親になる覚悟

自分は37歳、4つ年下の彼女が妊娠したら籍を入れようという話をちょうど昨日した今のところ独身男性です。
26歳に大学を中退し実家に帰ってきて、なりゆきでアルバイトした塾で正社員採用され、安月給で向いてないながらに働き、向いてないが故に業績も奮わず当然給料もあまり伸びず、なんだかんだ10年続けてきています。

その間に、大学の奨学金を返済し、車関連のお金を返済し、仮想通貨で成功しそうになるも自分たちに教えてくれた人が飛んだおかげで200万ぐらいの損失で残念な感じになり、仮想通貨の頃の人脈から物販をはじめてようやくお金が安定して稼げそうといったところで現在にいたります。
去年は悪い月でも安月給の本業手取りぐらいは稼げているので(YOSAKOIをしていたり、やる気不足で出ていけなかったり、小さな失敗があったりと)、独立すれば今の給料の倍ぐらいは稼げる雰囲気が3年でやっと出てきました。
そうすると、26の頃にはとてもとても考えられもしなかった結婚をして子どもを作れるルートがやっと見えてきました。

今年の6月末に17年ぶりに彼女も出来、やってみないと見えてこない世界が見えてきました。
はじめはしばらく同棲してから考えるというスタンスでいましたが、なんと37歳、今すぐ子どもが出来ても20歳になる頃には57~8歳。彼女も54歳です。

しかも、遅れれば遅れるほど体力も落ち、親からの支援も得にくくなるということが見えてきました。
来月まで絶賛こども部屋倉庫にして物販してるおじさんなのですが、うちの弟は極めて健常なため子どもを週に1回は実家に預けて仕事をしています。
弟の子どもが来ることによって知った事実なのですが、ジジババにとって孫は激強コンテンツなのです。
おかげで父親の性格がめちゃくちゃよくなりました、精神が安定したからでしょう。
これを知っていれば自分の行動ももっと早く子どもづくり、結婚コンテンツに無理やりでも前向きに動いていたのではないかと思います。孫の顔が見たいジジババの気持ち、まだ子どもすらいないのにもう分かってしまいました。
しかし、このままだと自分がそのルートに入ることも許されなくなるまである、あり得てしまうのです。

そこまでの人生の導線を考えた時に、早く子ども作るの鬼アドじゃないか?と、ここ1カ月考えたところでちょうど彼女とのデート。ちなみに昨日はホテルはボディケアしてないからと断られました。
ただ、彼女も違う目線で早く子どもが欲しい、もし不妊だった時に1年ぐらいしないと治療も受けられずそもそも今からやってみて1年後だともう35歳になるので焦りがあるとのこと。
そもそも一回の排卵日に対して妊娠出来るとしても平均20%ぐらいらしく、1年やってみて平均の人でも10%ぐらいで出来ない計算になる。
裏を返せば一年やれば9割で妊娠までは行くと考えれば、ちゃんとやってればよほど引きが悪くない限り子どもは出来るな。
なので、お互いの利害が合致し排卵日に合わせてデートの予定を入れる方針になりました。次回は2月19日、もし一撃必殺したらバレンタイン仕込みみたいな感じになりますが、彼女は恋愛的なことやイベントに全く興味がないので、ただただ排卵日となります。バレンタインデーにお盛んですねぇとか言われても困ります、お盛んにしたいんですよむしろ。

ただ、この思考に至ったのもごく最近、新しい家が見つかったのも先週、かなり大きな決断をしてるなと個人的には感じていますが、同時に今も生き続けている生き物はみんなこれをしているんだなという当たり前のことなので、当たり前のこととして乗り切っていくべきなんですよね。
なのに、人間、とりわけ日本人を含む先進国はこの当たり前を行っていくことが非常に難しくなっている、本来だと本能のプログラミング通り活動していれば上手くいくはずなのに、全然そうなっていない。良くないですよね。

経済活動としても、お金は物販に回しているから、子育てしながら回るのかという心配もあります。実家にいてお金を使わないから成立していたことが一人暮らし+αの彼女との二人暮らし、更に子どももいての三人暮らし、実際はもう一人欲しい、四人暮らし。
果たしてできるのだろうか、経済的にも、そして肉体的、特に妊孕については本当にやってみなくちゃ分からない問題なので。二つの意味で。

クリアしていくために、悩んでも仕方ないのでやっていくしかないんだな。可能性は閉じていくだけで、時間軸は進んでいくだけなんです。

そして、起きたことに責任を取る、男性性の一番の仕事。
これだけは忘れずに最高にスリリングな数年間を生きていきます。

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