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日本人が海外に憧れをもつ理由を考えてみる。

「アンヌさんはどうして海外が好きなんですか?」

最近、
ふとこんな質問をされた。

なぜ海外が好きか?

そんなこと、
考えてみたこともなかった。

海外には、
興味を持つものだと

自然とそう思ってきたから。

物心ついたときから
そうだった。

だけれど、
海外に興味がない人や
行ったことがない人からすると

不思議なんだろう。

どうして海外が好きか?
自分なりに考えてみた時に

「海外へ行ったり、
外国の文化を学ぶことで

視野が広がって
人生が豊かになるから」

だという結論に
いたった。

つまりはどういうことかと、
朝ご飯に例えてみると、

例えば

日本の食べ物しか
知らなかったら

朝ご飯は、
ご飯と味噌汁と納豆を食べる。

だけれど、
お米を洗って毎回炊いたり、

味噌汁を作ったりするのは、
正直、ちょっと手間。

そこで、
西洋からパンが入ってきて

朝ご飯としても食べていい、
と知ったら

「もう、朝のために毎回
 お米や味噌汁は準備しなくていいんだ!」
ってなる。

シリアルなんかは
もっとすごい。

パンよりも長期間もつから
こまめに買わなくていい。

忙しいとか、
朝はなるべくぎりぎりまで
寝てたいから(=私)と

シリアルやパンを
選んでもいいんだし、

健康面を考えて、
日本の朝食を選んでもいい。

海外の文化を知るとは、
こういうことだと、
私は思う。

つまり、選択肢が広がるのだ。

これが、
朝ごはんだけじゃなくて

「生き方」「考え方」に起るのが、
海外を知ることだと思う。

昨年の9〜10月の2ヶ月間
私がフランスにいた時。

3分の1の期間は
パリの友達の家にいた。

その友達は、
リモートワークで
常に家にいたので

フランス人の働き方を
垣間見ることができた。

詳しいことは、
こちらで書いていますが

ひとことで言うと、
そのユルさにびっくり!

働く時間は短いし、
働いた後が本番!という感じで
街に出かけていく。

「働くために生きる」
のスタイルの日本と違って

「生きるために仕方なく働く」
というスタイル。

まず、働き方に対する考え方が
全く違うんだなあと

色々学びになりました。

仕事はしたくない!
でも、生きるためには
しなくちゃいけないから

それ以外の時間は
全力で楽しむ。

そんな感じ。

仕事終わりに美術館なんて行っちゃったり。

それからしばらく、
日本へ帰ってきても
その考え方は私の中に残っていて

楽しく仕事ができていました。

でも、最近は
帰国してから時間が経ち、

また日本人モードに。

「働くために生きる」
私になってしまいました…

意外と、
頭では分かっていても
変えるのって難しい。

日本にいながら
「海外の人ってこうなんだよ!」
と言われても、

「ふーんそっか。
 でも日本ではまだまだ無理だね〜」

で終わり。
自分からは変わろうとしない。

周りのせいにして。

でも、実際にフランスとか
海外に行くと

「フランス人の生き方、素敵!

 私も日本に帰ってから
 こういう生き方しよう!」

って、思うんです。

だから、
海外に行くのって
私はすごい大事だと思ってます。

逆に、
日本の生き方が好きで
変える必要はない、とか

現状に満足している人は、

海外にあまり憧れを
持たないのかな。

これが、
私なりの結論。

海外の考え方や生き方は
本やネットで
いくらでも知ることができるけど

百聞は一見にしかずで、
実際に行ってみると

自分を変えていく
原動力になる。

自分の人生は
自分だけのものだから

せっかくなら、
自分の好きな生き方を見つけて
生きていきたい!

人生100年時代。
だから、少しでも

自分の人生をデザインしていく。

そのために、
私はフランス語を学んで
フランスへ何度もいって

フランス人の考え方・生き方を
学びたいし、

いいところは
真似していきたい。

そんな一心です。

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