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大貫二軍で6連打 42年ぶり二軍優勝に暗雲


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

球威コントロール共に精度が落ちた大貫

二軍は9月24日からの楽天との連戦に勝てば、2位以下のチーム次第で二軍優勝の可能性がありました。優勝へ弾みをつけるために、ベイスターズは過去一軍で2度の2桁勝利をあげ、今季も一軍で5勝している大貫を先発させました。Aクラス入りを目指す一軍入りを遅らせて、二軍優勝の切り札にしたのですが、楽天二軍打線に初回いきなり6連打を浴びて5点失います。その後はコントロールも乱れて3四球を与えて、3回で7失点します。二軍優勝を意識して、緊張したのか?単純に球威が劣化したのか?とにかく、うち頃の打撃投手並みのボールが連発でした。リリーフでは宮城が4回を2失点。ルーキー松本凌は大学時代よりもコントロールが劣化して、1イニングで3四球で自滅するように失点しました。ベイスターズの投手陣全体に言えるのですが、ストライクゾーンに投げる練習が必要なことと、捕手も際どいコースを要求しないことが必要だと思います。野村野球とか森野球で、捕手のリードが妙に崇められている日本ですが、投手が投げ切れないコースを使うのはリードとは言えないし、捕手のリードで勝ち星にそんなに差は出ないはずです。むしろ投手がストライクを取れるかどうかの方が重要です。

二軍の主力は育成選手

ベイスターズ二軍の快進撃を支えたのは育成選手の庄司と渡辺明貴です。オフにはぜひ支配下選手にしてあげたいですね。一軍もAクラスを決める大事な場面で試合を落としたり、二軍も優勝目前で確実に勝てると思って送り出した投手が目も当てられない結果となりました。

勝負どころで勝てるチームになるには

ベイスターズは一、二軍共に勝負どころで負けてしまうチームカラーを出してしまいました。ここは是非改善して欲しいです。故障者も多く、選手層が薄くなっているシーズン終盤に、力を発揮できる選手をたくさん抱える選手層が必要でしょう。体が強く、強い球を投げる、強い打球が打てる選手を増やしていくしかありません。アマチュアレベルでテクニックがあっても体が弱い選手は100%活躍できません。ドラフト前になると、こういったアマチュアでは目立つ選手が取り上げられますが、ベイスターズはこういった弱い選手を獲得する余裕はありません。力で相手を捻じ伏せることが、できる選手をどれだけ揃えられるか?簡単に怪我をしない選手をどれだけ揃えられるか?勝負どころで勝てるチームに必要なのは体の強い選手だと思います。

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