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You are SnowMan’s TRIGGER(岩本照誕生祭2024)

You are SnowMan’s TRIGGER


最初に


言わずと知れたうちのエース。今を飛び立つ岩本照。ご生誕記念日、略してお誕生日、おめでとうございます。
とは言え、とは言えね? 言わずと知れたうちのエースとは言えどもね? なにも言わずにいきなり岩本照の魅力を鬼語りするのは、さすがに私こと広辞苑が友だちオタクもはばかるわけですよ。
そう、現在5月14日。3日前でございます。是が非でも何があっても天地がひっくり返ろうとも間に合わせたいくせに、自ら文字数を増やそうとしているオタクがここにおりますが、まぁぜひお付き合いください。

プロフィール


岩本照(いわもとひかる)、31歳(31歳だって、テンション上がっちゃう)。埼玉県出身、1993年5月17日生まれのA型。身長は182cmとグループ内でも上から3番目の高身長だが、実は家族内では1番低い(本人談)。そんな彼の家族構成は両親と妹と弟。182cm以上の身長で岩本照みのある女性、強すぎるだろ。
個々人でも多岐に渡って活躍していることで有名な、個性豊かなグループSnowManのリーダーにして振り付けを担当することもある。活動はアイドル業だけに留まらず、俳優、振付師、SASUKEとジャンルに富んでいる。俳優業は舞台ドラマ映画問わず全てのジャンルに出ており、どれも単独主演での成功を治めている猛者。まさにかのSnowManのリーダーと胸を張って言えるような偉業を乱立させている、頼りがいしかない背中のでかい兄貴的リーダーである。
初期は「岩本ひかる」名義で活動していたが、途中から本名の「岩本照」を名乗るようになる。その名の通り、太陽属性の多いSnowManの中でも“自分の存在で周囲を太陽みたいに照らしてほしい”という彼の祖母の願い通り、大きく眩しく燦然と輝いている。ありがとうお祖母様。彼は“名は体をあらわす”を地で行っております。
 
そんな特大太陽岩本照、とにかく“おもしれー男”である。本当なら「最初に」の中ではなく懇切丁寧にひとつひとつ語っていきたいレベルだが、ちょっとさすがに広辞苑くんに殴られてしまう文字数になりかねないので、この中に収めます。
 
まず岩本照の幼少期から。
岩本少年、元はEXPG(LDHの会社が運営するダンススクール)所属である。6歳からダンスを習い始めた彼は、最初は母親に連れられてのことだったため乗り気ではなかったらしいが、マイケル・ジャクソンに憧れてからは世界が変わった。とにかくダンスが大好きになり、小学3年生の頃には既に大人と同じクラスで踊っていたという高い実力を持つ。大好きなダンスを仕事にしたい、そしてダンスを仕事にするならここしかないと今の事務所に自ら応募を繰り返すも、中学1年生までは音沙汰がなかった。
返事があった中学1年生の頃、ようやくオーディションを受けるが、簡単な振り付けの審査のみだったという。これが不満だった岩本少年、とんでも行動に出る。
なんとオーディション終了後に、社長と振付師に「俺のダンスを見てください」と直談判。……12歳の少年が? ハートが強すぎるだろ、おもしれー男。
そしてこのおもしれー男、なんとそこから2時間みっちり踊りを披露したことにより、急遽翌日開催予定だったKAT―TUN先輩のデビューコンサートへの出演権をもぎ取る
行動が人生を変える、こんな漫画みたいな出来事があるか? あるんだよ、岩本照だから。こんなに運命開拓力に長けた男、そりゃあ渡辺翔太もタップダンスで威嚇する

岩本照おもしれー男伝説はここで終わらない。その実力を認められ、すぐに入所するよう社長直々に勧められるも、「他のミュージカルの出演が決まっているんで、それが終わってから改めて連絡します」と大人の対応をしたらしい。
……ほんまに12歳? ついでに私は今このエピソードを読んで、電車の中で必死に笑いをこらえている。おもしれー男すぎる。運命は自分で切り拓くし、自分の舟のオールは自分しか握らない、誰にも渡さないという強い意志を感じる。強すぎる、さすが岩本照。それでこそ岩本照。
 
そしてこの強すぎる岩本照は、精神のみならず肉体も強すぎる。常に体脂肪率1桁を誇り、背中にはクリスマスツリーを持ち(これの意味がわからない方はこちらのすのちゅーぶをご覧ください)、SASUKEには2017年から連続出場を果たしている。何度もフィットネス雑誌「Tarzan」の表紙も飾っており、とにかく美しい肉体美を見せつけてくれる。「照、服脱がされがち」と、SnowManのあるあるを歌う『SnowMan’s Life』という楽曲で言われているように、とにかく岩本さんはその肉体美を事ある毎に見せ……いや、魅せてくれるのだ。ありがたい、助かる、命が。

好きすぎてめちゃくちゃリンク貼っちゃった……。
だが彼がここまで自身を鍛え上げている、そもそもの理由をご存知だろうか。私は今知った。今知って、また電車の中で笑いに肩を震わせている。本当にこの男は期待を裏切らないどころか、期待の遥か上を行ってくれるよ。

「腕相撲に負けたことをきっかけに、筋トレを始める」

(Wikipediaより)

……ほんまに言うてる? 腕相撲に負けたから体脂肪率1桁を維持してSASUKEに出てんの? 絶対岩本さんに腕相撲で買った相手はそれを知らないよ? そして絶対今の岩本さんなら勝てるよ? 負けず嫌いが過ぎる、本当に面白いこの男。言うとくけどこの“面白い”はfunnyじゃないからね? Interestだからね?「実に面白い」って言ってるガリレオ湯川学のオタクver.だからね?
そしてそんなinterestingな男は、コロナ禍におけるステイホーム中には筋トレスペシャリストの資格まで取得している。負けず嫌いな上にストイック。これでこそ岩本照。こんな眩しい太陽があるかよ。
 
じゃあそんなinterestingで精神的にも肉体的にも強い男の内面はどんな人間なのかと。それを語りたくてこのnoteを書き出したから、まぁもちろん「最初に」に収まるはずもないんどけれど、一言で言うと「寡黙で仏頂面で無愛想だと思うだろ? ところがどっこい違うんだよ」だ。……こんなこと言う湯川学嫌だな、解釈違いです。
たしかに岩本照は寡黙ではある。だが仏頂面でもなければ無愛想でもない。思慮深く、表情豊かな、愛に溢れた最高太陽アイドルだ。
“表情豊かで愛に溢れた”の部分はこの後たっぷり語るとして。岩本照が“おもしれー男”と言えるのにわかりやすいエピソードは他にもある。

