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ラジオ・フォルモサ③

ご無沙汰しております!
なんだかバタバタしているうちに、前回の記事からもう1か月以上経ってしまいました…
この間、心境の変化もあり、このnoteも引き続きゆるりと続けていこうと思っている今日この頃です。

今までに予定していましたように、ラジオ・フォルモサ第3回とその次におススメ音楽についての記事を書いて、その後は音楽以外のことについても書いていこうかなと何となく考えています!
今までにもこんなこと言っていたような気もしますが(笑)。

それでは、久しぶりにはなりますが、おススメ音楽をご紹介していきたいと思います!

ジュニア・ウォーカー

前回最後にご紹介した、モータウンのジュニア・ウォーカー。
まずは、ジュニア・ウォーカーによるニューオーリンズやカリブな雰囲気があふれる、この曲からスタートです!

とてもモータウンとは思えない曲ですね(笑)。

ジャマイカン・ジャズ

続いては、カリブ・ジャズの本場、ジャマイカへと移りたいと思います。
このレニー・ヒバート(Lennie Hibbert)という聞きなれない人物。
ヴィブラフォン奏者である彼は、なんとドン・ドラモンドなどスカタライツ創始者たちの音楽の先生をされていたそうです!

そして、ジャマイカン・ジャズといえば、やっぱりギタリストのアーネスト・ラングリン!!
こちらの「Don't Sleepin the Subway」という曲、なんてことはないちょっとしたポップ・ヒット曲だったようですが、アーネスト・ラングリンの手にかかるとめっちゃスリリングな演奏です。
特に1分40秒あたりから!
全部の音がドンピシャのタイミングで決まる気持ちよさと言ったら!!
ちょっとしたタメ具合もたまらないですね~

「Don't Sleepin the Subway」は若き日のアーネスト・ラングリンでしたが、続いては円熟味あふれるアーネスト・ラングリンをご紹介したいと思います。
演奏する曲は、ボブ・マーリーによる名曲「Redemption Song」!

Old pirates, they rob I
(海賊たちが僕を連れ去り)
Sold I to the merchant ships
(奴隷船に売り渡した)
Minutes after they took I
(しばらくして奴らは)
From the bottomless pit
(奴隷船の船底から僕を連れ出した)
But my hand was made strong
(だけど、僕の手は強く創られている)
By the hand of the Almighty
(神によって)
We forward in this generation
(僕たちはこの時代を進むんでゆく)
Triumphantly
(堂々と)

Won’t you help to song
(一緒に歌ってくれないか)
These songs of freedom
(これらの自由についての歌を)
‘Cause all I ever have
(僕が今まで歌ってきたのは全て)
Redemption Songs
(救いを求める曲だから)
Redemption Songs
(救済の歌なんだよ)

歌詞を嚙み締めるような演奏…
盟友、モンティ・アレキサンダー(ピアニスト)との息もピッタリです。

ボブ・マーリー

続いては、ボブ・マーリーによるあまり知られていなさそうだけど、めっちゃいい曲を2曲ご紹介したいと思います。
こちら「How Many Times」は、去っていった恋人を歌う、バック・コーラスとボブ・マーリーのハーモニーから漂う哀愁がたまらないです…

Do you remember that first night we met
(初めて会った夜のことを覚えているかい?)
That was a moment I never forget
(決して忘れないひとときさ)

そして、こちら「High Tide or Low Tide」では、調子がいいときもそうでもないときも、いつだって味方だよと優しく歌っています…

In high seas or in low seas
(調子がいいときもそうでもないときも)
I'm gonna be your friend
(いつだって友だよ)
In high tide or in low tide
(調子がいいときもそうでもないときも)
I'll be by your side
(いつだって側にいるよ)

グレゴリー・アイザックス

そして、優しい歌声と言えば!
クールとはこの男、クール・ルーラー (Cool Ruler)ことグレゴリー・アイザックスを避けては通れません!!

シンプルにして最高な音楽…
ギターの音色もたまらないですね~

トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ

鉄の喉を持つと言われるトゥーツ・アンド・ザ・メイタルズのヴォーカル、トゥーツ・ヒバート。
彼が歌う、こちら「Just Like That」もすべてを包み込むような優しさにあふれています…

Just like that
(そんな風に)
You are walking out of my room
(君は僕の部屋から去って行ってしまう)

I miss you away
(すごく寂しいよ)
But, you don't understand
(君にはそんな気持ちはないだろうけど)
If you have to go
(君がどうしてもというのなら)
I won't say no
(僕はノーとは言わないよ)

メンフィス・ソウルのファンでもあるトゥーツ・ヒバートは、メンフィス・ソウルのレゲエ・カバーもしています。
オーティス・レディングの哀愁ただようバラードとトゥーツ・ヒバートが合わない訳がありません!!

オーティス・レディング

ラジオ・フォルモサ第1回から計3回にわたり、いろんなグッとくる音楽をご紹介してきましたが、遂にメンフィスまでやってきました。
ラストの曲は、オーティス・レディングの名曲「Dock of the Bay」です!

それでは、また次回。
次回はメンフィスのあの歌手についてご紹介したいと思います!!

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