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個人面談のコツ

皆さんの職場には個人面談はありますでしょうか?
定期的に開催する、指導や昇進の話など様々な場面があるかと思います。
特に上司と1on1というのは特別な状況です。
自分が思っている以上に特別な環境なんだと個人面談する側が認識することが、そもそもスタートラインです。 



個人面談にはポイントがある。

良いことを話そうとか、緊張させないようにとか色々考えると思います。もちろん間違ってはいないですが抽象的です。
具体的に考えていきましょう。

世代で響く言葉はちがう。

介護職も幅広い世代が働いています。
個人面談も世代によって変えるべきになります。
もちろん誰にでも当てはまるわけではなく、
一つの土台として意識してほしいです。


世代で見える景色は違う




・若手のスタッフの場合

どこまでが若手かは施設形態や、その時のチーム編成で変わるのでここでは、この先変化を求める者と定義します。
気をつけないといけないのが、【事実と解釈】
を意識することです。

・事実
指導の場合、起きた事のみを事実として扱い話をしていきます。そうでないと、話す内容に余計な肉付けがされて何を言いたいのか?何を言われているのか?わからなくなります。

・解釈
ここで事実に対して、自分の考えや価値観を混ぜて解釈を入れます。
解釈では自分の想いも入れて、指導ではなく
どう改善して未来に向かうか一緒に考えていきます。同じ目線になることが大切です。
車の助手席に乗せて一緒に目的地に行くような感覚です。

同じ目線で向き合う



・高齢スタッフの場合

これもどこから高齢かは場所により違うので、
ここでは変わってもらうより、努力してもらうことを対象者にした人にシフトチェンジします。
現実問題、年代を重ねてから劇的に変化を起こすことはかなりハードルがあがります。
ある程度の人間力も決まっているので、いかに
その人の持っている力に目を向けることです。

むしろ若手スタッフの一緒に未来をみていく話をしたら「自分はこうやって生きてきた」こんな価値観があるからです。

半分はお願い、半分は努力を提示するような話をすることが大事だと思います。
その人にしかない魅力があることは必ず頭に置いて話を進めます。



個人面談のゴールは伝わること

結局は伝え方が良かったり、手応えを感じても
伝わらなければ、その個人面談は失敗になります。
もちろん失敗から得ることもあるので、
いけないことではないですが、少しでも準備や
意識をして個人面談を実施してみてはいかがでしょうか。

2024.3.25  BIGBOSS小柴

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