これは愉快犯かもしれない でも、いじめに対しては真剣だな」と思っていたのです。

大炎上のさなか、彼女は混乱します。ユーチューバーが自身を追い詰めようとしたのだと短い時間、思い込んでしまい、呟いてしまい、さらに炎上を過熱させました。

事実は私には分かりません。
憶測にすぎませんが、あのユーチューバーの方は金銭受諾をして、すいようびさんを陥れようとしたわけではないと思っています。
ただ、炎上の仕方がおかしかったです。
動画公開、まとめサイト、すいようびさんの悪いところばかりを切り取った情報を晒した掲示板、それらの情報をスクリーンショットで晒しながら、一気に大勢が、彼女のアカウントに押し寄せました。

あれらのアカウントの多くは、普段は何の主張もせず、個人の色を見せていないアカウントも多かったし、正義感にかられて便乗した人も多かったでしょう。

でも、何かが異常だったのですよ。 短期間に用意された、まとめサイト。
わざわざ複数でおしかける詰問方法。
100アカウントを超える執拗なDM連打。
誰も仕組まないで、あそこまでいけるものなのか。

ただ、すいようびさんの運用は、脇が甘すぎるを通り越して、本当に良くなかった。だから、皆さんは炎上したことも疑問に思わなかったのではないでしょうか。

あの日、数人の人たちが炎上を止めに行きました。
自殺をほのめかしはじめた、すいようびさんに私は、「自殺をしてはいけない、ご遺族にさらなる苦しみを与えることになるからです」「2日間、端末から離れなさい」と何度も呼びかけました。
警察に通報してくださった方もいました。

あの日から、私は、近所のオバチャンの気持ちで、すいようびさんを見守り続けています。あまり熱心でもありませんが。
鬱陶しくて申し訳ないが、愛のようなものなんで怖がらないでいただきたく

あの炎上からのち、ネット上では、被害者の少女を守る会が怪しいという噂が立ちます。

こちらも私は、中立派です。 登録上は代表者名がある非営利団体ですので、形式上の名簿のようなものは存在するでしょう。
現在、代表者名を出せと言う意見もあるようです。

私は、守る会側が「そんなことで、つまらない噂を止められるなら」と名前を出せる場合と、出せない場合があると考えています。
下手をすると、本当に協力してくれた親切なお母さんのお名前が記してある場合は絶対に出せないのですよね。
何とも言えない気持ちで、なりゆきを見守っています。

守る会と、すいようびさんについて、
そして集められた署名についての私の見解を述べます
私の立場は、あくまで「中立」です

守る会は、ちゃむさんの言葉を信じるなら、行方不明になったとき
さあやさんを探すために結成されたものである
実体はほとんどなく、中身は空っぽ 主要メンバーの実用的な名簿すらないのでは?LINEグループくらいしかないのが実情なのではないかと。

けれど公式な声明発表をするために必要なアカウントとして残しているのではないでしょうか?
2021年5月現在、ご遺族側は裁判に向けた正式な弁護団をまだ任命していないらしいですし。

そして4月段階では、守る会に署名を行う許可を取りに行ったら、快諾される、善意に基づくものと考えていれば、まあ、快諾しますよね

ところが、署名を集めるものが 加害者探しと晒し行為を実行していた
そして募っている署名も過激な名称であった。

ご遺族は、加害者晒しを望んでいないと声明を出すしかなく
このような流れを受けて、守る会は、過激な活動には無関係と表明しなければならなくなった。

それを、梯子を外されたと怒るのは、ただの逆切れです
明らかに運用の仕方がまずかったのですから、そこは現実を受け止めてください。

でも、守る会の設立の経緯、背景に違和感があるのも事実でしょう。
すいようびさんは5月13日、18時ごろに守る会に単身で突撃をかけた。

こういった背景があり、私は守る会への突撃を止めに行った
ふたたび、すいようびさんのアカウントで炎上が起きると予測したからです

私自身は、すいようびさんには世間への印象が悪くなるような活動方法ではなく、ソフトな方向へ徐々にシフトしていってほしかった。

けれど実際のところ、ご遺族の気持ちを慮る人々自身の中にも
加害者が少年と言うだけで表に出てこないことに、
強く憤る人々がとても多いのが今回の事件です

その気持ちを受け止めることになったのが、
今回、すいようびさんが募った署名なのです
すいようびさんは自分を曲げません
彼女の覚悟を皆さんも見たでしょう

彼女は自身の本心を信じてもらうために、5月20日の夜に、過去に自らが受けた性被害を、診断書付きで公開したのです。

私は彼女のやり方が、まずいやりかたと知っています
何度も、止めてきています
彼女が私のことを無視しないのは、私に敵意がないのを知っているからです
それでも、曲げられないのです

彼女の熱意も叫びも本物です
集まった署名もまた、本物です

守る会の公認のものではない
名称も過激すぎる
現状では法的効力を発揮しない

なるほど、ごもっとも。ですが、

あの署名は
理不尽な犯罪行為によって命を落とした被害者の少女のことを
本気で思った人たちの気持ちの署名です

決して偽物ではありません

ですから、勝手になくすことは私は容認しません
私も署名した1人です
自己の責任において、誰かに騙されたのではなく
私は私の意志で署名をしました

あの署名は、
少年犯罪に対する人々の気持ちの存在を証明する貴重な根拠資料です
決して、失ってはならないものだと私は考えています

現状で法的効力を持たずとも
半永久的に、きちんと証拠として残していくべきものと考えています

ただ、名称は・・・もう少し考えて変えたほうがいいかもしれませんね
私は、なるべく、もう無駄な衝突を皆さんにしてほしくないのです。
http://chng.it/GtMh84hYBk


