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れいわ新選組代表山本太郎、年金制度廃止に言及し「生活保障制度」を提示し、かつ現在の年金制度に関して根幹の事を伝えず無知を晒す。(2020年2月9日 講演会 書き起こし )

17:15ごろから


質問者
「山本さん、こんにちは。国民年金について質問したいと思って来ました。2040年問題が起こった、一人の高齢者を1.5人で支えると言う風になりまして、(年額)37兆円の保険料収入がありまして、12兆円税金で補填していると思うんですけれども、2040年には支える世代が減って約8兆円ぐらい保険料収入が下がると言われています。消費税を廃止したとしても、将来的に不安がありますので、個人消費が控えられるのかなと懸念があるんですけれども、そこらへんは変えていかなければならないと考えられるんですけれども、れいわ新選組はどうお考えですか?」

山本太郎「有難うございます。まぁ、年金ですよね、いつまで続くんだろう、もらえなくなるんじゃないか、みたいな心配もされている方もいらっしゃると思います。今のお話にあったように、ちょっと持続不可能な状態になっていくんじゃないかという心配されているんじゃないかと思うんですけれども、"年金は破綻しませんよ、もらえる額がへるだけですよ"と言う話です。"もらえていますよね、ちょっとでも"ってことで話がすり替えられていく、そのような決着方法で進んでいく、"必ずもらえる、額はどんどん減っていくけど"」
「私、この年金と言う制度自体を変えていきたいと思います。というよりか、年金という制度を国としてやめてもいいんじゃないかなという風に思っています。すでに支払われているお金に関しては、当然戻していくという作業が必要でしょうとは思います。自分で将来使う金を積み立てていくんですよね?とするならば、国がやらなくても民間でやればいいというはなしですよね。そういうシステムが必要な方々は」

山本太郎は現在の年金制度の根幹を理解していない。
過去積み立て方式だったが、現在はこのように賦課方式に変わっている。

"日本の公的年金制度は、自分の払った保険料が貯蓄され、将来そのお金を受け取るという制度ではありません。働いている世代が払っている保険料は、現在の高齢者の年金給付に充てられるという「世代間の支え合い」によって成立している制度です。"


"日本の公的年金制度は、賦課方式を基本としながらも、積立金を保有するメリットも生かした財政運営を行っています。
今の日本では、これが公的年金制度に最も適した財政方式ではないでしょうか。"
厚生労働省


山本太郎
「で、今、えーと何だろうな、国民年金として積み上がっているものは100兆円あるわけですから、年金を受け取っています、それでも働かなきゃ食べていけません
という人には上乗せしていかなくてはいけないんだろうと思っています。その100兆円を切り崩していきながら上乗せしていけばいいと思っています。上乗せすると
共に、これまで乗せていってくれた方に対するお返しをやっていけばいいんだろうと思います」

基本積み上げてません。

「えー、年金やめて何をするかといいますと、根本的に生存を保証する制度に変えていきたいと思います。つまりは何かっていいますと、これも何度もお話ししてますので、
お聞きになっている方もいらっしゃると思いますけど、基本は生活保護みたいなスタイルで生活保護と何が違うかと言ったら、生活保護のいろんな扶助を住宅扶助、医療扶助
、生活扶助をバラで受けられるというシステムにしたい。というのも、生活保護は全部失わなきゃ受けられないというような仕組みなっているというわけです。
でも、全部失ってからじゃ、セーフティネットにつながれないというのは私はちょっとまずいんではないかと思います。要は何もかも失いました、そっから受けます。
じゃ、立ち上がりますというのでは、時間がかかります。私はそう思うんですね。で、あるならば、躓く前に手を差し伸べるっていうことができるシステムにしていきたい


生活保護に対する社会のスティグマが強い今日でこれだけ言うのはかなりの不足である。
ここまで言うのなら、スティグマ対策を明示するべきである。

「じゃなかったらほかに方法があるかなと言うことなんですよね、年金という部分に対して、俺散々積み上げてきたのに、これなしにされんのかよという、っていうのは
やめたほうがいいと思います、もちろん積み上げた部分はお返しするよってことで、財源では税だけでは足りないかもしれません、私は新規国債の発行も必要だと
考えます。税と新規国債の発行の二階建てで。景気がいいときには税でまかない、景気が悪いときには国債でまかなうでやっていく必要があると思います」


山本太郎とれいわ新選組のほかのやらかしは

こちらから


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