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おばちゃん、びりっけつとなる~アラカンの再就職その29

ついに、ついに、この日がきた。アポイントの獲得率がビリになった。
今年の初め頃には、目標数を達成していたおばちゃんがいたのに、、、それぞれに割り振られている目標数に対してのアポイントの獲得率がビリなのだ。

達成することと、獲得率がビリなのとでは、ちょっと質というか次元が違う気もしている。目標数が多い人と少ない人がいるので、獲得率100%で目標達成。これでも、おばちゃんは平均7割くらいはいっているのだが、3割台となってしまった。

上司からハッパをかけられても、つながらない電話、倒産している企業、そんなのばかりにでくわす。つながらない企業にいくら電話したってアポイントなんて獲得できなしでしょうが(ちょっとお怒りモード)

あまりに成績がふるわないので、泣きたくなってきた。むいてないんだこの仕事って思いもでてくる。ちょっと前には、魔法の言葉をもらった自分の記事を読んで、「あーこんな時もあったなあ」と、ものすごく遠い目になっていた。でも、これを読んで「もうちょっとがんばってみよう」と自分にいいきかせて仕事をしていたおばちゃん。

なんでビリっけつなのか。(ほんとはどべと書きたい。「ドベ」って方言だときいたことがあるので、一般的な「ビリ」で)

人がどんどん辞めていっているから。今回の獲得率の低さは異常だと思うが、ふだん6~7割で、目標達成はしていないけれどビリにはなっていないのは、そのせい。仲間がどんどんやめていった。おばちゃんがいる事務所は、おばちゃんが入った頃の3分の2となった。
そして、違う事務所では、人が定着せず、いれかわりたちかわり、であったが、やっと今、この仕事が「できる」人が定着し始めている感じを受けている。

その中でついに「できない人」になったおばちゃん。

アポインターがアポイントをとらないと始まらないビジネスである。どうもアポインターへの面談や学習といったところに今後焦点をあてるらしい。おばちゃんたちに「PDCAを回しましょう」と唱えてきた。若者たちよ。

「ノルマはありません」とは言われているが、「この成績のままでは次の更新はできません」と言われた仲間が過去にいた。ひとりは辞めていったが(正確には先に退職願いを出したものの、少し成績が伸びたので、継続を願い出たが撤回できなかった)、ほかの人はそのまま在籍している。

これだって運かもしれない。先に退職願いというか更新しない旨を伝えてしまったが故におこったことだ。だまってギリまでまっていたら更新連絡はきただろう。「更新できません」と伝えた上司が異動になって、新しい上司が着任したことも継続理由としてあるかもしれない。

おばちゃんに魔法の言葉をかけてくれた上司も異動している。それ以降おばちゃんに魔法の言葉をかけてくれた上司はいない。目標達成者をほめちぎりって、あとはいらないと言わんばかりの体制になってきているようにも思える。

実は大変なことが起きた。それもあって仕事が、この会社が嫌になってきたこともある。心のない人たちが多すぎる。またそれはおいおい。

そろそろ白内障の手術も近い。この手術を決めた理由もデスクトップPC作業をやりやすくするためのものだ。

木枯らし吹いて、ほっとできる会社に着地できないものかな。これもおいおい。

11月は忙しい月になりそうだ。

お読みいただきありがとうございました。お邪魔しました。

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