魔の7回 いつものベイスターズが出現
お断り
今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。
クライマックスシリーズ6連勝ならず
10月19日クライマックスシリーズファイナルステージ ベイスターズは巨人に4-1で敗れました。ベイスターズの先発ジャクソンは6回1/3被安打6失点4でした。ジャクソンを6回まで被安打4で1失点のジャクソンを7回まで引っ張ったのは、三浦監督の頭の中で第5戦まで行ったらブルペンデーになるからという判断だったのでしょう。7回坂本、中山に連打されて一死1,3塁で岸田が初球、セーフティースクイズを決めて巨人が勝ち越しました。この場面でベイスターズ内野陣はスクイズへの警戒がありませんでした。投手が中川颯に代わります。モーションが大きい中川颯はダブルスチールを決められて、ランナー2,3塁となります。ここでベイスターズ内野陣は前進守備を敷きます。代打長野の打球は一塁手オースティンへのゴロとなり、追加点防げるかと思ったところ、オースティンのホームへの送球が逸れて、さらに2点追加されます。この回、スクイズへの警戒及びダブルスチールをさせないクイック投法ができていれば展開は違ったかもしれません。何よりここまでのクライマックスシリーズで見せていた早めの継投をしていれば・・・という思いがあります。
打線は巨人井上に封じ込められる
打線は巨人先発井上に6回1安打1失点に抑えられます。1安打が戸柱の同点ホームランということで、同点にするところまではベイスターズにツキがありました。苦手井上がマウンドを降りたことで、7回船迫から牧がヒットを打ったものの佐野がレフトフライ、オースティン、宮崎が三振とクリーンアップで何もできなかったことが、7回裏巨人の3点への布石になってしまったかもしれません。
20日は苦手山崎伊織との対戦
クライマックスシリーズ5戦目の10月20日は巨人が山崎伊織の先発です。ベイスターズ戦4試合登板で3勝です。防御率は3.00で山崎伊織対策はできてきているのかもしれません。いつもやられているのは山崎伊織の内角高めのシュートです。ベイスターズはチーム打撃として鈴木コーチの高めのファーストストライクは積極的に振るという指示と石井コーチの変化球は引っ張り、ストレートは流し打つという指示を受けています。山崎伊織の内角高めのシュートはストレートとの判別が振り出し時点ではつきにくく、ストレートだと判断して流しに行くとバットが折れてしまいます。また内角に強く意識が行くこともあり、追い込まれると外角寄りのスライダーを振らされてしまうという結果が多いです。内角高めを捨てるぐらいの感覚で、真ん中から外のストレートだけに狙いを絞るなど、極端な対策が必要かもしれません。ベイスターズ先発の濱口は今季2勝4敗です。巨人戦は1試合登板で0勝0敗防御率1.50。投げてみなければわからないコントロールが落ち着いていれば、濱口のチェンジアップで巨人打線を翻弄できる可能性はあります。テンポよく投げることが重要です。