岩本照の趣味:シルバニアファミリーで遊ぶこと。
岩本照の好きなもの:甘いもの(特にチョコレート。タピオカやわらび餅も好き。ちなみにホワイトチョコはチョコレートとして認めていない)。
岩本照の苦手なもの:お化け屋敷
ええ加減にせえよ、好きだ。この辺りの岩本照プロフィールはファンの中では周知だから今更語ることでもないのだけれど、まぁ書き表してみて改めて思う。ギャップが過ぎんか?
彼はしっかりシルバニアファミリーを集めて、そのお人形を使って振り付けや配置を考えることもあるらしい。なんだその光景、絶対見たい。己の目が黒いうちに。
そしてついでにひとつ訊きたいことがあるんだけど、やっぱり昨年のシルバニアファミリーの映画観に行ったのかな? 映画オタク兼スノ担としては、あの映画の声優に岩本照が出てもおかしくないとそわそわしていたくらいなんだけど、岩本さん観に行っていないかなぁ。個人アカウントも運用していないし、ひか日こと会員限定ブログもあんまりガッツリプライベートな話はしない人だからこの話は迷宮入りなんだけどさ、多分観に行ったと思うんだよね。どうなんだろう、勝手に気になっている。でもあんまりプライベートのこと教えてくれない岩本さんが大好きだよ。
チョコレートやお化け屋敷に関する話も大好きなんだけど、この辺りの話をし出したら本当に終わらないので、とりあえずお化け屋敷は以下のすのちゅーぶ(SnowManのYouTube)を観てください。


岩本さんは愛称「ひーくん」として、頼り甲斐のあるリーダーですが、この動画ではとってもかわいい「ひーちゃん」が拝めます。まだ観たことがない方は、心してiDOMEしてください(訳:挑んでください)。

チョコレートの話で個人的に好きなのはさ、やっぱり「ホワイトチョコレートはチョコレートとして認めていない」ところなんだよね。しかもこのエピソード、メンバーの阿部亮平くんことあべちゃんからホワイトチョコレートを貰ったときに「俺、ホワイトチョコはチョコレートとして認めていないから」と答えたことが由来らしいんですよ。あべちゃんだって「照はチョコが好きだから」って渡しただろうに、毅然と意見を言ってお断りするんだよ、岩本照は。
……あかん、おもしれー男すぎる。たぶんだけど岩本照のエピソード聴いてるだけで腹筋はわれる。今はまだ医学的に証明されていないけれど、近い未来立証される。それくらいおもしれー男、岩本照。そこが好きだよ岩本照。
 
まだまだ彼のほんの一部でしかないこのエピソードたちからわかるように、岩本照という人間はとにかく“負けず嫌い”で“しっかりとした矜恃を持っている”、どこまでも“カッコよくて新年の強い”、“ハチャメチャに愛らしい”男である。カッコイイのに可愛くて、負けず嫌いなのにお兄ちゃん気質で、SnowManが大好きで爽やかなのにどこかじっとりとした愛の重さを感じる。
甘く溶けるチョコレートなのに実は度数が80%みたいな男なんです、岩本照は。沼が深くて抜け出せないんです、もうSnowManそんなメンバーしかおらんけども。SnowMan概念のカクテル作ってくれるバーとか行ったらたぶん全部度数高い。いいじゃん、私の肝臓で愛してやるよ、あったらいいな、そんなバーが。

なんて。そう、ここまでは前置きです。ここからそんな、最高に眩しくてあたたかくて愛に溢れた岩本さんへの愛を散々語っていくので、よろしくお願いします。
ちなみにここまでで約4000字です。ご覚悟ください。

岩本照という造形


岩本照って、パッと見は無骨なんだよ。頬骨もしっかりしているし、眉はパキッと澄んでいる。そのスタイリッシュさは、まるで鉛筆で描いたかのような硬質を感じる。
いつだったか私は「渡辺翔太ってシャープペンシルで描いたみたいな柔らかさと細さがあるよね」みたいなことを書いた覚えがあるけど、それで言うと岩本照は鉛筆。3Hくらいの大分硬い鉛筆。でも線は薄いわけじゃない。だからと言って特別濃いわけでもない。
なんというか、何本も線を重ねて描いたかのような、硬さと重畳を感じるんだよな、岩本照の作画って。だからこそ真顔は無骨に映る。ただでさえ彼は寡黙だからこそ、無口と無骨さが簡単に結びついて写実的な美しさを映し出す。
それはそれで好きなんだけど、岩本照の魅力ってそれだけじゃ済まないんだよ。そんな“硬さ”を感じさせる岩本照の造形は、表情によってふにゃりと柔らかくゆるむ。そういうギリギリの均衡を保っている、そんな岩本さんの造形の魅力をひとつひとつ語っていきます。

眉と目

早速まとめるんじゃないよ。ひとつひとつって言ったじゃねぇかよ。でもさ、私特に岩本照の眉が好きなんだよ……。
特別つり上がっているわけでもないのに勇ましさに溢れていて、それでいて彼の前頭筋(眉の上から額にかかる筋肉)の動きを如実に表出させてくれるビジュアルをしている。
岩本さんってパフォーマンス中、挑発するように眉をクイッと上げることがあるのよ。大体の人が眉付近で動くのなんて、皺眉筋(眉頭あたりの筋肉)なのに、さすがSnowMan育ちは違いますがね。眉丘筋(眉山あたりの筋肉)が動くんですよクイッと最低限の動きだけで眼力を光らせてこちらを挑発する。
これ、ラウールもよくやるのよ。でもラウールはまつ毛がバッサバサなこともあってか、眼輪筋(目の周りの筋肉)が一緒に上がって彼の爛々と輝く目にスポットライトを当ててくれる。
でも岩本さんは違う。まぶたも一緒にやや伏せるんだよ。だからこそより一層“挑発”の色が濃くなる。ラウールの“挑発”が「きらきらと輝く目にスポットライトが当たる」なら、岩本さんの“挑発”は「静謐に光る目というロウソクにぽっと日が灯る」ような色気と男気がある。
 
そしてそのロウソクの火のようにたゆたう彼の目の魅力を“無骨”という言葉で語ってしまうには、あまりにもったいない。
岩本さんの目って、目の下が特に美しいんだよ。SnowManの涙袋トップ2は目黒蓮と渡辺翔太だけど(個人調べ)、このふたりの涙袋は可愛さを演出するのに対し、岩本さんの涙袋は“思慮深さ”を思わせる。彼の表情が柔らかく動くと、やんわり揺れるように上がるのが愛おしくてたまらない。
そしてその涙袋をより可憐に演出するのがまぶた。眉も相まって深く影が落ちがちな目もとだけれど、よく見てほしい。涼やかなんですよ、岩本照の目もと。綺麗な二重があるから下から見上げるような所作をすると“挑発”や“主人公”感が強くなるのに、視線を流すような角度になると“艶”と“色気”を感じさせるのに、リーダーらしく毅然として後ろから見据えるような角度になると“涼やか”で“静謐な男気”が宿る。それが岩本照の目なんですよ。
角度で印象が変わるって、偏光眼かよ(そんな目の呼び方はないです、たぶん)。

笑顔

そしてそんな岩本照の眉や目が活きる表情の数々。喜怒哀楽の4つじゃ数え切れないほどある。
中でも笑顔はとびきりだ。私は個人的に、“笑ったときに目もとがくしゃっとなってシワが寄る”笑顔タイプの人が狂うほど好きなのだが(例:窪田正孝)、岩本照もそのタイプなのである。
目の下、目の横に幸せなシワがたくさんできる。「シワはたくさん笑った証拠なんだよ」と言われることがあるが、岩本照はまさにそれ。そして彼は大体拗ねた後に笑ってくれる。なんだそれ、沼かよ。沼だったわ……好きだ……。
SnowManがボケているときなんかに、大体彼は寡黙に見守っているが、自分が仕切り役だと収集がつかなくなって拗ね顔を見せる。そうすれば周りが「どうしたの? 」「ごめんね」となることを知っているのだ。なんて可愛いんだ、岩本さんも十分あざといよ、いや計算でやっていないからあざとくはないのか、可愛いよ。
そしてそれでも尚みんながボケ倒していたり、好き勝手やったりしていると、「ねえ! 」と学級委員長みたいに怒りはするものの、大体顔をくっしゃくしゃにして笑う。理由は簡単、彼はSnowManのことが大好きだから。

