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大敗⇒逆転勝利 ホームランは正義 ベイスターズ


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

先発中川颯大炎上

5月11日ベイスターズは阪神と対戦しました。先発の中川颯は初回こそ無失点でしたが、2回に3点取られ、打線がその裏2点返して1点差にするも3回に6点を取られてしまい、この試合は完全に阪神が勝つパターンかと思われました。中川は3回で10安打を打たれ、球数もボール球が多く3回まで出72球という状況でした。特に3回表の中川は何を投げても打たれるという感じで、球威のなさを露呈してしまいました。

救援投手陣がその後を無失点に抑える

この試合では4回から坂本が登板し無失点。5,6回は三嶋が登板し無失点。7回は徳山が無失点。8回山崎康晃、9回森原も無失点で、リリーフ陣が火が点いて振りが鋭くなっていた阪神打線を抑えたことが勝利に繋がります。

諦めない打線

ベイスターズは3回を終わって2-9と配色ムード濃厚で、かつてなら諦めムードの工夫がない打撃で終わっていたところでした。しかし、4回に1点、5回に4点を取り、7-9まで阪神を追い詰めます。阪神の左のエース伊藤将を5回途中でマウンドから降ろしたこともベイスターズ打線に勢いを付けてくれました。

圧巻だった8回裏の攻撃

圧巻だったのは8回裏の攻撃です。森敬斗がピッチャーライナーで倒れて一死。続く代打桑原が四球。続く蝦名が岩崎から同点2ランホームランです。ただ走塁守備でまずいプレーがあった関根が流れに乗れず二死ランナーなしとなります。ここで筒香がベイスターズファンで溢れるライトスタンドへ逆転ホームランを放ちます。阪神でクローザーも務めた岩崎をここでマウンドから降ろします。次の登板した岡留も4番牧からダメ押しのホームランを打たれて2-9で7点差があった試合を11-9とベイスターズがひっくり返しました。

試合を諦めないチームになったことを実感

3回終わって2-9の大差では、各打者長打狙いで大振りになり淡泊な攻撃になっていた過去から脱して、ベイスターズはまず出塁しよう、ランナーが溜まったら、各打者が塁上のランナーを先の塁に進めようとしぶとい打撃をするようになってきました。その結果、8回の蝦名のようにコンパクトながらも強く振り抜くことでホームランが出ました。ベイスターズの成長を感じた試合でした。

1998年の再来か?

3回まで7点差といえば1998年7月15日の巨人戦3回まで0-7で負けていたベイスターズが8回裏佐伯の3ランで追い付いて、9回裏2アウトから波瑠のサヨナラタイムリーで13-12で勝ったドラマのような試合がありました。5月11日の試合も1998年の再来のような試合でした。1998年はこの試合の後、ベイスターズに勢いがつき優勝しました。今年もチャンスかもしれません。

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