チリも積もれば|5/8 対ヤクルト8回戦は気になった部分だけ

ご覧いただきありがとうございます。
仕事で5回からの応援だったので気になった部分だけ書いていきます。

気になった部分

度会のエラーについて

Xでも書きましたが、切れていく打球に対する落下地点の入り方、送球まで行くための勢いをつける向きが良くなかったかなと思います。
度会はあの打球を一塁側スタンドに身体を向けて追いかけていきました。
しかし何度か足を止めるくらい打球の落下まで余裕があったため、自身から逃げる打球を同じスピードで追いかけるのではなく先回りしておくことが必要だったと思います。
おそらく度会の感覚ではあれでも先回りしていたはずだと思いますが上空の風は旗でもグラウンドレベルの体感でも分かりません。
咄嗟に変化することもある風を、ある程度ならともかく、事前に確認して完全に対応できるとは思えません。
そのため自分の予測を信じ過ぎないことが必要になりますし、そのためには打球を常に自分の右側に置いて追うべきだったと思います。
つまり変化する方向に常に自分が先回りしている状況を作りながら、ボールが自分を追いかけるような形での対応です。
多少切れていくこと自体は右打者の打球ですし度会自身も理解して動いている様子だったため、この対応であれば出来たと思いますし、さらに送球まで行く上でも、度会目線で左から右斜めに勢いをつけて捕球から送球の動作に入っていければ、身体を切り返して左肩を入れ直す動作が必要なくなるので楽になると思います。
自身の脳の感覚と、行きすぎて反対側に落としてしまったらどうしようという思いが邪魔をして、ついついこういった追い方をすることはよくあることだと思いますし、染みついた感覚を改善することは難しいと思います。
とにかく失敗をしまくってその度に練習や試合の中で意識を強めることを繰り返して脳の感覚を書き換えるしかないかなと思いますし頑張って欲しいです。

一軍二軍入れ替えについて

非常に話題に上がりがちな件ですが、確かに最近の動きはちょっと違和感があります。
というのも、今日で言えば筒香が上がって松本が落ちた分、野手の枠が一つ余って楠本がベンチ外になっていて代打が大和一択でした。
日程の都合もあるので先発投手の枠を野手1人多めに入れていることになりますが、それにしても守備寄りの控えメンバーだなとは思いました。
外野が桑原、神里、関根。
内野が林、大和、柴田、石上。
スタメン全員分の守備固めがいる感覚です。
理由としては内外野どちらもいけるタイプのユーティリティがいないので確実に枠を取らないといけないからかなと思います。
ただファームでもここを埋める選手はおらず、強いていうならサードと外野の井上くらい。
知野のように守備固めとしては懸念があるという認識だと簡単に上げてもらうことはできないのかなと思ってしまいました。
常に言われていますが、林、石上がベンチに座っているだけの状況は彼らの経験的にも好ましくないと思いますし、1人知野のように代打でも期待できるタイプを増やして、スタメン選手たちには守備固めを出される日をローテーションしてもらう形でもいいのかなと思いました。
ただこの辺は内部事情なのでなんとも言えないというか、こちら側がどうこう言える部分ではなさすぎるため、体力面、経験面、ポジション争い面で健全な運用がなされているとチーム内の誰もが思っているのであれば問題ないかなと思います。

内容自体はこんなにもあるさという試合でした。
横浜の試合だけ見ていると気がつきませんが、幸いセリーグはどこも横浜と同じように勝ったり負けたりで決め手を欠いている状況です。
特に焦る必要はないと思いますが、交流戦入る頃までは毎日紆余曲折コツコツやってる姿を見続けつつ、筒香効果がどれくらい出るかなぁとじっくり見ていたいなと思います。

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