腹斜筋と腹直筋

岩本照は筋骨隆々という四字熟語が似合う肉体美を持っている。体脂肪率1桁を維持したその肉体は、綺麗な逆三角形。背中にはクリスマスツリーも宿している、筋肉フェチにとっては存在がサンタクロースのようですらある。
そんな筋肉フェチオタクが選ぶ、岩本照の特に好きな筋肉の部位。“腹斜筋”と“腹直筋”である。

腹斜筋……お腹の横、いわゆる脇腹にある筋肉。
腹直筋……お腹の前面(肋骨の下から骨にかけて)にある筋肉。

なんでこんなピンポイントで好きな部位があるか。それもこれも全部「腹筋太鼓」のせいです。私の“岩本照の筋肉フェチ”という部分が開花したのは、「滝沢歌舞伎the final」を映画館で浴びてしまったからです。
スクリーン一面に飛び散る汗、ありありと映される岩本照のまるで彫刻かのような腹斜筋、青春を捧げてきた男たちの咆哮。その場にいなかったはずなのに、今も走馬灯のように私の中枢に刻み込まれた、たしかな高揚たちである。目が「見ろ」と心を貫き、身体の筋肉の全てが名を名乗り、汗のひと粒ひと粒が生きていたあの空間。誰がなんと言おうと至高だった。
そして岩本照の腹斜筋にやられた。それが私です。
私が大根ならあの腹斜筋で擦られたいと思うだろうし、私が水蒸気としてこの世に生を受けたならばあの腹直筋をしたたる雨になりたい。……どんなシチュエーション?
「final」ではないけれど、「滝沢歌舞伎」の腹筋太鼓はNetflixでも観られるので、ぜひ。

腹筋は体脂肪率の指標とも言われていて、常にシックスパックである岩本さんは体脂肪率1桁を保っている証明に他ならないんですね。腹斜筋は外腹斜筋と内腹斜筋があるんだけど、岩本さんの腹斜筋はどちらも綺麗に鍛えられていて細かい筋が本当に鉛筆でデッサンしたかのように綺麗な線を描いているんですよ。そして腹直筋。このお方のおかげで息を飲むほどセクシーなシックスパックが出来上がっております。本当にありがたいですね。ちなみにちなむと腹斜筋はふっかさんのも大好きです。
 
はい、オタク特有の早口でした~。

ふっかさん誕生日noteを読まれた方ならわかると思うけど、私めちゃくちゃ手フェチなんですよ……。だから本当にTiffanyさんには足を向けて寝られないSnowManがジュエリーであるかのように着飾ってくれただけに留まらず、SnowManが手の造形天才集団であることを前面に押し出してくれた。本当にありがとう、株でも買えばいい?

またこのふたつの記事貼っちゃったよ……好きすぎて、好きで好きなだけ……。
前回サラッと語ったけど、岩本さんのジュエリーはゴールドで固められているんですよ。さすが「祭GALA」で釈迦を演じた男。帝王で神々しくて、それでいて人間らしい肉肉しさに溢れた男気。それでこそ岩本照。
……もうだめだ、隙あらば褒めちゃう。本題本題。
岩本照の手は、さすがアスリート並みに鍛え上げているだけあって、めちゃくちゃ筋肉が目立つんですよ。指まで鍛えているだけある。手が大きくて指が長くて節くれだっていてゴツゴツ感がある。握ったら節のひとつひとつが愛を囁いているかのような、きついくらいの抱擁感があるんだろうなっていう手。
でも大きさで言うとめめラウ(目黒蓮とラウール)の方が大きいし、筋が立ってるのも目黒くんなんだよ。ただ岩本さんの手は青筋が立つほど皮膚が薄いことがわかるし、だからこそブルベなのに健康的な肌色が目立って、「抱いてくれ……世界を……」となる。
そんな包容力に溢れた男のパフォーマンスが、沼じゃないわけないよね。

岩本照というパフォーマンス

こちら、自分ひとりだったら出来上がらなかったであろう章でございます。
Twitterでね、マシュマロ募集したのよ、「岩本照の魅力が特に映える楽曲はなんだと思いますか? 」って。
そうしたら予想以上に反応が来てオタクはびっくりよ。この場を借りてお礼を言います。本当にありがとう。ちなみに今度からお誕生日の度に訊くので、これからもどうぞよろしくね。こんな私だけど……なんだっけ、歌詞忘れた。
まぁオタクの人生にはトリセツなんてものはないのだ。突発的に募集マシュマロかけるし、バチバチ岩本照曲しか思い浮かばなかったところに“岩本照の歌う甘い声はいかがですか? ”なんて声もかかってくる。……たしかに。
いや、気付いていなかったわけじゃあない。岩本照の歌声は甘い。ただ自分の中の岩本照が“カッコイイ兄貴”すぎて“甘い声の恋愛上級者岩本照”が順番の後列に並んでしまっていたのだ。何してるんだ、前に出てこい。

岩本照という愛

1.『僕に大切にされてね』

ファッファッファッ……! もうタイトルだけでドギマギしちゃった。パブロフのオタクがすぎる。
なぁ人類、「君彼三部作」を知っているか? そう、2ndシングル「KISSIN' MY LIPS / Stories」のカップリング曲「君の彼氏になりたい」、5thシングル「Secret touch」のカップリング曲「僕の彼女になってよ」、そして7thシングル「オレンジkiss」のカップリング曲「僕に大切にされてね」の総称である。ちょっと待ってくれや、こんなにもファンをドギマギさせているのに全部カップリング曲なの? アルバムには入っていないの? メンバーが「大好き」とか「チューして? 」とか「帰さない」とか、「おいで」とか「ぎゅっとしていい? 」とか「君の彼氏になりたい」とか言うてるのに? 選ばれし者しか聴けないの? そんなんもうお金出すしかないじゃん。……なんかこうやって文字に起こすと、ちょこちょこ彼女目線おるな?

