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ここ1年ぐらいのバトルスピリッツの様子がおかしい件について

0.初めに

当店では「[BS44]神煌臨編 第1章 創界神の鼓動」からバトルスピリッツの取扱いを開始させて頂きました。
秋葉原でのバトルスピリッツ取扱い店舗の中では、実は割と古い店舗に分類されると思います。

取り扱いから3年以上経ち、特にその中でも好調だった「超煌臨編」は、当店でも中核タイトルとして、商品予約、またシングルカードの稼働で、お店の売り上げに大変貢献して頂きました。
多数の新商品のご予約も頂き、その節は大変多くのお客様に、本当にお世話になりました。

好調だった「超煌臨編」が終わり、「転醒編」が始まって1年と少しが経とうとしています。

この「転醒編」の始まりから、バトルスピリッツは明らかにおかしくなっており、直近の「Xレアパック2021」では、プロデューサーから直々に声明が出されるほどの事態となりました。

この記事では「ここ1年ぐらいのバトルスピリッツの様子がおかしい件について」と題しまして、「転醒編」以降の商品を振り返りながら、小売りの立場として思うことを、なるべく主観を抜いて赤裸々に綴らせて頂ければと思います。

人によっては不快に思う表現がある可能性がございます。
予めご了承頂いた上で、この先に進んでいただければ幸いです。


1.転醒Xレアという闇

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「転醒編 第1章 輪廻転生」

好調だった「超煌臨編」に次ぐシリーズということで、発売前から多くのユーザーに注目されておりました。
当店でもこの商品がバトルスピリッツ取扱い史上、最もご予約を頂いた商品で、予約数は50カートン近くまで増え、総入荷数も70カートン近い入荷をしましたが、それでも最終的には足りなくなるほどの人気商品でした。

商品としては非常に好評でしたが、それと同時に、バトルスピリッツの歯車も大きく狂い始めたと感じております。
既に散々語られつくされているので今更に感じる方も多いとは思いますが、この商品から登場した"転醒Xレア"に大きな問題がありました。

まず今回登場したいわゆる"世界系シリーズ"は、その後も通常のデッキ、コラボのデッキ問わず、ほとんどのデッキで必須と言われるほどの需要がありました。

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その後すぐに発売された「コラボブースター ガンダム 宇宙を駆ける戦士」では、SEEDデッキには白の世界、ダブルオーデッキには青の世界、ユニコーンデッキには赤の世界が必須級と言うこともあり、この頃から暴騰と言っていいほど、"世界系"のシングル相場は上昇しました(赤の世界は初動2500円からMAXで7500円近く)

このような背景には、"世界系"シリーズの封入率の悪さが直接的な原因でした。
まず"転醒Xレア"の封入率は、1カートン辺り8枚、これを1種類にすると2.6枚となります。
つまりユーザーがカートンを買っても、全種3枚ずつ揃わないのです。
小売りの立場からしても、これは非常に問題があると感じました。

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「神煌臨編」から登場した"創界神"というシステムは、その後のバトルスピリッツの飛躍に大きく貢献しました。
"創界神"の良かったところはこの記事では割愛しますが、やはり新レアリティではなく、"Xレア"での収録であったことにより、入手が容易でした。
もちろんシングル価格で2000円を超える"創界神"もありましたが、封入率に対する批判の声は一切ありませんでした。
もしこの"創界神"が"転醒Xレア"のように、新しいレアリティに格上げされた上で収録されていたら、同じようなことが起きていたと思います。

バトルスピリッツには1カートン買ってもプレイ枚数(3枚)が揃わないレアリティは元々存在しました。
それが"XXレア"と"10thXレア"です。
上記は1カートン買っても大体2枚ずつしか揃わず、単純な封入率でみれば"転醒Xレア"よりも絞られています。
しかしながら、問題にならなかったのはそのカードの"汎用性"が高くなく、(一部の除いて)大半が専用デッキでの採用であった為、そのデッキを使わないのであれば、揃える必要がないカードでした。

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特に「超煌臨編」では、環境Tier1クラスであった"光導"は、"XXレア"と"10thXレア"をふんだんに使ういわば"ブルジョアデッキ"なのに対して、同じくTier1クラスであった"遊精"や"主君"デッキは、"光導"と比べると安価でデッキが組めることから、この辺のメリハリがしっかりついていました。

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「必要なカードなんだから買えば良い」
確かにそれはごもっともだと思います。
カードゲームである以上、必要なカードはパックで頑張って当てるなり、シングルを購入して揃えるべきだと思います。

