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約束を破る人

気づけば50代。30代に離婚、起業を経験してます。
2024年を幸せに生きるヒントになれば!

1日が終わる前に、潜在意識のクリーニング
今日のお話は《仕事:約束》です。

子供の頃誰かとした約束を破られた経験
一番小さかった頃のことを思い出せますか?

私は小学生の低学年の頃でした。
具体的な出来事は覚えてないのですが、
欲しいものを買って欲しいと親に伝えたところ
「次の日曜日に買ってあげるね」
そう言われてその日はおとなしく家に帰りました。
ところが日曜日に買いに行こうというと
「そんな約束したっけ?」と親にとぼけられた経験があります。

「日曜日に買う」と約束したものは
近くにあったコープ(生協)で買うお菓子か、
消しゴムみたいなちょとしたものだったはずです。

小さな私は悲しかったし、とにかく怒りを覚えました。
気性の激しかった私は大暴れしたような気がします。
信じたことを裏切られて、騙されたような感覚だったのです。

その怒りの矛先は約束を破られたことに対してであって
欲しかったものに対する執着ではなかったことを
子供ながらにハッキリと覚えています

約束を破られたら人はこんなにも傷つくんだ。
それなら初めから期待させるようなことを言わないで欲しい!

その時学んだのは約束のパワフルさです。
約束は守られることが前提であり、
相手を信頼しているからこそ成立するものです。
約束をお互いが守ることによって
信頼関係は強固になり安心できる関係になるのです。
ところが逆に約束が破られたときは真逆です。
信頼を失い、疑いの気持ちを相手に持つことになります。

どんな人も約束を破られるのは嫌でしょう。
約束を破られても平気な人も少ないでしょう。
でも、初めから「守らない」とわかっていて
約束してしまうことはありませんか?
それが約束だと思わず約束してしまっていることはないですか?

「今度遊びに行こうよ」
「次の水曜日みんなで飲みに行くから来て」
「早朝マラソンしてるけど一緒にどお?」
こんな言葉に気軽なイエスを出した後
「ごめん、風邪ひいちゃって」
「行こうと思ってたんだけど残業が」
「明日雨降りそうだから辞めとくわ」
なんて後から断ればいいなんて思ってませんか?
あなたは社交辞令だと思って返した返事が
相手が約束だと思っていたらどうでしょう?

私はなるべく誘われた時に本当のことを伝える努力をしています。
今も子供の頃の親との出来事が心をかすめるからです。
もしかしたらお誘いを断ることで
付き合いが悪いと思われたり次に誘ってもらえなくても
できないかもしれない約束はしないことにしています。

もしかして平気で約束を破ってしまう人は
約束を守ってくれなかったことに傷つきすぎて
どんどん鈍感になっているのかもしれないなとふと思いました。
ちょっとルーズな感じのする人からは傷ついた匂いがするからです。
自分が大事な誰かからテキトーに扱われたことで
ああ、それを人にもしていいんだと学んでしまったのかもしれません。
でも、思い出してみてください。
約束を守ってくれなかった相手にとても傷つけられた
一番小さかった時のあなたの気持ちを。

自分をテキトーに扱う人には
他人をテキトーに扱いたい人が寄ってきます。
これは磁石のSとNみたいなものです。
まずは自分を大切に扱うこと。
自分が自分にした約束を守るために必死になること。
自分が自分を嫌いにならないためにも。
例えそれがどんなに小さな約束であったとしてもです。

結果的に守れなかった約束も、
そのことにどれだけ全力で守ろうとしたか
そこが伝われば信頼を失わずに済むこともあります。
ですが、仕事となると約束(契約)が全て。
二度と信用してもらうことはないでしょうね。
それほど約束とはパワフルなものなのです。

みなさんが思い出せる一番小さな時
約束を破られてどんな気持ちだったか思い出せましたか?

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