まぁそれはさておき、今作『僕に大切にされてね』の台詞担当は岩本照、宮舘涼太、向井康二である。そう、察しのいいお方ならわかるかもしれないが、この「君彼三部作」は曲の途中でメンバーがひとりひとり決め台詞を言ってハートを射止めてくる、とんでもねぇラブソングなのだ。ちなみに順番からして確実に距離を詰められている。おめでとうみんな、婚姻届の準備はした?
そんな愛を歌う「君彼三部作」のトリ、『僕に大切にされてね』の台詞担当に岩本照が居るのがもう“確定演出”なんだよな……。
 
『僕に大切にされてね』は、とにかく“甘い”。『君の彼氏になりたい』は“君”の一挙手一投足に翻弄されていたし、『僕の彼女になってよ』は“距離が縮まること”にドキドキしていた。それに対し、『僕に大切にされてね』はバックハグして「捕まえた」と言っているような“甘さ”に富んでいるのだ。ゲロ甘だ、人を選ぶ甘さ、胸焼けすらする。世が世なら島流しレベル、あざとい警察じゃあ済みませんよ佐久間警部どうするってんですか(内輪ネタすみません、SnowManには“あざといことをしたら逮捕する”警察が存在します)。
なんて刑事としてあくせく証拠を掴もうとする暇もないくらい、『僕に大切にされてね』はとんでもない。

佐久間)電気を消して  君と二人きり。
何をするわけでもなく。
向井)僕のパジャマを君に着せたら 大きすぎたよねって笑う

『僕に大切にされてね』歌詞

これを歌うのがSnowManの可愛いちっちゃいもんクラブさくこじってのがもう“やばい”。劇薬注意報がけたたましく音を鳴らす。「なんかこういうの照れるね」とくすくす笑いながら絡んだ足にドキドキしながら鼓動の高鳴りがバレるんじゃないかとイチャついてるのが、ありありと妄想できてしまうじゃないか。
そうだよな、ちっちゃいもんクラブとか言うたって、このふたりだってしっかり男性の体格だし身長も大きいんだよな。
なんてトキメキに手に汗握っていたら、怒涛のトキメキが連続投下させられる。

深澤)違うのを着せようか?
宮舘)何気ない笑顔が素敵。
阿部)寒いよね。毛布かけようか。
渡辺)そして、手を握ったら。

『僕に大切にされてね』歌詞

これね、もう全部語りたい。「着せようか? 」って茶化しながら“脱がせる”ことを示唆してくる深澤辰哉も、“何気なさ”も「素敵」と褒めてくる宮舘涼太も、「寒いよね」と同意を求めてきて一緒にあたたまる口実を出してくるあざと阿部亮平も、手をすり……と引き寄せるように照れながら握る渡辺翔太も、全員が全員“らしい”すぎてドキドキが止まらない。動悸、気つけ、息切れ、あぁ誰か救心をくれ……となったところで、とんでもない発言がとどめを刺す。

岩本)「どうしよっか?」

『僕に大切にされてね』歌詞

岩本照の“台詞”である。
「どうしよっか? 」えっ? どうしよっ……えっ? 頭を抱えるどころではない。全身を抱える。じゃないと自分の身体が、四肢が爆散してしまう。そんな確信すらある。尊いという感情を超えた“生命の危機”。あぁこれが推しか、これが岩本照か、と天を仰ぐしか、人類に残された術はないのである。
2曲かけて必死に縮めてきた距離を、この男は、岩本照という男は、その柳眉をぐいっと上げて余裕ありげに、でも目の奥には情熱の炎を燻らせて唇に触れながら訊くのだ。「どうしよっか? 」
……毛布の中で手を握って、「どうしよっか? 」考えてもみてほしい。脳内で、岩本照のあの節くれだった大きくて筋肉質な手に握られてみてほしい。
その上で暗い毛布の中で「どうしよっか? 」だ。
どうしようもない。好きにしろ、もうこちとらまな板の上の鯉になるしかない。こちらに選択権などない。現実も未来も全てを前向きに諦めて選択権を委ねる。それくらいの力がある。自覚しろ、岩本照。

全員)僕に大切に 僕に大切に
どうか、大切にされてください。
ラウール)毛布の中、手がぶつかる。
どうか握り返して。
全員)真夜中の2時、君を抱き寄せた、この関係をどうよぶつもり?
目黒)ちゃんとクチで伝えよう。
全員)言葉じゃなく次は、唇で。

『僕に大切にされてね』歌詞

……全く、さっきまで茶化したり照れたりしていたくせに、岩本照がLOVEのTRIGGERを引いた途端自信をつけおって。ラウールくらいだぞまだ純真なのは。まぁそれも最高に良いんだけど。当時彼はまだ未成年なのでね、そりゃあ他のお兄ちゃんみたいに自信満々に愛を語れませんがね。それが可愛いんですよ……可愛い、ラウール……!
あと目黒蓮はあざとい警察逮捕案件です。もう逃げても遅いです。クチで伝えようじゃないんですよ、カタカナにするんじゃありません、その後に“唇”て言うてるからもう反論の余地もありません。仮にも『オレンジ“Kiss”』のカップリングでなんて“キス”をかましてきてんだまったく、油断も好きもありません(※この誤字はわざとです。好きはハチャメチャにあります)。
 
このまま語ってたらこのnoteが『僕に大切にされてね』の話で終わっちゃうから、そろそろ本題に戻るんだけど、マシュマロで来た『僕に大切にされてね』のおすすめポイントをそのまま引用します。
「『僕に大切にされてね』ラスサビファルセットの岩本照は、マジで撃ち抜かれました……! 」ほらぁ、また撃ち抜かれてる人いるじゃん。俺たちのLOVE TRIGGERじゃん岩本照。
ラスサビ、岩本照は言うわけです。

毛布の中、見つめ合った。
どうか、僕に大事にされて。

『僕に大切にされてね』歌詞

このファルセットたるや。SnowManの中でもニコイチこと岩本さんと佐久間さんの歌声はどこか似ていて、感情が切なくあえぐかのような痛みと甘さがあって、最高に美しいんですが、その魅力が前面に押し出されている。余裕があるのに怖いんだ、“君”を失うかもしれないことが、“君”が愛を拒絶するかもしれないことを想像してしまって怖いんだ。そう理解できるような痛みと甘さが甘美にトッピングされている。
あぁ、やっぱり岩本照の声はどこか渡辺翔太にも似ている。シーツに爪を立てるような切なさ。それでいて阿部亮平のようなチョコレートを思わせる甘さもある。でもどちらにもない魅力が岩本照にはある。“愛の主導権を握る重さ”、それが岩本照の歌声の魅力である。
 

2.『ミッドナイト・トレンディ』

『ミッドナイト・トレンディ』に関してはね、過去に語っているのよ。まだnoteの書き方がへたくそな、ド初期に。あまりにも大好きすぎて。『ミッドナイト・トレンディ』の何がとんでもないって、“別れを歌っている楽曲で『相手に縋る』『縋ることもできない』『思い出になる』という数々のタイプ”に分かれているんだよ。詳しくはぜひ読んでほしいんだけど、ちょっと今読み返したらめちゃくちゃ読みにくかったから、これ書き終わったら推敲し直すね。
『ミッドナイト・トレンディ』、この3タイプかと思いきや岩本照だけ我が道を行っているんですよ。“別れが迫っているとき”に「思い出になるからね」と微笑むあべちゃんとラウールが本当にとんでもないなと思っていたのだけれど、このふたり以上の問題児がいたんですよ。『ミッドナイト・トレンディ』の岩本照、“思い出にすらさせない”んだよ。

「愛し合っていたのは、感じ合っていたのは、全部嘘だったの? 」「夜は僕らまで吞み込んでいくんだね」なんて語っているから、大半のメンバーは切なげなんだよ。その中で相手の裾を引っ張ったり、切なげに目を濡らしていたりする。あべちゃんとラウールはどこか晴れやかに、別れを受け入れてアルバムに貼られる笑顔を飾っているけれど、岩本さんはそのふたりとも違う。
詳しくは動画を観たら“理解”してもらえると思うんだけど、2:00あたりのスタンドマイクを指で撫で、その手で力強くこぶしを握り締める姿に刮目してほしい。
あぁ、この人の辞書に“別れ”はないんだ、
だから思い出になろうともしないし、寂しさも見せない。そしてラストには意地悪く余裕ありげな笑顔で「夜が明ける前には、朝が来る前には、さぁ帰ろう」なんて言いながら目くばせするんだ。「別れたい? そっか、でも俺は待ってるからね」。
寒気すらする、でもそれは陶然とした悪寒だ。この人からは逃れられないんだという燦然たる自覚がファンの身体を抱く。

