チリも積もれば|5/10 対阪神6回戦は気になったところだけ

ご覧いただきありがとうございます。
今日は残業で序盤は「ながら見」だったので気になった部分だけ書きます。

気になった部分

森敬斗

宮﨑の打球直撃負傷交代という動揺の中、緊急で出場した形にはなりましたが即スリーベースで結果を残しました。
出場してすぐ得意な青柳との対戦が巡ってきたり、追い込まれてからの対応で長打を放つなど運も内容も良かったように思います。
2打席目も左の島本に対して追い込まれてからしっかりアプローチして悪くないファーストゴロ。
ファームでも課題だった追い込まれた状況での対応、コンタクトの部分で喰らいつく結果を出すことができたことと、与えられた状況ではなくイレギュラーな場面で結果を出したことは首脳陣から高評価じゃないかなとは思います。
やはりポジションを奪う側の存在であることに違いないですし、そこに向けた最初の一歩目が偶然巡ってきた場面での成功体験だったことは本人の手応えや首脳陣の期待になっていてほしいです。
明日が左の伊藤将司ということでスタメンがどうなるかは分かりませんが、サードやセカンドに挑戦していたこともあって起用できる状況は増えていますし、守備でも足でも代打でも良いので継続した出場機会はあってほしいなと思わせるだけの1日でした。

6回の攻撃について

同点に追いついてなおも無死1,2塁という状況で東に代打を出さずにバント失敗のシーン。
まず明日が球数を多く投げるタイプでない上、前回緊急降板した中川颯ということでリリーフを多く使うことが視野にあります。
そのため今日、東を長いイニングを投げさせたいという意図は試合前からあったと思いますし、この場面もそういった理由が一つあって代打を出さなかったと考えられます。
結果的にバント失敗したこともフォースプレイで三塁封殺がしやすく、守備側のチャージもかけやすいことを考えると仕方ないと割り切って良い部分かなと思います。
一方で次の神里からは関根佐野と左打者が続きます。
実際に投手交代の前に代打蝦名を出したことで投手を変えずに石井と蝦名の対戦になり三振。
関根を迎えたところで投手島本に交代で無得点という結果になりました。
こればかりは結果論だと思いますし、ベンチ目線でそこまで予測できないのは承知の上で、代打蝦名を告げることを待てれば対左で対戦させられるのにとは思ってしまいました。
この部分からは蝦名が左右問わず、青柳のような特殊タイプを除けば即出場となる立場にいることが分かりましたし、それでも神里を立たせるチームのフリをすることも時には必要なのかもなという考えも生まれました。
非常に人によって意見の異なるであろう微妙な部分ではありますが、結果的に相手に有利な方向に転がってしまったことで引っ掛かるシーンだったように思えます。
ただこの部分に全く後悔がないくらい蝦名を信頼しているのであればむしろこれで良いと思いますし、今日はうまくいかなかったというだけの話です。

投手運用に関しては今が1番難しいタイミングで変則日程が終わる再来週からはもっとシンプルに運用できるかなと思うので落ち着くとは思います。
そんな中で嫌な雰囲気を一度は切り拓いた森敬斗や筒香、京田、あるいは5月の蝦名という期待感を持てる野手陣を中心になんとか打って勝ちに繋げてほしいなと思います。

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