【実況プレイ】蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ活動記録 2023【蓮ノ空感想文】

2024年4月30日 00:00

※本noteは以下のネタバレを含みます
・活動記録第1話PART1
・活動記録第18話
・その他活動記録の特定のシーン

こんにちは、救済です

今日は今話題の『蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』の実況プレイをしていこうと思います

ラブライブだと高咲侑ちゃんのことが好きです

―― 蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

―― 『Link！Like！ラブライブ！』、通称『リンクラ』とは、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブを舞台にした、ソーシャルアプリゲームだ

『Link！Like！ラブライブ！』プロモーションムービー（ラブライブ！蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ）

―― 1年365日、入学から卒業までの限られた時間のなかで、彼女たちと喜び、悲しみを共にし、同じ青春を過ごす、リアルタイム「スクールカレンダー」連動プロジェクトである蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ、今回はその活動を描いた「活動記録」を実況プレイしていく

―― 果たして救済は活動記録から何を感じ取ることができるのか

「救済さん」

はい

「今回なんですが、救済さんには蓮ノ空の実況と並行して、こちらにも取り組んでもらおうと思います」

えっ、何、それは・・・

「救済さんには、キャラクターに萌え萌えした数だけ、こちらのホワイトボードに『萌マグネット』を貼っていただき、蓮ノ空一番の萌えキャラ・『萌王』を決定してもらいたいと思います」

え～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！？？？？

「ホワイトボードは6マスに仕切られてまして、それぞれのマスが蓮ノ空に登場するメインキャラ6人に対応しています。救済さんは "萌え～"と思ったタイミングで、萌えたキャラのマスに萌マグネットを貼ってもらいます」

「萌マグネットには金、銀、桃の3色がありまして、特に萌えたら金を、かなり萌えたら銀を、普通に萌えたら桃をというように使い分けてください」

大丈夫かな・・・おれ "" 萌える "" かな・・・？

―― 間違いなく後に杞憂となる心配をする救済。さらにはこんな失礼なことを

なんかなーあんまりはまらないんだよなー3D？のキャラが動くシナリオ

3Dのキャラが動くシナリオで面白いのってなくない？なんかなーぴんとこないんだよなぁー

配信してるってのもなんかｖっぽいし流行りにのっかってみましたみたいな感じなんかなぁ

「あの、早く始めてください」

あ、はい………

―― ぼやきつつもコントローラーに手をかけ、救済の蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ実況プレイが今、スタートする！

蓮ノ空女学院

スクールアイドルクラブ、ON！

おぉーなんか始まった

―― 蓮ノ空は金沢を舞台に女の子の自己紹介から始まった。これまでいくつものアイドルものに触れてきた救済、果たしてこれをどう見るか

THE・アイドルコンテンツって感じの始まり方やなぁ

これが日野下花帆さんかぁ、太陽のような明るさで周囲を照らす典型的なアイドルコンテンツの主人公やなぁ

で、隣にいる子が花帆の友達で青の系譜って感じじゃ・・・

え！？

知り合いちゃうの！？

はじめましての人に向かって自語りしとったの！？

うわぁ、ほんまに初対面の人に向かって自語りしとるこの子。全然典型的なアイドルコンテンツの主人公とちゃうやん・・・・・・

―― 思っていたのと違う展開に驚く救済。どうやらこのコンテンツ、一筋縄でいかないみたいだ

―― その後、花帆は追加で自語りを挟み、会話相手の女の子の名前を聞き出すことに成功する

めちゃくちゃ嫌そう

すみません、わたしはこの学校で、
あまり人と仲良くする気がないので……。
[さやか]

絶対嘘やん

まず、嘘。そもそも嘘。故に、嘘。全嘘。

生まれつきの煽り性能が高すぎるなこの子

大丈夫だよ、さやかちゃんすっごくかわいいから、
すぐにお友達たくさんできるよ。
[花帆]

加えて人の話聞かないな

かなり強めに拒絶して、
自分でも言いすぎかなって思ってた矢先に、喋りすぎじゃないですか！？
[さやか]

この子はこの子で全部説明するな

ちょっと

なにこれ

―― 飛ばし過ぎなスタートダッシュに救済といえども困惑の色を隠せないようだ

「救済さん」

はい

「ここまで見てきてもらいましたがいかがでしょうか」

カオスすぎる

「カオス・・・・・・」

「あの、よかったところ、とかは」

う～ん

さやかちゃんがなんだかんだ言って花帆に順応してるのが可愛いね。花帆は唯我独尊すぎるけど、失敗したときのリスクやたとえ成功したとしてもその時にかかるコストを気にして一歩踏み出せない他のアイドルを底なしの明るさと無根拠の自信で引っ張っていくのが一般的なアイドルコンテンツ主人公の役目だからそういった姿が描かれていくといいね。ていうか描かれるんじゃないかな、日野下って苗字も明らかに太陽の明かりを意識しているし花帆が蓮ノ空のスクールアイドルたちを照らしていくっていう王道展開がこの後に