岩本さんって、特にダンスを見てほしいときは帽子をかぶるんだよ。ダンプラ(ダンスプラクティス動画)では特にそれが如実に表れる。そしてダンプラでないのに帽子をかぶるのが『ミッドナイト・トレンディ』。冒頭の前奏でダンスを魅せてくれるし、特徴的なスタンドマイクをフルに活かした所作でも魅せてくれる。彼がいかにこの楽曲を愛しているのかがわかる。
そんな楽曲のラスト、目をのぞかせるんだよ。今まで帽子のふちで隠していたあの涼やかな目元を、最後の最後に見せる。その瞬間「俺は今もこれからも愛しているからね」と余裕ありげに微笑むのだ。
誰かの思い出になんかならないよ、愛を囁いたらもう、過去も未来も愛する覚悟はできているからね、そう誓ったからね。
言っておくけど、これを周囲が“別れ”として歌っている中でこの表現をしているんだからね? 本当にとんでもない。そしてこういう「愛の主導権を掌握する」という岩本照の愛が溢れているもうひとつのラブソングが、『タペストリー』である。


3.『タペストリー』

目黒蓮主演映画「わたしの幸せな結婚」の主題歌、『タペストリー』愛を知らなかったふたりが思いやりによって愛を知り、運命を切り拓く物語の主題歌を、SnowManが歌っている。
この歌はYoutubeでMV(Music Video)ライブver.のふたつが上がっているから、ぜひどちらも観てほしい。何がとんでもないってこの楽曲の岩本照、歌うたびに“愛を育てている”んですよ。
この歌もたぶんメンバーごとに解釈が違っていて、でも解釈が違いながらもひとつの作品に仕上がっている。それがSnowManの魅力のひとつなんだけど、中でも岩本照はやっぱり我が道を行っている。ちなみにこれも過去にnoteで語っています。

岩本照の『タペストリー』は、恋が成就した側の解釈だ。切なさはもちろんあれど、とにかく幸せそうに歌っている。どんな失恋ソングも「愛が叶ったね」「愛しているよ」とでもいうように歌う男、それが岩本照である。
そして二度も聴けばわかるだろう、そう、サビの「永遠の愛と引き換えに」「すべてを投げ出してもいいから」のどちらもを、岩本照は担当しているのである。そして彼は歌う。まるでこの世の愛の全てを煮詰めたかのような甘く陶然とした表情と声色で、でもどこか涼やかな冷静さも忘れない表現で。

これって怖くない? いやそうなんだよ、岩本照の愛情表現って、どこか怖いんだよ。
「永遠の愛と引き換えに」を共に過ごした夜明けのように幸せで甘やかな表情で歌っておきながら、「全てを投げ出してもいいから」と言った後に涼やかに視線を流す。まるで「俺は運命を信じているし、運命のためならすべてを投げ出すけど、『運命じゃないと思ったら愛せなくなるからね』」とでも言っているようじゃないか。

彼が主演を務めた「モエカレはオレンジ色」の主題歌でもある『オレンジkiss』もそうだ。これもマシュマロに来ていた。
「キラキラアイドルsongだけど、kissのことは十分わかってますよ、みたいなオトナの余裕を感じます! 」まじでわかるの、岩本照にかかれば別れの歌もただの喧嘩の歌になるし、運命を乗り越えてともに歩もうみたいなラブソングでも、すぐに跪いて結婚指輪を差し出してくるの、そういう魅力があるんだ岩本照。

なんというか、本当に“めちゃくちゃ度数の高いチョコレート”なんだよ、岩本照って。チョコレートって依存症にもなりかねない依存性もある、甘美でとろけるような食感のある、高貴なのに日常的な不思議なお菓子なんですよ。だから運命を日常にもしてくれるけど、思い出には絶対しないけど、沼を感じさせてきたところで爽快さも見せつける。度数が高いから陶然とした酔いに似た心地よさを感じさせるけど、チョコレート並みに摘まみやすいの、岩本照の声って。甘くて重くてとろけるのに、たまに爽快なの! それがいいの!!!(唐突に熱が入る、リアルに晴れ風ビールを飲みながら書いているオタク)
 
そしてその愛という魅力は、“恋愛”以外でも溢れている。

岩本照という漢

1.『W』

基本的にYoutubeで観られる楽曲をあげているけど、『W』はMVダンプラも観られます。お得だね。でもこれ、あくまでも『タペストリー』のB面。それでこんなにも魅せてくれる、さすが福利厚生のSnowManですね。

岩本照の「漢」が観られる曲なんて、山のようにあるのになぜこの楽曲を選んだか。理由は簡単、岩本照の“静”が拝めるからです。
『W』は日本テレビ系ドラマの「大病院占拠」「大空港占拠」シリーズの主題歌である。嵐の櫻井翔さん主演作のこのドラマの主題歌を後輩のSnowManが務めるというありがたさ。五体投地でも足りやしない。
間奏のダンスで揃いながらも、白と黒の中でもがき足掻くように踊ったSnowMan達は、3:30あたりでサビに戻ってくる。そこの音の取り方があまりにも“静”で“最低限”で“スタイリッシュ”で大好きなんですよ。これだから岩本照大好きなんですよ。
もちろん、間奏の斜に構えたような角度も、彫刻のような美しさと線の細さという麗しさにあふれているから大好きなんだけど、落ちサビからサビに戻ってきたこのたった数秒があまりにも好きで、何回だって繰り返し見てしまう。
センターの渡辺翔太はギターをかき鳴らすように、端の目黒蓮は拳を突き上げて喧嘩するようにファイティングポーズをきめ、深澤辰哉はスタイリッシュに石を投げるように、ラウールは鼓動を感じさせる波動、阿部亮平は拳で何度も天空を叩く。そして画面右側は端から向井康二。彼も割と少な目の所作で、拳を突き上げた後足でタップを踏むように拍を取る。そしてこの隣の宮舘涼太佐久間大介の動作がとにかく大きいんだよ。細かい音も全部拾って、ダイナミックに身体で音を“鳴らす”。全体的に言うならば、舘様、ラウール、佐久間さんは特にそうだろう。
対して岩本照。とにかく動きが“最低限”音の拍の部分だけを取り、その音を操るかのように足をひねるだけ。なんてスタイリッシュで惹かれる動きなんだ。渡辺翔太と佐久間大介で挟んでいるからこそ、より一層その魅力が際立つ。

能楽の時代から言われているように、静と動の相反する魅力は作品を芸術として引き締める目を惹き、心を魅了し、芸術として昇華してくれる。「俺ら確かにアイドルだけど、誇り高いアイドルだから」と挑発的にエンターテインメントを提供してくれる。最高に誇らしいよ、SnowMan。


