「球数」でみる新庄政権@日ハム編Vol.1

まずはじめに

将来的にとあるお仕事についての見解を深めていきたいなということで、
今季は定期的に自分がよく見るスポーツ・球団/クラブについての
投稿をこちらで積極的にしていきたいと思います。


今年の北海道日本ハムファイターズについて

そもそもなぜこの球団が好きか?

地元だから。野球をよく見る家系だったから。
ちょうど意思を持ち始めた小学生の時に北海道にファイターズと新庄剛志がやってきて、強いファイターズを見る環境が出来ていたから。
ヒルマン~梨田経由で栗山政権でも定期的に勝つ姿を見られていたが、
ちょうど北海道から離れたときがCS争いにも絡まなくなったところで
サッカーばかり見ていたが(別項で詳細)、
あの北海道を盛り上げた新庄剛志がまた戻ってくるとのことで、
再度見るように。

昨季までの新庄政権

ご存じの通り、2年連続最下位。
最後に日本一を獲得した2016年主軸メンバーは
宮西・中島程度で、ほぼ消えました。
そこから横一線に並べてモノになる選手を探す作業が
結果的に2年も費やしてしまいました。

本題

チーム成績に関しては昨季も今季もある程度出てくるので各自見て頂ければですが、7日時点で負け越しがないという状況です。
当然昨年から何かが変化があるだろうと感じたんで
自分の見解をここで簡単に述べていきたいというのがこの記事の本題です。
(今後はあらゆる分野でやっていく予定です)

下位打線

OF:左からスティーブンソン・松本剛・万波、
1B:マルティネス
3B:野村or郡司(LF/1B/C)
DH:レイエス 
で上位形成というのが大体固まっていた中で開幕戦の新庄は
2BにOP戦打率を残していなかった奈良間
SSにOP戦好調(というか春先はいい)の水野
Cに昨年終盤に台頭した田宮 を起用。
結果的に今日まではこの3人を軸にセンターラインが起用されるくらいの数字で、田宮に関しては規定打席なのにもかかわらず打率5割近く残しており、上位打線を担ってほしい選手のバットが湿っている中でチームに勢いをもたらしてくれている存在になっている。

近藤が若く可愛くなった

※もちろん田宮のことです。
その昔ファイターズに近藤という選手がいたらしいが、もともと打率を残してきた選手でもともとのポジションも捕手ということもあり最近は比較されるようになっている。
ちなみにその近藤は大金を手にしてからは本塁打も打てる選手になりより怖さを増した選手になっており、田宮には上位というより下位打線向きの打者だと思うので新庄さん打線いじらないでください。
その田宮が話題になった一幕がこれではないでしょうか。

この後今井から2安打の田宮ですが、
田宮以外にも全体的に粘りが出てきた節があるんじゃないかと思って調べてみました。
そうです、今更ながら今回のテーマは「球数」です。

現状

まずは今年の試合で相手との比較から。
F:ファイターズ、M:ロッテ、M:楽天、R:西武
@:敵地、#:エスコンでの試合のことです。

球数まとめ(投手別は割愛)
出展:https://proran.jp/

7日西武戦は失点数が多く球数もかさんでしまったが、
負けた試合でも球数を投げさせている傾向が出ています。
これをまとめたあとほかのデータも見てると安打数も少なくないので
それなりに得点チャンスは作れているのかなといった状況ですね。
ただ、その割には得点が寂しいので下位打線でチャンスを作っているけど上位打線が期待に応えられていない現状の課題が浮かんできます。

昨年との比較

次は自チーム内で比較。 比較軸は「一打席あたりでの被投球数平均」
先ほど引用した動画で田宮が14球稼いだところをヒントにできたらということで漁っていたら下記サイトでこの数字がまとまっていたので比較してみました。
比較対象の選手は今季打席に立った1軍選手全員です。
それと昨季規定到達はしていないものの主力として平均値抽出の為、
清宮と上川畑も含みました。