しかし、"転醒Xレア"はそれに求められる封入率を満たしているとはとても言えず、これをユーザーに強いるのは非常に酷であると思います。

やはりここまでの汎用性、環境必須級の強力な効果を有しているカードは、1カートンで4枚は出る必要があると思います。
4枚出れば、自分用のカードを3枚維持しつつ、友達に渡す分や市場に流すが余るので、ユーザーで足りないということにあまり陥らず、良い循環になりやすいです。

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そんな中で発売された「転醒編 第2章 神出鬼没」では、問題のあった"転醒Xレア"の封入率を更に下げる形となり(1カートン10枚、1種類2.5枚)、更に追い打ちをかけるように、うち1種類を半年ほどでBOX特典として再録するという、冷静に考えるととんでもなくヤバいことをします。

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紫の世界も、最終的には7000円近くまで暴騰しました。
封入を絞って、更にその中に著しく価値の違うカードが入っているということもあり、パックで当てるのも地獄、シングルで揃えるのも地獄という、不のスパイラルを巻き起こしました。

この頃から、ユーザーの"バトルスピリッツ疲れ"が拝見されるようになりました。


2.ユーザーの需要に答えられない新商品の乱発

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2020年7月25日(土)発売
「GREATEST RECORD 2020」

今となってはラグナ・ロックやグラン・ウォーデンやファラオムが入っている為、見栄えが良いように見えますが、当時はお世辞にも良ラインナップとは言えませんでした。

当時は至る所で投げ売り状態になっていましたし、ユーザーの期待に応えられたとは言い難い商品だったと思います。
今見るとそれなりに良パックに見えるのは、恐らく「Xレアパック2021」を見た後だからでしょう…


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2020年9月26日(土)発売
「コラボブースター 仮面ライダー 相棒との道」

当店ではパック・シングル稼働共に好調ではあったのですが、
今でも投げ売り状態で置かれていることも見るので、全体としては鈍い動きでした。

仮面ライダー全般に言えることですが、構築必須級の"創界神"を"CP"にして封入を絞る形にするのは、ユーザーのデッキを組む意欲を明確に下げているように感じられます。


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2020年10月31日(土)発売
「転醒編 第3章 紫電一閃」

この3章は凄まじい量の余剰在庫を発生させました。
2章と比べ発注を7割程度まで抑えたのですが、それでも10カートン近く余ってしまい、お店のバックスペースを圧迫し続けました。
この特価販売はその時の苦渋の選択でした。

この商品より、"転醒Xレア"の封入を増量したのですが、代わりに汎用性がそこまで高くない4種だった点、また結果として"Xレア"と大して封入率が変わらないといった現象が起こってしまい、値崩れが起こってしまいました。

このパックで唯一褒められる点として、BOX特典の転醒チェックカードの存在があります。
ユーザーの満足度も高かったのですが、何故かその後のパックでは実装されませんでした。
好評な部分を継続しないのは何故なのでしょうか…?(Xレアパック2021から出るチェックリストカードを眺めながら…)


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2020年11月28日(土)発売
「オールキラブースター プレミアムディーバセレクション」

この辺からは当店でも動向がかなり鈍くなってきました。
この弾は発注の段階でtweetにもある通り、例年と比べてかなり抑えめに発注しました。

「その結果がこれなんですよ!!!これ以上何をどう頑張れって言うんですか!!!」

思わずバナージ君になってしまいましたが、紫電一閃に続きこの"発注を抑えたのに余る"という今までにない経験が、小売りとしてはダブルで本当に厳しかったです。

この商品から発注が抑えめの傾向になったお店は、恐らく当店だけではないと思います。

もちろん、内容を見れば余っても仕方がない商品と言わざるを得ないと思います。
一言で表すと"手抜き"という表現しかできませんよね…


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2020年12月12日(土)発売
「メガデッキ 覇王見斬/魔王災誕」

このメガデッキは、当店ではかなり好調な動向でした。
覇王見斬はもちろんのこと、魔王災誕も非常に好調に売れており、バトルスピリッツとしては久しぶりの"売れてる"という感覚に、安堵した記憶があります。

しかし、覇王見斬は覇王そのものの需要は少なく、"絶甲氷盾ありき"のメガデッキであり、中身の価格もほぼ絶甲氷盾が大部分を占めております。
また魔王災誕は、今では定価の半額以下で投げ売り状態になっているのも見る通り、内容に関してユーザーの期待に応えられたとは言い難いのかもしれません。


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2021年1月30日(土)発売
「転醒編 第4章 天地万象」

「GREATEST RECORD 2020」から全ての新商品がユーザーの期待に応えられず、投げ売りが止まらない現状を重く見たのか、このパックに関しては事前に

「煌臨編 第4章 選バレシ者並みの超強力パック!」
「超神星龍ジークヴルム・ノヴァ並みのXXを封入!」
「これまでの反省を活かした、年末に相応しい商品になっております!」

大まかに言うと、このような内容の案内がありました。

3章を10カートン近く余らせた当店ですが、例年の4章は毎回売れている実績があり、このパックこそは…と、あれだけ余った3章以上の発注をしました。

きっと…これが低迷しているバトルスピリッツの救世主に…!

