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巨人に連敗6戦目にもつれる

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

巨人のポジティブ思考に完敗

10月20日クライマックスシリーズファイナルステージ ベイスターズは巨人に0-1で敗れました。ベイスターズ先発の濱口は4回54球被安打1無失点でした。奪三振は5です。5回の表に戸柱ヒットで濱口に打順が回ると代打フォードを出し、濱口は交代となります。濱口を続投させた方がいいというような結果論者の意見も出ていますが、三塁側ベンチのすぐ近くから見ていた感じでは、濱口は4回で交代という既定路線だった感じでした。次の回への準備が全くありませんでした。4回までということで、かなり腕を振って140km/h台後半のストレートと同じ腕の振りで球速もあまり変わらず落ちていくチェンジアップが有効でした。6回までと言われていたらピッチングが変わってきた可能性は十分あります。一方5回にリリーフでマウンドに立った山崎康晃が、ここまで一軍でホームランがない中山にホームランを打たれます。中山はヒットが出ていて、この試合でも1打席目にヒットを打っています。当てたり、叩きつけたりするような物理的理論から逸脱した打撃ではなく、きちんとスイングしている結果が中山のホームランに繋がりました。結果、この1点が決勝点になりました。ベイスターズ投手陣は、5回山崎康晃、6回堀岡、7回ウエンデルケン、8回伊勢と投げて、先発濱口から含め3安打しか打たれていません。そのうち1安打がホームランという不運な結果です。

打線は7安打0点

ベイスターズ打線は7安打0点とチグハグでした。クリーンアップではオースティンのシングルヒット1安打のみです。7回に桑原スリーベースで一死3塁で、森敬斗の内野ゴロで本塁憤死。しかも森が盗塁失敗というところがベイスターズのあせりの攻撃を象徴する場面でした。8回には一死1塁の場面で、代打蝦名が送りバント失敗で併殺打となるなど、有名解説者に「送りバントが少ないから弱いベイスターズ」みたいなことを言われて、送りバントしても結果は最悪であるということを証明しただけでした。

巨人はポジティブ

クライマックスファイナルステージで3連敗しても巨人ベンチは明るく笑いが絶えず、ポジティブ思考でまるで追い詰められた感じがありませんでした。これが長年勝ち続けているチームというものなのかと、クライマックスシリーズを2試合連続で観戦してわかりました。特に20日の試合では安打数とか、テキストデータや動画を見ていろいろ采配批判するのはわかるのですが、圧倒的に試合の主導権を巨人が持ち続けていました。そして送りバントや早めの継投で流れを掴もうとするベイスターズの采配が裏目に出ると、どんどんベイスターズベンチは泥縄的な作戦を繰り出してしまう悪循環になります。21日は15日の第1戦同様の戸郷とケイの先発です。阪神とのファーストステージのようにガンガン打ちまくるという野球に戻した方が、ベイスターズにとっては有利になるでしょう。ポジティブシンキングの巨人を上回るポジティブさが必要になります。

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