2.『TicTac Toe』

あの、嘘つきましたごめんなさい。ついさっき言ったよね私、“基本的にYoutubeで観られる楽曲をあげているけど”って。ごめんなさい『Tic Tac Toe』はYoutubeで観られません。「Snow Labo.S2」を買おう。できればライブDVDも買ってほしい。CDでは録り切れなかった“咆哮”が入っているから。……岩本さんのはないけど。
岩本さんの『Tic Tac Toe』の魅力はね、歌詞と歌い方。これはSnowManあるあるなんだけど、日本語のラブソングだとどこか自信なさげに高嶺の花子さんに愛を叫んでいるのに、英語のラブソングになると「俺のこと好きなんだろ? お前みたいに最高のいい女が俺に惚れてないわけねぇだろ? 」ってテンションになるのよ。どうした情緒と自己肯定感。そこが好きだよSnowMan。

ライブDVDを観ればわかるんだけど、『Tic Tac Toe』は2チームに分かれている。佐久間大介、宮舘涼太、ラウール、向井康二のいわゆる下手チーム(舞台の下手から出てくるため)と、岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、目黒蓮の上手チーム。それぞれが溢れ出る本能に、猛る狼のように欲を剥き出しにして愛する相手へと照準を合わせるのだが、とにかく上手チームが出てきた瞬間の岩本照の存在感がえぐい。この世の全てを掌握しているレベルだ。

「全部開けとけ About to slide inside you like バーター(あなたの中を滑り落ちるバーターのように)」
「Break in (侵入)する予定 Secure(捕まえた) 外しとけ“Well Done”(よくやった)」

『Tic Tac Toe』歌詞

それっぽい和訳くっつけたけどさ……やばくない? 「心も身体も鍵を開けておけ、おまえの中に侵入するから。」と、この世を掌握した直後にこう言ってのけるんだ。サングラスから目を覗かせ、リーダーらしく会場の中にいるすべての人間の心も身体も強く抱擁する。あまりに強くて文字通り骨抜きにされるほどだ。もとは3目並べでしかないこのタイトルで全世界を抱くなんて、本当におもしれー男だよ岩本照。


3.『Cry out』

『Cry out』がSnowManにとって、スノ担にとってどれだけ大切な曲か。振付師岩本照の初期作品であり、SnowManとしても9人で活動し始めてからの初期の曲である。
そんな作品が、満を持して定点ダンプラ動画としてすのちゅーぶにあげられた。あの日の高揚は、昨日のことのように覚えている。TwitterのTLが浮足立ち、感動にむせび泣いていた。
岩本さん自身、前々から「『Cry out』の定点ダンプラ動画あげたい」と言っていたんだよ。でも長い間それは叶わなかったし、音源が収録されることすらなかった。それが3rdアルバム「iDOME」に、ようやく収録され、岩本さんが当初願ったように定点でダンプラが撮られた。こんなに嬉しいことはない。そしてそれはSnowManも同じだったのだろう。ここに獣が解き放たれた。そう言えるような動画、いや、作品だった。
もうこれに関して、私が語れることはない。観てくれ。そして感じてくれ。
そしてそのまま、「iDOME」のライブDVDも観てくれ。解き放たれた獣のような9人の情熱を、みんなに“見られる”ようになったからこそ、ファンが増えたからこその、誇り高く熱き獣の情熱を、肌で感じてくれ。火薬を超えた爆薬のような、アイドルという枠を超えた情熱が、そこには詰まっている。

岩本照という人間

1.『HYPNOSIS』

hypnosis……催眠効果。
タイトルの通り、恋に落ちるような、制御できない人間の感情に身を委ねる目黒蓮、向井康二、岩本照のユニット曲である。
本音は自分の枠をゆがめていく。感情は鏡に映る自分を見つめ、3人の視線を絡ませず、無重力の中で抗いながらも自分という空間に溺れていく。それが愛なのだ、自分への。そんな新しい“色気”は、恋であろうとなかろうと、どこまでも人間的で美しい。
この作品の中で岩本照はサングラスをしているのだけれど、それがまた“感情に対するフィルター”を感じる。これに関して語ると終わらないので細かくはまたの機会にするのだけれど、鏡に映る自分に触れて目を離さない目黒蓮、眠たそうに重い瞼と戦いながら現実に微睡む向井康二、そしてサングラスをかけてひとり懊悩しながら感情を愛そうとする岩本照。
それぞれがhypnosis(催眠効果)によって感情を見つめ、自分はどこにあるのか、感情にかき乱されることを恐れながらも自分を愛していく。人間としての色気は美しくゆらめくように灯り、視聴者すらも催眠の渦に取り込んでいく。
ちなみにライブDVDでは、ラップと同時に岩本照のフリーダンスがあります。ぜひ。


2.『VroomVroom Vroom』

あかん、駆け足になってきた。だから1週間前くらいから余裕持ってやっておけって言ったろ自分。計画性もなく書きたいものを本能のままに書くから計画に則れないんだよ~!
だがそんな、本能にかき乱されてうまく生きられない人生も「遊び尽くそうぜ」と笑ってくれる楽曲がある。それが『Vroom Vroom Vroom』。バイクのエンジンをかき鳴らすようなタイトルのこの楽曲は、英語と日本語と韓国語で紡がれる、深澤辰哉、岩本照、宮舘涼太によるユニット曲だ。
冒頭で言ったように、岩本さんはダンスを仕事にしたいと考えてここまでの道を切り拓いてきた人だ。そんな彼が、世界を意識しなかったはずもない。そんな彼が、愛したダンスと培ってきたラップで3か国語を操って振り付けを担当し、特に誤解されやすい2人とユニットを組んで、自分の力で魅力を最大限に引き出す。そういう男なんだよ、岩本照。
深澤辰哉誕生日noteでも書いたけれど、岩本照振付曲のSnowManの輝きようは素晴らしい。中でも深澤辰哉に対しては、岩本照は「ふっかは普通に踊っていても『やる気ない』って誤解されがちだから」と言っていた。そんな彼がユニット曲でも振付を担当し、得意のラップを3か国語で披露する。舘様には美しいロングハイトーンを担当してもらい、ふっかさんの美しい優しい声が映えるように構成した。

愛が深いんだよ、岩本照。どのメンバーも最大限に映えるようにつくりあげる。そのためなら努力は厭わない。自分の魅力を活かし切ってメンバー全員が輝く、それがリーダー岩本照にとってのSnowManの理想。そんな深い愛が垣間見えるようで、ただそれだけでどこまでも愛おしく思える最高のユニット曲なんだよ。


3.『Be proud!』
SnowManの中でも、トップレベルに好きな歌だ。応援歌であり、自分を強く愛そうとする歌。ただ落ち込んだとき聴いたら人目もはばからず泣き出してしまうので、聴くときは注意です。

世界の真ん中はいつだって
僕ら立つこの場所だ 胸を張れ
誰が野次ろうが構わない
僕は僕を信じて生きるんだ

『Be proud!』歌詞

1サビでは全員で歌うこの節。2サビでも、SnowManは全員で熱い応援に喉を震わせてくれる。

人生の始まりはいつだって
 「今だ」そう  高らかに声を張れ
 間違いだらけでも構わない
遮二無二  選んだ道  進もうか

『Be pround!』歌詞

言葉がまっすぐなんだよ、『Be proud!』。“ここまで生きてきたんだ、これからも生きていけるよ。自分のこれまでを信じよう”。そう言い聞かせてくれる、全肯定ソングだ。
自分勝手と笑われてもいい、自分の道を自分の足で歩くことの何が悪いんだ、間違った道でも正解にすればいいんだよ。これをSnowManが言う説得力よ。大きな決断を繰り返し、今の場所を守り続け、愛し愛されてきたSnowManが言う全肯定応援ソング。愛さないわけがないだろ。
そしてなぜこれを“岩本照の魅力がわかる曲”としてあげたかというと、落ちサビの歌割りだ。

