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サーバーワークスグループからの卒業と今後について

先月末に適時開示しましたが、2024/5/29開催の株式会社サーバーワークス定時株主総会をもちまして任期満了にて取締役を退任します。

株式会社トップゲートの代表取締役は5/21に退任、投資目的子会社SXイノベーション・パートナーズの代表取締役も後任の大川に託し退任致しますのでサーバーワークスグループすべてから卒業することになります。

2013年10月に1人事業開発部長として入社し、翌年取締役に就任してから約10年間、会社の成長とともに語り尽くせないほど多くのことを経験させていただきました。未熟な点、至らぬ点も多々あったと思いますが任期を無事終えることができたのもステークホルダーの皆さまの温かいご支援ご支持があったからこそと実感しております。改めまして心より感謝申し上げます。

卒業にあたってこの10年を振り返ってみると、個人的にはサーバーワークスの「第2創業」という舞台に脚本・演出家として参画させてもらった感覚です。

入社した当時、たった20人しか社員がいない売上高5億円、経常利益17百万円、純資産1.3億円の吹けば飛びそうな弱小企業は、2019年に東証マザーズ(グロース)上場を果たしました。
その後も最短でのプライム市場変更、ワラントによる資金調達、韓国Bespin GlobalとのJVによるGoogle Cloud事業参入、トップゲート買収、投資目的子会社設立、富士フイルムビジネスイノベーションとのJV設立・・・などなど、持続的な成長を実現するための様々な取り組みにチャレンジし続けてきました。
クラウド需要拡大の後押しもあり、おかげさまで今やグループ連結社員数400人超、純資産100億円、売上高275億円、経常利益10億円を生み出す規模の会社になるまで大きく成長しました。

とはいえ、すべて思い描いた通りになったかといえば反省点は大いにありますし課題は山積みです。今後思い描いていた構想についても道半ばにして去ることになりますが、自分なりにはひと通りの役割は果たせたかなと思いますので10年という節目の年で一区切り付け、今後については後進に託したいと思います。
新体制のもと成長を続けるサーバーワークスグループを引き続きご支援頂けますよう宜しくお願い致します。

私個人の今後についてですが、既に幾つかお声掛け頂きアドバイザーや個人投資家としてサポートしているビジネスのお手伝いを続けつつ、「アントレプレナーシップ育成」をテーマにもう一度起業にチャレンジします。ご興味のある方や近しいところで活躍されている皆さん、是非交わらせてくださいね!
こちらは準備が整い次第改めてご連絡差し上げます。

退任後しばらくの間はアイドリングしつつ凝り固まった視野・視座・視点をいったんぶっ壊して再構築するためにあちこち旅に出てたくさん人と会ってたくさん話をしたいと思います。時間の融通は効きますので気軽にお声掛けください。

それでは今後ともよろしくお願いします🤲

大塩啓行

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