長々と書きました。ここまで読んだ、貴方スゴイ!と言っておきます。

あとそうだ、一般的な意見をここにひとつ。

職場で話してみたところ、非営利団体側が、署名の許可を簡単に出してしまったことが、まずよくないと指摘されました。

そりゃ、そうなんだけどね。

 で、私は
「中に人が居なくて、分かんないんだよ、どうしようもなかったんだよ、多分」と答えました。

私の勤め先は高等教育機関なので、そのへん、厳しいです。
皆さん一様に「団体を名乗るのであれば適切な運用をすべきである」と厳しい、ご意見をいただいてしまいました。

私の主観は、正しいものではないです。
あくまで個人の感想にすぎない。 色々な方の意見をリアルで聞きながら、これからも、この事件の流れを見守っていきます。

そして、微力ながら、風化させることなく。
被害者の女の子とご遺族の気持ちに寄り添えるように祈りながら、気長にツイートを続けさせていただきます。

彼女の死が、日本中の多くの人のこころを動かし
いじめ、未成年者の性犯罪に対して、強い怒りを持たせるに至りました。

できれば、少しでも。 未来に良い結果を残せるように働きかけることができればと思っています。


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追記:時系列が自分で分からなくなりましたので、守る会突撃時のことをメモします。

2021年

5月13日(木)夕方 すいようびさん、守る会に突撃
       チモッティー止めに行く
       他の方、数人と会話する(大きな争いはなく終了)

5月15日(土)夕方
私は偶然、あの日土曜出勤日ではなかった。
子どもの体調が悪く、わざわざ主治医のいる日だからと大学病院に連れていき、帰宅していたのです。(幸いにも、子どもの体調は白血病の再発ではなかった)
13日に、守る会で接触があった方から、話し合いの申し出があったので一応対応開始
3vs1でスタート 途中、どうも違うと感じた方が、1名離脱
2vs1で詰問開始

私のことを、すいようびさんの支持者と勘違いしている方 1名
自分では話を聞いてもらえないからと、相談する体の方 1名 でした。

しかし、話し合いとは名ばかりの2vs1恫喝行為でした。
片方は、どういうつもりですかと詰問してくるので、「どういうつもりも何も、私は、すいようびさんの支持者ではないし、対立もしていない中立で、文句ばっかり言ってるだけですよ」と回答。

話し合いをしたいと仰って訪問してきた、もう1名の方は最悪でした。
まず、すいようびさんのことを糾弾するスクショを毎回背負ってくる。
私は、もう、あの日は複数連れてスクショを背負ってくる時点で、冗談ではない!と激昂しました。

話し合いをするならば、武装を解いてくるべきです。
攻撃するための姿勢、自分に賛同してくれそうな人員を呼び込んで一体、何を話し合うのか。 ただの恐喝でしかありません。

何とか2人が、私の回答で撤退してくださった後、私は吠えました。どっから見ても! オルグ行為じゃないか! カルトか!と。まあ、人目のあるところで、やっていただいたので、むしろ損をしたのは先方ですから、構いやしませんが。

問題は、あの行為を他の人にやっているのではないか、という疑惑です。
すいようびさんは200%やられてます。私の喰らった恫喝の50倍はあるでしょう。
明らかに異常です。 どういう方たちなのでしょうか。
すいようびさんのアカウントが大炎上したときの違和感と繋がる部分があります。どういった意図かは不明ですが、連携をとって動いている一派が確実にいます。

5月16日(夜) 晒し行為反対派、署名の名前をソフトに変えて欲しい派の意見を汲みまして、チモッティーは、すいようびさんに呼びかけをしました。 一応、お話はしてくれましたが、ちょっと電波入ってました。あれは半分はわざとなのは、分かってるので私は一切、怒りません。
その日は何となく終了し、翌日は、色々なことに対して、そっと謝りに来てくれました。本当はいい子なので。(私が勝手にいい子判定してるだけ)

まあ、ゆっくりやればいいと思ってるんですね、私は。
晒し行為は今から止めても、やってたじゃないかと、ずっと言われるし、訴状が来るまで維持するかどうかは、本人の意思です。
一応、止めはしてます。署名と同時進行には無理があるからです。
ゆるやかに、時間を空けながら、対話をして行けば、よろしいと思っていました。

5月19日(水) 一連の流れに全く関係ありませんが、19時に子どもと、なか卯でも行くべえと車を出したら、ご近所の家の塀に、赤い軽自動車が突っ込んで大破して煙が出てまして、慌てて110番しました。
そのまま半泣きで、焦りのあまり発煙筒の着火方法が分からず、携帯のライトで交通整理をしながら警察の到着を待ちました。
しんどかった・・・。

5月20日(木) 夜
すいようびさんが、自身の過去の性被害について証拠を提示しながら、ツイートを流しました。
この日まで、多くの人が、すいようびさんを男性と勘違いしていました。
私は、署名のところに性被害に遭ったことがあると書いてあるのを信用していましたし、一連の動きを見ながら「性被害は本当であり、女性だろう」と思って、ずっと動いてはいましたが、油ギッシュなオッサンの可能性もあると自分に言い聞かせてもいました。
私はどちらのパターンでも中立を貫き、必要があれば実際に対面してもいいし、何か手助けが必要であれば手を差し伸べる気で、ずっと動いていました。

だから、とてもショックでした。
心を殺されるような被害に遭った経験を、証拠とともに、もう一度、グローバルサイズで自ら公開するという行為は、自決に等しい。

決意表明でもあると理解していても、私はショックだった。
夫と子どもの前で号泣しました。

この出来事を受けて、私は5月22日(土)に一連の出来事を職場の人たちに話して、聞いてもらいました。

これからも、何かあれば私は関わっていきますし、現実世界での良識ある人たちの意見を聞きながら対応していくつもりです。

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