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【美術館レポ】ぼっち大学生美術館旅 in Paris①
経緯
こんにちは。今回は美術を学ぶ大学生2年生がぼっちでパリに行ってきたよ〜という旅行記を何本か連続であげていきたいと思います。
金なし語学力なし友達なしのハットトリックですが、まずなぜこのタイミングでパリに行こうと決めたかと言いますと
「Mark Rothko」展の開催 これです
一年生の時に川村記念美術館でロスコに出会ってからというもの、もうロスコことしか考えられない。あの圧倒的な存在感と絵画を越えた「神なき時代の神」的な哲学の虜になってしまったわけです
10月某日、ぼんやりと旧Twitterを眺めていると「『Rothko展』パリのフォンダシオン•ルイヴィトンで開催!」のニュースが、、、!(しかも本格的な回顧展は25年ぶり)
一瞬で母親に連絡し一週間のパリ行きを決意しました
いざパリへ
ついに当日。
エミレーツ航空を利用してドバイ経由計20時間程の長旅です。
ここまでの長時間フライトは初めてで緊張していた(のに加え少し体調を崩していた)ためドバイまでは課金してプレミアムエコノミーにしました。これが超快適。
あっという間にドバイに到着しました。
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ドバイでは9時間のトランジット。
一旦出国し簡単に観光することにしました
とにかく街が綺麗。ちょっとシンガポールを思い出す雰囲気です。
気温も17度ほどで長袖一枚で快適。
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朝の川沿いをお散歩しました。
ドバイのランドマーク、ブルジュハリファとドバイモールに行こうと計画していたのですが、朝の通勤ラッシュと重なり何本電車を逃しても乗れる気配なし。諦めて空港で過ごしました
ここから8時間弱のフライト。そしてようやくパリに到着しました(現地時間20:00)
さあここからタクシーに乗ってホテルへ向かうぞ、というところで事件は起きます。
そうぼったくりです。
空港のタクシー乗り場でたむろしているいかにも怪しい男性たち。近づくと「Taxi!Official taxi!」と言われまんまとついていくとやけにフレンドリー。
約3倍ほどの値段を取られました。
ここでもう人間不信に。パリ怖い。最初の数日はこの(お財布と心の)ダメージが大きかったです。
観光1日目
クリュニー美術館
観光1日目は「中世」をテーマに観光しました。
朝はまず「国立中世美術館(クリュニー美術館)」です。
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ここはローマ時代の浴場遺跡をそのまま活用した美術館。中には中世のキリスト教美術を中心に彫刻やタペストリー、絵画が飾られています。
日本の美術館とは違いって外光をふんだんに取り入れたつくりになっていました。ステンドグラスなども本来の美しさを見ることができます。
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(これはやけにアジア人顔な像。気になります)
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博物館内には小さな聖堂もあります。本来の石造りに光が差し込み神聖な空間。壁画の装飾も美しかったです
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特に感動したのはここにメインでもある「貴婦人と一角獣」のタペストリー。
もう展示室から「メインだぞ!!」という風格がプンプンするのですが、やはりよかったです。私は基本単純で大きい作品が好きなので、とにかく大きさに感動。その高い技術や素敵な模様に人々を感動させる大きな力があるのだと確信しました。
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展示室を眺めていくと所々にデッサンをしている人が、、!
日本ではなかなか見ることができない光景です。しかもみんなすごくうまい。
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広さも展示品も満足の美術館でした。観光地の美術館よりは混んでいないのでおすすめのスポットです。
その後はサン・シュルピス教会、サンジェルマン=デ=プレ教会、そして事前に予約しておいたサント・シャペルを訪れました。
サン・シュルピス教会
サン・シュルピス教会は1646年にルイ13世の妃の命によって建築が開始されたカトリックの聖堂。何度も困難を乗り越え完成されました。
映画「ダヴィンチコード」の舞台にもなっています
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ノートルダム大聖堂が火災の被害に遭い見学ができないため、現在見ることのできるパリの教会のなかで最大とされています。
入ってみると、とにかく大きい、、、!
天井画などは無く白いシンプルな石造りになっています。
(大きさ重視の私からすると教会の中では1番見応えがありました!)
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サンジェルマン=デ=プレ教会
元々は543年に修道院の附属教会として造られ990年に再建された現存するパリ最古の教会です。
こちらは天井一面に星が、壁一面にイエスの生涯を伝える絵が描かれています。
近年修復があったということで色も鮮やかでサン・シュルピスとは違った美しさがありました。近隣には有名なカフェなどもセーヌ川へも歩いて行ける距離なので観光のプランに入れるにはピッタリの教会だと思います。
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サント・シャペル
世界史の教科書でもお馴染みのこちら。ノートルダム大聖堂などのシテ島にあるサントシャペルは聖遺物のコレクションのために1248年までに造られた教会堂です。
こちらはかなり混雑するので事前予約必須となります(インターネットから簡単に予約できます)
入るとお土産屋さんが並ぶ空間が。サントシャペルと書かれた看板に従うと、薄暗く狭く急な階段を登ります。たどり着くと一面真っ青な空間が。教科書で見るよりもコンパクトな印象。ステンドグラスはよく見ると細かく絵が描かれており、それを見るだけで時間があっという間に過ぎてしまいます。
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今回はここまで、「②念願のロスコ展、ルーブル美術館編」へ続きます〜
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