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【あと11日】サティのつぶやき|30日後に東京で初めて公演する劇団、の記録

こんにちは。シイナナの藤田サティです。11日後に東京ではじめて公演をするシイナナという劇団で、脚本・制作を担当しています。

このマガジンでは、関西の小さな劇団が東京に初上陸するまでの記録と、東京でお会いできるかもしれない、はじめましての皆さまに、シイナナのこと、公演のこと、などなどをお伝えしていければと思います。どうぞよろしくお願いします!

公演情報はこちらから!シイナナ 二人芝居企画 Vol.3 『ふたりごと』in TOKYO

さて、今日は稽古もおやすみですので、私、藤田サティがただただ呟くという、noteを更新させていただこうと思います!心境を垂れ流していく感じでいきます!

シイナナの運営体制

シイナナの、ふたりごと参加メンバーは、湊、ガトー、七江、サティの4人。普段の運営も、基本この4人で賄っていたりします。

少人数制の劇団さんあるあるかと思うのですが、スタッフワークはもうほんとにできる人ができることをやるスタイルでなんとか回していて、思いやりとホスピタリティのもと、みんなでシイナナという集団を守っている感じです。

そういうところめっちゃエモいわーと思ってるんですけど、とはいっても、うち二人、ガトーと七江は俳優です。稽古が佳境に入ってくると、俳優としてのパフォーマンスを発揮できる生き方に、なっていくし、なって欲しい。

そうなるとですね、公演が近くなればなるほど、スタッフである私と湊の絆が深まっていくわけです笑 

これは特に「ふたりごと」特有なのですが、本来であれば、衣装さんとか、照明さんとか、音響さんとか、美術さんとか、舞台監督さんとか、制作さんとか、たくさんのスタッフさんの力をお借りするところをすべて自前で賄っている手作り感満載の公演なので、ドワーーーーっとやることが押し寄せてきます。

衣装どうするよ、音響どうするよ、客席は、集客は、美術は、小道具は・・・・
ア---------------😱

どっちが何を、とかもはや関係なくなり、ただただ公演というゴールに向けてひた走る。そんな日々が、まさに今繰り広げられています。

昨日から、東京大阪並行しての稽古も始まりました。一足先に東京へ入っている湊は、演出家としての重い荷物も背負い、作品という化け物にも向き合っています。書いてて思いますけど、ほんまよくやってますよね・・笑

綺麗事を言うわけではなくですが、スタッフワークに全振りしている私は、もうお母ちゃんみたいな心持ちで、ただただ一生懸命、みんながいい作品を産み落とすためのあらゆることを、やり尽くすしかないのです。

だいたい1回は、壁にぶつかる

何回も公演を繰り返しても、大体1回は大きな壁がやってきます。(場合によっては何度も来る)スタート時のウッヒョー状態から、少し息切れをしてきて、ゴールまでの道が、おもてたよりイバラやわ〜ってことも体感し始めて。

みんなが、それぞれのことに必死にならざるを得なくなって、ワキャワキャ楽しむ余裕もなくなって、ちょっとした孤独も感じるようになります、私は。あーこれもこれも自分でなんとかしないといけないなぁっていう、タスクが見えちゃうというか。そして、それをこなすのは自分しかいないなって気づくというか。

そして、それくらいのタイミングでだいたいやってくるのが、集客という現実。私あんまり、「集客やばい」っていうの言いたくないんです。なんでかというと、うーん、なんでなんでしょう。「数」が先に立っちゃって、見てもらえるっていうことが霞むというか。予約して、公演を待ってくれているお客さんがいるっていうことは、数では語れないことでもあったりするので、予約が少なくても、それは「やばい」という言葉とは似合わないというか。

とはいってもですね、もちろん、満席のお客さんをお迎えしたいのは、もう、それはそうなんですよ。劇団が生きていくためには、「数」が大切なこともあるんですよ。それは現実問題としてそう。だから、「やばい」と思いたくない私の事情は関係なく、集客というプレッシャーは、いつもついてきます。特に今回は、東京!

今回も例外なく、2週間前くらいからやってきました。いろんな壁・壁・壁!

お客さまへのご案内、全東京のみなさんにお伝えしたい感じで、頑張ってます。でも、正直なところ〜まだお席は埋まらない〜〜〜〜シイナナここにいるよ〜〜

やらなきゃいけないことリストが、すごい勢いで増えていく〜〜〜誰か〜猫の手を貸してくれ〜〜〜

そんな感じで追い詰められつつあった私なのですが、助けてくれるのは、これも毎回同じで、やっぱり人なんですよねぇ。孤独を救うのは人なんだな。

座組み、できあがってました

昨日、Twitterを眺めていたら、ふたりごと参加メンバーの皆さんが、すごい盛り上がってました。

やり出したらキリがないので、この辺でやめますが、なんかみんなメラメラみなぎっていて、今回の公演をとても楽しんでくれているのがわかって、これ、、いけるわってなりました。

前の記事でも書きましたが、やってる人が少なくともめちゃめちゃ楽しんでいたら、それは作品にも必ずにじんでくると、私は思っているので、そして、その状態を作ることは、意外と難しいことだとも思っているので、あ〜〜なんか、ここまでやってきていることは、実を結びつつあるんやなぁと実感できて、すごく救われました。

そうこう言っていたら、湊からCALLがありました。遠く離れた東京で、彼女は彼女でいろんなことを考えて、この公演のために頑張っていました。頑張って考えたことを伝えてくれた彼女の、ちゃんと頼もしい相棒であらねばいかんなと思いました。

届けたいとちゃんと思えるものができつつあります。それがわかったので、私もこの座組みの一人として、自信を持って、いっちょ頑張ってやろうと思います。

いい座組みになってきて、お母ちゃんは嬉しい。きっといい公演をお届けできると思います。どうかご来場、お待ちしています!!

公演情報

日時:
2022年
12月2日(金)20:00〜
12月3日(土)16:30〜 / 19:30〜
12月4日(日)16:30〜 / 19:30〜

※開場・受付は開演の30分前
※短編5作品の上演で各回約70分程度の上演を予定しています
(上演作品は各回とも同じです)

会場:
Café MURIWUI(カフェ ムリウイ)
世田谷区祖師谷4-1-22-3F
HP:https://www.ne.jp/asahi/cafe/muriwui/
※祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩7分

チケット:
チケット+1ドリンク別(500円〜)

ふたりごと割:5,000円/2人
U25割:2,500円
一般:3,000円
※U25割は、ご年齢を確認できる証明書をご持参ください

[ご予約フォーム]
https://www.quartet-online.net/ticket/futarigoto-tokyo

▶︎出演者情報など、さらに詳しくは、こちら

最新情報は公式TwitterをCHECK!

https://twitter.com/c7_craftman



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