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アオサギからの贈り物 〜 私はどう生きるか

先週の今日、私は神と出逢った。

前回の記事にも書いたが、この方だ。


お堀端を歩いていて、ふいに視界に入ってきた、その姿。

その時の私たちの会話をざっくりと再現してみる。

あっ! あれなに? なんかいる!
鳥? 鳥がいる!
おっきい! なんて鳥?
動かないね! ほんと、動かない
生きてる? 模型かな?
あっ動いた! 少し動いたね
写真撮ろう、写真! パシャパシャ(iPhoneシャッター音)
ほんと動かないね
一本足で立ってる!
すごいね、神の使いみたい
何て鳥かしら?
きっと橘さんならわかるね
橘さーーーーん!


この神の名は、
アオサギさん だそうだ。

上記会話の中に出てきた橘鶫さんと、KaoRu IsjDhaさんから教えていただきました。ありがとうございました。
(前回記事のコメント欄参照)



調べてみると、日本や海外の広い範囲に生息している鳥だそうだ。
私も過去に見たことがあるのかもしれないが、寡聞にして知らなかった。

さらに調べてみると、縁起のよい鳥さんでもあるらしい。

水辺で身じろぎもせず立っていることから、自立と忍耐の象徴である、とか。
その姿を見ると豊穣や金運アップの兆しである、とか。
ある記事には、「少額の臨時収入」があるかも、と書かれていた。

あったのである。
アオサギさんのご利益が。


アオサギさんと会ったあと、我々はランチをいただき、場所を変えて打ち合わせをするため某スタバに入った。

私は向かって右、アイスラテshort



レジで支払いをした時、やたら長いレシートが出てきたのだ。

店員さんがにこやかに「この長いレシートをご存じですか?」と聞いてこられた。

どうやら、アンケートに答えたらご褒美が貰えるらしい。そしてそのレシートは滅多に出ないらしい。
これはアオサギさんからの贈り物に違いない。

話に夢中のあまり、バッグの中でしわくちゃに
なったレシート


QRコードからアンケートに答えたら、トールサイズのドリンクがいただけるそうだ。
私は小躍りした。

そして昨日、私はアオサギさんからの贈り物を現物化した。

注文する時、私はいささか逡巡した。
いくらアンケートのお礼でタダとはいえ、一番お高いものを注文するのは大人としてアレではないか。

白ジェーンが言う。

そうよ。ここはいつも飲むラテとかカフェモカとかにしとくべきよ。
トールってだけで十分じゃない。

そこへ黒ジェーン登場。

なーにかっこつけてんの。フラペチーノなんてお高くて滅多に飲まないんだから、このチャンスを逃したらダメよ。
さあ、「メニューの中で一番お高いものをくださいな」って言うのよ!


白vs.黒の闘いがどうなったかは、この写真でご判断ください。

もっとGOHOBIメロンフラペチーノ




アオサギの話に戻ろう。

アオサギについて調べていると、この映画も検索結果にでてきた。

この映画は観ていないのだが、このキービジュアルが発表された時、「鳥の映画なのかな?」と思った記憶がある。

この絵を今見るとわかる。アオサギさんだ。
物語の全編にわたって登場する、印象的なキャラクターらしい。

アオサギは縁起のよい鳥だと上述したが、日本では古来少し不気味な鳥だと思われていたようだ。この映画にもそのような描写があるらしい。
微動だにしない姿や、獲物を探して水面をみつめる鋭い目がそう思わせるのだろうか。
その目は観る者全てに「私はこう生きるが、君はどう生きるか」と問いかけているのかもしれない。


個人的なことになるが、私も昨年から人生のフェーズが変わったように思う。
よいことではなかったが、近い将来そうなるとわかってはいた。
これからは、◯◯だからできない、とか、そんな時間はない、とかの言い訳ができなくなった。言い換えれば、なんでもできる、ということだ。

私はどう生きるか。

アオサギのようにすっくと片足で立って、いやそれは無理だ(10秒ももたない)、両足をふんばって立って、水面をしっかり見ていきたい。

iPhoneの画像切り抜き機能で加工。
水彩画のような雰囲気になったが、
足は細すぎて認識できなかった模様。


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