ラウール)世界の真ん中はいつだって
向井)僕ら立つこの場所だ  胸を張れ
渡辺)笑顔が笑顔を連れて来る
岩本)だから笑っていようぜ

『Be proud!』歌詞

ふっかさん誕生日note目黒くん誕生日noteを読んでもらえればわかるが、SnowManは元々6人体制だった。そこへ新加入として向井康二、目黒蓮、ラウールがメンバーになり、CDデビューを果たした。大きな決断だっただろう、受け入れる側も、加入する側も。
でも彼らは「もう同じメンバーなんだよ」と覚悟を決め、傷付けようとする悪意ある言葉もはねのけて笑いながら歌った。そんな歌がこの『Be proud!』である。

まず、まだ声が幼いラウールが声を張り上げるように一生懸命歌う。「世界の真ん中はいつだって」。ある日突然センターに“立つ”運命になった、天性のスター、一番星の生まれ変わりが、まだまだ柔らかい光と共に精一杯声を張る。ここを聴くだけで毎回泣けてくる。
そんなラウールに続くこーじ。「僕ら立つこの場所だ 胸を張れ」最年少のラウールを肯定するかのような、それでいてまだ少し不安を感じるかのような、こーじらしい甘やかな声。居場所が大きく変わって、故郷を離れたこーじにとって、この歌詞は自分に言い聞かせているかのような言葉でもあるんだろう。
そしてどこか不安げなこーじを、何かと矢面に立ってくれる渡辺くんが背中を押す。「笑顔が笑顔を連れて来る」。笑え、お前らには笑顔が似合う。笑ってりゃそのうちそれが自然になる。『笑う門には福来る』、絶対そうだ、俺たちが証明してやる。不安そうにするな、俺らがいるから。そう言っているかのような、どこか喧嘩っ早くも愛を感じるアツい愛を感じた。
最後を締めるのが、我らがリーダー岩本照である。「だから笑っていようぜ」。
毎回ここでぼろぼろ泣いてしまう。不安を肯定し、俺たちはここにいる、俺たちは正解としてここで笑っている、と言うメンバー全員を強く抱擁するように、笑顔で言うのだ。笑顔だとわかるかのような声で言うのだ。「だから笑っていようぜ」と。
岩本照が笑えばみんな笑う。それは独裁めいたものではなく、リーダーが楽しんでいるグループはみんなが楽しめるという構図がアイドル界隈では自然と出来上がっているからだ。だからどのグループもどこかリーダーには甘い。それはもう、リーダーが誰よりもグループを愛しているからだろう。
全てのアイドルグループを知っているわけじゃないから、なんとも言えないけど。
ちなみにマシュマロには『Brand New Smile』も来ていた。わかる。この歌の落ちサビにこそ、岩本照のSnowManへの愛が溢れている。

佐久間)とびっきりの笑顔つないで君と描くよ Parade
岩本)ふざけ合い One two skip
Happy, Happy life, It's alright!!

『Brand New Smile』歌詞

ニコイチと呼ばれるいわさく(岩本照と佐久間大介)が歌う、甘くて蕩けるような愛。でも恋愛ではなく、前向きで爽やかな応援。それでも岩本照の声にはどこか重さが宿る。「俺は何年どころか何十年もの先の未来を見てるよ」と微笑むかのような、心地よくて爽やかで大きな愛。
あぁ、岩本さん。本当にSnowManが好きなんだね。私もあなたが愛するSnowManが、大好きだよ。

“リーダー”岩本照


アイドルとはキラキラした職業だが、どのグループにもひとりは『宙船』が似合うメンバーがいる。
これは別に名言でもないただの私の戯言だけれど、SnowManでは岩本照だと思う。彼こそ、『宙船』が似合うアイドルだと、そう感じる。

その船を濃いでゆけ おまえの手で濃いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな

『宙船』歌詞

中島みゆきが紡いだ歌詞は、これ以上ないほどに好戦的な情熱にあふれている。
私は意識して“あの話題”に触れないようにしているが、ここ1年ほどあの事務所のアイドルたちは不遇を強いられてきた。手のひらを返され、恐らく決まっていたお仕事もなくなり、継続予定だったお仕事も全く関係ない罪をなすりつけられて断ち切られた。
その中には人としてゆるせないものもあったし、彼ら自身たくさん傷付いていただろう。企業だけじゃない、SNSを初め、報道でも目を疑うようなひどい誹謗中傷や奇異の目が満ち満ちていた。罪に関わるようなことはなにもせず、ただ一心不乱に努力してきた彼らが輝く場所を奪われ続けた。
悔しかった。それでもなにもできなかった。ただ好きだと、見ているよと、応援しているとSNSで騒ぐことしかできなかった。ほんの少しでも愛を伝えたくてSNSで本格的にSnowManへの愛を呟くようにして、noteやTikTokを始動させた。誹謗中傷に遭うこともあった。そのたびに、彼らはこの何千、何百倍の傷に悩んでいるのだろうかと涙が出た。不甲斐ない思いでいっぱいだった。
それでも彼らは笑ってくれた。「俺らが正解になるよ」「みんなの応援を肯定してやる」。気分が落ち込んでいただろうに、それをおくびにも出さず、笑ってくれた。そこにはたしかに、『宙船』に通ずる熱意を感じた。

SnowManの中でも、岩本さんは自分の感情や熱意を言葉にするタイプではない。好戦的に矢面に立つのは目黒くんや渡辺くんだし、励ますように言葉にしてくれるのは佐久間さんやこーじだ。あべちゃんは笑いかけてくれるし、ラウールは真摯に言葉を紡いでくれる。対してふっかさんや舘様、岩本さんは特に語らない。ふっかさんは見守っているスタンスだし、舘様は言葉を愛しているからこそ最低限しか話さない。みんな違ってみんな良い魅力だし、だからこそSnowManが好きだ。
でも、岩本さんには静かながらに確かな闘志を感じる。俺の聖域を邪魔するな、俺たちのSnowManを穢すな、お前らがSnowManを操れるなんて、思い上がるな。そんな声が聞こえてくるようなのだ。
SnowManも、どのアイドルグループも、たしかに“宙船”だ。空という海路のない無限の場所を進める船だ。その舵を握りながら、彼らの背中を先輩たちの歌声が強く押す。

その船は今どこに ふらふらと浮かんでいるのか
その船は今どこで ボロボロで進んでいるのか
流されまいと逆らいながら
船は挑み船は痛み
すべての水夫が 恐れをなして逃げ去っても
その船を濃いでゆけ おまえの手で濃いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな

『宙船』歌詞

たとえ荒波に揉まれようと、たとえ雷鳴が船を転覆させようとしても、たとえみんなが諦めたとしても、SnowManは俺が守る。このオールは俺たちのもんだ!
プーマのCMを観れば、きっと伝わるはずだ。彼の、彼らの止むことない熱い闘志が。