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なれませんでした…

とりあえず一言だけ言わせてください…

「絶対なる幻龍神アマテラス・ドラゴン」の一体どの辺が

「超神星龍ジークヴルム・ノヴァ」並みのカードなんですか!?!?!?


8カートン近く余りました。


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前述の通り、"転醒Xレア"に関しては"転醒Xレア増量キャンペーン"なるキャンペーンが行われていました(プロデューサーレターで初めて知った)、3章と同じく"Xレア"と封入率が大して変わらない為、そして3章以上に汎用性が低く(というか汎用性という概念がもはやない)、案の定の過剰供給により、市場全体としても余り散らかす形となりました…

まあ手に入らないよりは手に入りやすい方が…

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まさかの"新転醒Xレア"こと、6種類の"CP"の登場により、悪夢が再び訪れました。
こちら、1カートンで16枚、1種類にすると2.6枚となります。
この数字にピンときたかた、そうです。

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・・・封入率が一緒!!!
少ないって言われていた"転醒Xレア"の封入を増やしておいて、何で同じ封入率で大丈夫だと思ったのでしょうか?


いやまあ、"転醒Xレア"と"CP"ではレアリティが違いますし、2年前にソーディアスアーサー等を"CP"で出した時と同じ感覚だったんだと思います。
ただその時とこの商品の内容では、どう考えても"CP"の供給力だけ絞られて、その他の需要では支えられないので、需要が一極集中になってしまうと、少し考えればわかりそうなものなのですが…

結果として、今回も投げ売りのラインに乗ってしまい、
パックの価格は下がっていくのに、氷刃血解のシングル価格だけは上がっていくという謎の現象が発生していました。

他の小売様も、この辺で完全に心が折れたお店も多いと思います…
メーカーが"本気で売ろうとして出したパック"が、この内容では、希望もありませんからね…


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「コラボブースター ガンダム 戦場に咲く鉄の華」
「コラボブースター 仮面ライダー 響鳴する剣」

その後は上記が発売されました、どちらも品薄で、今では購入が難しい商品です。
しかし、これはあくまで上記商品が大人気だった!というわけではなく、
バトルスピリッツへの不信感から入荷数を絞った結果、供給が足りなかった結果の品薄であると感じております。


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2021年4月24日(土)発売
「真・転醒編 第1章 世界の真実」

引き続き「転醒編」ということで、前評判も盛り上がらず、この辺から当店での予約数も激減しました。

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せめてサポートカードがある程度あれば…
ようやく出たサポートカードが大会上位プロモーションカードって、デッキを組ませる気があるのでしょうか…?

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竜騎士デッキでもあまり見ないです。

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1枚か2枚の採用しか見ないです…

と、4章以上に需要が薄い"転醒Xレア"が、しかも3種類しかないにも関わらず、1BOX1枚が継続されているので、今度は完全に"Xレア"と同じ封入率になりますた(1カートンで5.3枚)
ちなみに今回は3種類の"CP"も全く同じ封入率の為、3種類のレアリティのカードが全て同じ枚数出るという摩訶不思議アドベンチャーが2連続で起こりました。

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現状レアが相場的にも圧倒的大差を付けてトップレアとなっております(パラレル系除く)
いくらなんでも高レアリティの方々、不甲斐なさすぎませんか…?


3.そして出てきた「Xレアパック2021」とプロデューサーレター

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とうとうメーカーが声明を出す事態にまで陥った「Xレアパック2021」

当店では前金を頂いていたため、お問い合わせ自体は頂いておりましたが、実際のキャンセルはありませんでした。
皆様本当にありがとうございました、また申し訳ございませんでした。

正直申し上げまして、今回の商品に関しては、予約をキャンセルしたくなるのも致し方ないと思っております。
出来る事であれば、この商品に関してだけで言えば、応じたかったというのが本音です。

まず「Xレアパック史上、最強のラインナップ!」という宣伝文句が使われており、これを見たら、ユーザーの100人が100人、収録内容が史上最強であると間違いなく思います。
逆にこの文言だけを見て「今回は収録内容の幅広さと種類の多さが史上最強なんだな」ってなるわけがありません。

これは明確に誇張表現と言われても致し方ないと思います。

また、収録内容はもちろん、その他の要素も、とてもここ半年ぐらいの反省が活かされているとは感じられないものでした。
むしろパラレルの種類を増やしながら全体の封入を増やさなかったり、明らかに悪化している所もあるぐらいです。

