ベイスターズ 日本シリーズ2勝2敗のタイに持ち込む
お断り
今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。
ケイが7回無失点の好投
10月30日 ベイスターズは日本シリーズ第5戦 5-0でソフトバンクに勝ち、日本シリーズを2勝2敗のタイに持ち込みました。ベイスターズ先発のケイは7回102球 被安打4 奪三振7 与四球1 無失点にソフトバンク打線を抑えました。ソフトバンクの村上打撃コーチが「ケイは球威があり、パ・リーグではいないぐらい迫力のあるボールを投げる。」という通りで、ケイの球威にソフトバンク打線は抑えられます。栗原、山川の3,4番を出塁させなかったことが勝因の1つになります。コントロールのバラツキで制球に苦しみ、イライラすることもあるケイですが、この試合では極めて制球が安定していました。ストライクゾーン近辺できちんと勝負出来ていました。シーズンでもほとんど打たれていない割に、配球されていなかったスライダーをCSあたりから使い始めて結果を出しています。
リリーフ陣も完璧
8回からは坂本がマウンドにあがります。ベイスターズ唯一の左のリリーフという存在になった坂本ですが、ヒット1本打たれましたが無失点に抑えます。9回はウエンデルケンが三者凡退に抑えました。故障後、あまり調子のよくなかったウエンデルケンですが、この後の試合でも活躍してくれそうな内容でした。
オースティンのホームランで先制
ソフトバンク先発の石川は2度の2桁勝利経験もある、今季7勝のベテラン右腕です。制球がよい投球をしていましたが、4回にオースティンに先制ホームランを打たれます。DH制のパ・リーグ本拠地の利点であるDHを使えることが、完全にベイスターズに味方しました。6回途中から登板した尾形が調子悪く、7回に宮崎のホームランを始めに4安打4失点します。石川から追加点が取れなかっただけに、投手交代がベイスターズに味方してくれました。
第5戦は中4日でジャクソン先発
日本シリーズ第5戦はベイスターズが第1戦に先発したジャクソンが中4日で先発します。ソフトバンクは今季8勝の左腕大関が先発です。152km/hの球速を投げる高速左腕大関を攻略できるかがカギになりそうです。
日本シリーズは2勝2敗のタイに
本拠地で2連敗したベイスターズですが、ペイペイドームで2勝して2勝2敗のタイに持ち込みました。これでハマスタに戻ってくることが確実になりました。また3位チームが日本一になったのは2010年の千葉ロッテのみです。千葉ロッテに並ぶ下剋上達成をしてほしいと思います、