新潮流「クワイエットラグジュアリー」で注目高まる エキゾチックレザーを学ぶ研修会(参加無料/東京・浅草)5月23日開催!
ファッションの新潮流「クワイエットラグジュアリー」の浸透によって、注目が高まっているエキゾチックレザー。唯一無二の模様やツヤなど、天然のアートのような豊かな風合い・色合いが魅力です。世界じゅうのセレブリティに愛されています。
「クワイエットラグジュアリー」とは?
一目でハイブランドだと分かるような騒がしいロゴやブランド名は不要で、誰かに見せびらかしたり、自慢することを必要としない“真の富裕層”が好むこの品格ファッション。
(「ハーパース・バザー」2024年3月18日公開/富裕層に好まれる「クワイエット・ラグジュアリー」とは? 大人女性におすすめのセレブの着こなし35選 より)
2024年~2025年秋冬コレクションでは、「ボッテガ・ヴェネタ」がエキゾチックレザーを使用した製品を発表。
「祖母のクロコ、母のクラッチなどは、使い捨ての概念のない時代から受け継がれたものであり、ファッションを超え、時の試練を耐え抜いたもの」。
それらを大切にするという考え方をベースにしているそうです。
上質なレザーアイテムを長期間使用し、愛着し続けることは「サステナブル」にもつながりますね。
エキゾチックレザーとは?
我が国の は虫類皮革関連業界では、家畜(ウシ、ウマ、ヒツジ、ヤギ、ブタなど)から得られる皮革のほかに、は虫類(ワニ、トカゲ、ヘビなど)、鳥類(オーストリッチ、レアーなど)、魚類(サメ、エイなど)等特殊な皮革を扱っている。以前は、これらの家畜以外の動物から得られる皮革の総称をは虫類皮革と称していたが、正確な表現ではないとのことから家畜以外の動物全般を指すエキゾチックアニマル(exotic animal)を語源として、この呼び名が使われるようになった。
(一般社団法人日本皮革産業連合会ホームページ 「皮革用語辞典」より)
「エキゾチックレザーに関する研修会」5月23日開催<申込締切:5月15日>
高級レザーの代表格ですが、意外と知らない!? エキゾチックレザー。「どうして高いの?」「どんな種類があるの?」「お手入れ方法は?」
そんな疑問に答えてくれる「エキゾチックレザーに関する研修会」が5月23日(木)13:30~16:00、皮革健保会館 6階会議室(最寄り駅:都営浅草線、東京メトロ銀座線、東武スカイツリーライン浅草駅)で行われます。
一般社団法人日本皮革産業連合会とは?
皮革および皮革製品の生産・流通・貿易に関する各種施策の総合調整・技術開発・普及啓発などを実施することにより、皮革産業の総合的な振興・発展および連帯強化を図り、もって我が国産業の発展および国民生活文化の向上に寄与することを目的に、1986年に設立された総合団体です。
《エキゾチックレザーに関する研修プログラム》
①ワシントン条約について
②爬虫類等皮革製品表示について
③鞣しと染色について
④各種エキゾチックレザーについて
当日は参加者の皆さまがグループに分かれていただき、実際の革を見ながら説明をします。
(見本が多数用意され、少人数制でのセッションに)
1)ワニ革について
2)トカゲ革について
3)ヘビ革について
4)オーストリッチ革について
5)その他のエキゾチックレザーについて
象(エレファント)、アザラシ(シール)、サメ(シャーク)、エイ(スティングレイ)、ペッカリー等について
⑤相談事例とその対応・手入れ法
⑥質疑応答
参加資格:
エキゾチックレザーに興味のある方ならどなたでもお申込みいただけます。
参加費:
テキスト(当日配布)代とも無料です。
ワシントン条約とは?
絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約
(ワシントン条約)
Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora(CITES)
自然のかけがえのない一部をなす野生動植物の一定の種が過度に
国際取引に利用されることのないようこれらの種を保護することを目的とした条約です。
1975 年に発効し、日本は1980年に締約国となり、ワシントン条約に関わる輸出入に関しては、現在は、外国為替および外国貿易法(以下「外為法」という。)に基づく輸出入取引の規制が実施されております。
(「エキゾチックレザーマーケットジャパン」より)
エキゾチックレザーは、SDGsにつながるマテリアル
開発途上国の就業率・就学率アップに貢献
長期的な展望に立った、資源の保護と無理のない有効利用の調和は、野生生物を利用する上で最も求められる観点です。そこでクローズアップされているのが、産出地域の経済的利益を与えながら、自然保護を推進するサステイナブル・ユース(持続可能な利用)と呼ばれる方法です。
仮に野生生物の利用を全面禁止した場合、産出国およびその地域住民にとって、野生生物資源は無価値となってしまいます。その結果、乱開発や密猟が多発し、生息環境の破壊にもつながります。逆に産出国で開発の遅れている地域に養殖場ができれば、地域開発と失業対策に大きな利点が生じると同時に、原材料の安定供給の道も開かれます。
例えばワニは、肉は食用、骨は肥料、血液はサプリメントとして利用され、皮は、開発途上国では貴重な現金収入として子供達の学費にもなっています。
(「エキゾチックレザーマーケットジャパン」より)
販売スタッフの皆さまにおすすめ!
エキゾチックレザーを知ることで、販売現場のお悩みをスッキリ解決!!
なかなか知る機会がないエキゾチックレザー。販売の現場では「必要な資料が足りない」、「お客さまのご質問にお答えできない」・・・といったお悩みもあると思いますが、業界のエキスパートたちがそろう、この研修会では、質疑応答の時間もありますので、スッキリと解決していただけます。
研修会への参加申し込みについてはこちらをご覧ください
<締切:5月15日>
このほか、ジャパンレザーの最新傾向は下記リンク先をご覧ください。
ジャパンレザー NEWS【まとめ】2024年5月(1)
https://www.jlia.or.jp/enjoy/blog/cat_1/20240501
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