"転醒Xレア"に関する封入率に関しては、
確かに価値の担保を意識するのであれば、1BOX1枚の封入なのはわかります。
この点は恐らく市場動向も見て判断したのだと思います。
しかし、それであるならば、せめて"転醒Xレア"以外にも目玉や、買ってよかったと思える内容にするべきではないでしょうか?
1パック550円(税込)で当たりが1BOXで基本1枚しか入っていないのは流石に異常です。

そもそも再録内容も、昔からずっと需要が高く収録パックはとっくの昔に絶版の「魔神系」、「アルテミックシールド」等の優良ノーマルが入っていないのに、「GREATEST RECORD 2020」の時点ですらそこまで喜ばれてなかった「アスガルディア」を重複で再録する意図は何なのでしょうか?何ならその前のオールキラでも再録されているので、3年連続3度目の再録です。

ハッキリ申し上げると、プロデューサーレターにある
・"転醒Xレア"が1BOX1枚だった点
・カリスマセレクションパックやウエハース商品など重複した点
の2点は、どっちもそこまで問題ではないんです。
特に後者は、その他の内容が良ければ問題にすらならない、些細な話です。
むしろ穿った見方をしてしまうと、言い訳しやすい2点だけをピックアップして答えているようにすら見えてしまいます。

そもそも話の本質は「このパックで新規/復帰ユーザーを増やそうという意思が見えない」という点です。
1パック550円でもいいんです、ただそれに見合っている内容とメーカーが胸を張って言える内容でなければ、ただお店が苦しいだけの再録パックになってしまいます。


4.ユーザーからの信用度の低下

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このプロデューサーレター全体に言えることですが、ユーザーに対しても小売りに対しても、"誠実さ"が本当に欠けると思いました。
厳しい言い方かもしれませんが、ハッキリそう思いました。

誇張表現の件も、ユーザーの信用低下を何一つ解消していません。
ユーザーは「Xレアパック史上、最強のラインナップ!」という宣伝文句を信用して予約しているんです。
それを「誤解を招いた」では、今後もユーザーの信用を得れると本当に思っているのでしょうか?

素直に「ユーザーの求める物とメーカーの意識に齟齬がありました、申し訳ございませんでした」ではダメだったのでしょうか?
これも穿った見方をしてしまえば、ユーザーが誤解したと責任逃れのようにも思えてしまいます。

現に、ここ最近の商品の予約動向は非常に悪いです。
冒頭、「輪廻転生」の予約が50カートン近くと書きましたが、次の「真・転醒編 第2章 究極の神醒」は現状でも5カートン少しです。

たった1年と少しの期間で、予約数が十分の一以下です。
もちろん当店の至らなさもあると思います。
全ての要因がメーカーの不手際だとも思いません。
しかし現状、ユーザーの信用低下が、間違いなくこの予約数激減の大きな部分を占めているのは明らかです。

今回のプロデューサーレターを読んで、新商品を予約しようと思いますか?
現に公開されたから一週間以上経ちましたが、予約数は1BOXたりとも増えていません。

そして先日発表された新商品ですが、

お客様としても非常に予約がしにくい商品であると思いますが、それ以上にお店の発注も難しいです。
大変申し訳ないのですが、こちらの商品は基本的に"発注前の予約"でしか商品をご用意できないと思います。
大変心苦しいのですが、何卒ご理解頂ければ幸いでございます。

5.最後に

長く文句ばかりで、読んでいる方には心苦しい記事だったと思います。
不快に思われてしまった方には本当に申し訳ございません。

しかし、当店はバトルスピリッツの取扱いを終了する気は、現状では一切ありません。
この記事も、何とか良かった時のバトルスピリッツに戻って欲しい、ユーザーの信用を取り戻してほしい、その一心で書かせて頂きました。
決してメーカーをネガキャンしているわけではありません。
ただここまでの現状と、現在の小売り側の絶望感を皆様にも知って頂いた上で、メーカーには本当に手遅れになる前に、とにかく然るべき処置を取って欲しい、それだけを切に願っています。

なるべく主観を抜きに、事実をベースに書いているので、これでも本当は書ききれないぐらいです。
・そもそも裏面カード自体がどうなの…?
・「転醒編」からデッキ1個作るにも、予算的にも構築的にもハードル高すぎない?
・コラボカードで汎用性の高いカードはどうなの…?
・プレバン限定で競技シーンで使うようなカードを出すのはどうなの…?

他にも色々思うところはあるのですが、その辺は意見が分かれるところではあるので、この記事では言及しません。

本当に、本当にバトルスピリッツには復活してもらいたいです。
今後の運営に期待しつつも、現状ではユーザーからも小売りからも信用されていないと思いますし、その不信感が今の現状を招いていると思いますので、この記事が、もっと真剣に、色々考えて頂ける起点になればと望んでおります。

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