最年長や先輩ではない真ん中っ子お兄ちゃんリーダー

散々語ってきたが、岩本照はSnowManのリーダーである。でもグループ内で最年長というわけでもなければ、1番入所歴の長い先輩というわけでもない。それは6人体制のSnowManの頃から変わらない事実であり、それでも彼はずっとリーダーとしてSnowManを守ってきた。
家族構成としては、岩本さんは長兄である。妹も弟もいるタイプの、正真正銘のお兄ちゃん。妹に対して甘い側面を感じるエピソードもあるし、弟と海外旅行にも行っていた。仲睦まじいんだろう。
だがことSnowManにおいては真ん中っ子だ。これも6人体制の頃から変わらない。ただ弟は増えたが。
だからか、彼は前を突っ走って引っ張っていくタイプのリーダーではない。後ろで寡黙に見守って、肯定して愛するタイプのリーダーだ。
「実のお兄ちゃんに似ているから」という理由でこーじからの“照兄”という愛称も受け入れ、スキンシップは苦手だと言いながら蕩けるような顔で寸劇やスキンシップに付き合い、メンバーの好きなことを好きに自由にさせている。
大きな背中で全員を引き連れる、リーダーらしいリーダーとは違うのかもしれないが、彼がリアル長兄でSnowManの真ん中っ子として愛し愛されてきたからこそのリーダー像なのだと思うと、愛おしくて仕方がない。
そして同時に、これからも駆け抜けてほしいと、切に願う。

SnowManという宝物

岩本照はSnowManを愛している。これは自明の理だ。
この話をすると嫌な気持ちを思い出すのだが、私は「SnowManが好きなんですよ」という話を、とあるアイドルを推している方としたことがある。でもその方の推しは解散や卒業が重なっていたからか、その方も心が少し荒んでしまっていたのだろう。「アイドルなんて所詮何年後かには解散するんだから、あんまりハマりすぎないほうがいいよ」と、したり顔で先輩からの助言かのように言われてしまった。
私はショックだった。いや、人それぞれ推し方は違う。適度に推して日常を彩るくらいの人もそりゃあいるだろうし、その方もそのタイプだったのかもしれない。でも私にとってのアイドルは、SnowManは、人生を救ってくれた存在だった。
田舎の小さな映画館で、うだつの上がらない日々を過ごし、「このまま惰性のように好きなことをして生きていくんだろうなぁ」と夢を諦めていたオタクの背中を押してくれたんだよ。
それだけじゃない、虐待されて育ってきたからこそ、「SnowManのこと好きかもしれない……」となっても「いやでも自分なんかがアイドルを好きになっちゃいけないよな……」という謎の自己否定をかましていたオタクの心も、救ってくれた。もはや命の恩人なのである。
そんな彼らも、いつか全部を過去にしてしまうのかな。それを当たり前だと思って愛をセーブした方がいいのかな、それが正しい推し方なのかな。

でもまたしてもそんな落ち込んだ心を、SnowManは、岩本照は救ってくれた。
「俺たちSnowManがこうやって一緒にいられるのも、あと『何十年かしか』ないから」。それスノ(SnowManの冠番組「それSnowManにやらせてください」の略称)のダブルダッチの回で言っていた言葉だ。
“何十年”。彼は確かにそう言って、それを“しか”と表現したのだ。本当なら泣くような場面ではないはずの場面で、泣いてしまった。

たしかに楽しい時間はいつか終わる。苦しい時間は終わらない闇の中にあるのに、楽しい時間はいつか終わるのが世の常なのだ。未来永劫彼らがアイドルでいることは不可能だろう。
でも、それでも彼らがアイドルとして生きた時間は消えない。アイドルの間、この時間を仲間を大切にしたいと感じた瞬間も、感情も、なかったことにはならない。そしてSnowManのリーダー岩本照が「何十年もSnowManで居続けたい」と願ったことも、嘘じゃないんだ。
本当に、その愛で救われているファンがいることを、彼らが知ってくれますように。そして願わくば、その愛で彼らが救われる瞬間がありますように。
そう願ってしまうほどの大きな愛でSnowManを、ファンを愛してくれて、本当にありがとう。

最後に

間に合ったんちゃうか!!! 前日です今!! KAT―TUNもびっくりのギリギリです!! ちなみに2万字程度なので、私の中では平均値です! よかった~「文字数が6桁になりそうなので遅刻します💦」みたいな醜態を晒さなくてよかった~!
まぁでも全然語り切れていないけどね。別件で今、「フジ大奥」の松平定信様「春になったら」の岸圭吾くんの感想文を書いたけど、冬ドラマの5人分書きたいのにまだ「恋する警護24時」の北沢辰之助には取りかかれてすらいないし、その主題歌の『LOVE TRIGGER』の話だってしたかったし。性格や格言や、彼のメンバーに対する愛もひとりひとり懇切丁寧に語りたかったし。でもさすがに3日前からそんな卒業論文みたいな文字数のものは書けませんでした。私が西尾維新レベルの速筆でも無理だと思う。あぁ、でも、いつか書きたいな、SnowManの卒業論文。
卒業しないけどね!? なんか今回すごいテンションが高い気がする。途中途中晴れ風ビールを挟みはしたけど、通勤中や休憩中に書いている部分もあるからシラフなのに、それでもこんなにテンションが高いのは私が岩本照に酔っているという証拠なのだろうか。

めちゃくちゃ突然だけど、私、無性愛者(アセクシャル、アロマンティック)なんです。他者に恋愛感情を覚えないタイプの人間。だからアイドルに対しても基本的に恋愛感情を抱くことはない。それを「美容院行っているのに洗髪しかしないような、ある種の裏切りだよなぁ」と悩んだこともある。
それでも抱いていた未来があったのかもしれない、と思うことはあって、そういう意味で“最初の恋は阿部亮平がいいな”と考えることは常々ある。世の初恋のお兄さんの代表みたいなビジュアルや性格しているもんな、阿部亮平。
で、“最後の恋は宮舘涼太がいい”。恋を諦めて酸いも甘いも経験した最後、お互いを労わるように愛し合うのは宮舘涼太がいい。そう思うわけですよ。
じゃあ岩本照は? “二度目の恋がいい”。最初から2番目か、最後から2番目か。そういう、“誰よりも長くて日常的で、でも忘れられない運命と呼べる恋”は岩本照がいい、と思ってしまう。そんな魅力が彼にはある。
SnowManでリアコと呼ばれるのは深澤辰哉や向井康二だ。岩本照の名前が上がることは中々ない。それでも岩本照含む93年組の恋愛的な魅力は、他の追随を許さない。寄り添い、心の大切な部分に触れてくれる、そんな愛がある。

そしてそんな重くて甘い愛で、岩本さんはSnowManを愛してくれているのだ。こーじの“照兄”呼びを受け入れたように、ラウールがセンターになって不安だったときに行動で励ましたり、スキンシップが苦手なのに自分からくっついたり、自由にやりながらも鉄壁の守りでSnowManを守ったり。そんな愛に溢れた岩本照がやっぱり好きだ、大好きだ。
 
岩本照さん、改めてお誕生日おめでとうございます。その名の通り、愛で心を照らしてくれて、本当にありがとうございます。
これからも岩本さんの魅力に酔っているよ。

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