出展:https://proran.jp/

結果としては数値上昇しているので先程の今井に対する田宮の打撃内容等、
嫌らしさは少しでも植え付けられているのではないでしょうか。
マルティネスも結果は良くないですが、昨年よりも厳しくマークされていることもあり相手投手も慎重になっていることが伺えます。
打者でも田宮のように自分が狙っている球が来るまで粘る打者や、
積極的に振っていく水野(他球団なら度会等)など正解はないですが、
好投手に黙る傾向にあったファイターズ野手陣が、球数稼いで早い段階で引きずりおろすことが出来ているのはとてもいい傾向だと思います。

個人的な今後の願望

理想はボルティモア・オリオールズ

野手陣にこれからの球界を担うスーパースターが揃っている球団。
内野陣は複数ポジションを守れる選手が多く、外野は中堅選手が担い、捕手は球界の顔とベテランの2枚看板で回している。
昨季は流動的な起用で野手陣負担軽減を図り主力の大きな離脱がなくPS出場を果たした運用を目指してほしいです。
(この球団に関しては追々別項で取り上げられたらと思います)

野手の運用について

今のところは問題なく進んでいるのかなとは思いますが、
今後清宮と上川畑の力を借りることになるのは明白なので、
その点や疲労度も含めた運用を展開してほしいなと思います。
連続フルイニングとかの時代はもう終わったので、
これは投手もですが怪我のない運用をしてもらいたいものです。

田宮は下位打線で。まだ一軍出たばかりだから疲れ出るし、DH出場もなし。規定乗れば上出来です。伏見も郡司もいるから休ませろ。
二遊間は水野を軸に奈良間や石井、加藤豪で。
下には上川畑もいるから状態いい選手を積極的に使いたいですね。
外野は今の起用法で問題なし。江越はどうせ三振で五十幡はすぐフライアウトなので打席は与えないで鈴木尚広みたいな代走起用で。
郡司は代打で収まるのがもったいない選手ですが、野村やほかの選手よりも一番期待できる選手なので致し方ないです。
細川もUT枠で収めるのがもったいないですが、ありがとうございます。

今後注目したい選手

  • 万波
    少し心配です。楽天戦の岸からカーブをすくった本塁打は見事でしたがほかの打席では狙い球が定まっていない印象です。
    松本剛や清宮のように器用ではないのでヤマ張って怖さ醸し出してほしい。

  • 野村
    悪くない打球多いがチャンスになると委縮してしまっているので下位打線がいいんじゃないかと。今後は郡司に加えて清宮も帰ってくるが、火力的には間違いなく清宮の方が脅威で器用なので正念場。
    ただこの2名より守備は安定しているのは良き。

  • 不調の外国人勢
    今のところスティーブンソンが一番やばい。
    早打ちになってしまっている。レイエスは慣れればなんとかなりそうで怖さもあるけどスティーブンソンは足でも違い見せられていないので微妙。
    マルティネスは時間が経てば勝手に打つ。浅村も寝ていたし、オリックスも最近冷え固まっていたからそんなもん。現段階で球数稼いでくれているので十分貢献している。

  • 2軍の選手
    清宮上川畑の他複数選手が数字を残しているらしいが、現実的なのはこの2名くらいでしょう。
    下位打線を打つ選手が軒並み調子がよく、ほかのスタメン外選手にも明確に役割が与えられている以上あまり入っていける余地がない現状なので致し方ないと思います。
    この2名に関しては怖さとディフェンス力という明確な武器があるので、
    今後絶対に力とならないと勝てないでしょう。
    特に長打が少ない現チームにおいて清宮は早く帰ってこないといけないです。早くしろ。

おわりに

以上です。
今回は球数を軸に現在の日本ハム野手陣について振り返りました。
多少は嫌らしさも相手ファンは感じてきたのではないでしょうか。

このように今後に関しては、
多少の数字を使った検証を通じて自分の見解を共有していきたいとともに、
自分の表現力を身に着けていけるような場所にしていきたいと思います。
まとめられる時間も限られているので、出来る範囲でこういったデータを使っていきながら皆さんと議論できる場所にしていきたいと思います。

ご覧いただきありがとうございました。
コメント通じて議論していきましょう。
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