「あ、、、はい、、、、、、では続きをお願いします、、、」

―― 救済が若干ウザい講釈を始めてしまったのでスタッフに促される形で再開することに
―― 果たして、救済の言う通り花帆のリーダーシップが描かれているのか

なんか0年代PCゲームに出てきそうな学校やなぁ

―― なんと、花帆の期待とは裏腹に蓮ノ空女学院は山の中に建てられた緑豊かな学び舎だった

俺の母校も山の上に建ってたから妙なシンパシー感じるなぁ

―― 誰も聞いていない救済の母校の話はさておき、物語は早くも急展開を見せる

え？

ど、どうしたんですか、いったい。
昨日の元気はどこにいったんですか……
[さやか]

さやかちゃんも困惑しちゃってるじゃん

……あたし、新生活でぜったい花咲こうって決めてたのに。
規則、規則、厳守、規則でさ。
このままじゃ、しおれちゃうよぉ……。
[花帆]

―― 周りに何もない環境と伝統と規則に守られた蓮ノ空の校風が合わなかった花帆は打って変わって元気を失くしてしまっていた

そういえば、ごめんね、さやかちゃん……。
あたし初対面なのにぐいぐい話しかけて、ずうずうしかったよね……。
[花帆]

いや全然底なしの明るさと無根拠の自信で回りを引っ張ってないじゃん！

―― 一見なんの変哲もないシーンに見えるがここで救済に動きが

おわぁあああ！！！！！！

―― 様変わりした花帆の姿に耐えかねて責を認めたさやかを見て大きくのけぞる救済。そして彼が取り出したのは・・・

がさごそ

ドーーーーン！！！！

「おーーーーーーーーーーーー」

なんと救済が取り出したのは萌マグネットだった

―― 突然の事態に意表を突かれたスタッフたち。すぐさま救済に確認が入る

「救済さん」

はい

「これは、あの・・・『萌えた』んでしょうか・・・？」

萌えたね・・・・・・・・・・・

―― 記念すべき『初萌』をさやかに捧げた救済。いったいさやかのどこに"萌え"たのだろうか

「どこに萌えたのか訊いても・・・？」

俺好きなんよね

「はい・・・？」

俺好きなんよ

「はぁ、、、あの・・・なにが」

"" 困り顔で笑う女 ""

「はぁ、、、」

―― どうやら救済は「困り顔で笑う女」に異様な執着を見せるようだ
―― 救済の性癖が垣間見えたところでようやく実況が再開する

そっかぁ……さやかちゃんは、優しいねぇ……。
つらい心にしみこむねぇ……。あ、泣いちゃいそう。
[花帆]

がさごそ

ぺた

「え～～～～～～～～～～～～～～！！！！！」

―― なんと早くも2個目の萌マグネットがさやかのものとなった
―― いったいなにが救済の琴線に触れたのか、すぐさまスタッフが確認に入る

「救済さん、早くも2個目の萌マグネットですけど、これはいったい」

見たらわかるやろ

「いや、、、えと、、、う～～ん……」

これ

見てわからない？

「あの。。。もしかしてその、、、、、、、、、、"困り顔" で………？」

そう

―― どうやら救済は女性キャラクターが困り顔で笑う度に萌マグネットを消費する気でいるようだ。どこまでも性癖に忠実な男、それが救済だ

―― さやかの助けもあって元気を取り戻した花帆は自身の過去を打ち明ける

……あたしね、小さい頃は体が弱かったの。
だからお母さんたちをすごく心配させちゃって。
[花帆]

あ、小学校行く頃はもう大丈夫だったんだよ！
でもお母さんたちの心配はそのままで。
[花帆]

そっかー花帆ちゃんは身体が弱かったらこそ自由になった今花咲くことにこだわっているんだなぁ

わたしも、その、花帆さん風に言うなら、
いろいろあって、この学校にやってきました。
[さやか]

さやかに悲しい過去・・・

―― お互いの話をする中で活力を取り戻した花帆はある宣言を残してさやかの元を去る

短い付き合い・・・？

短い付き合いってなんだ？

もう、行ってしまいました。
オンとオフしかない蛍光灯みたいな人ですね……。
[さやか]

「オンとオフしかない蛍光灯みたいな人」って表現をしてくれるさやかちゃん素敵だなぁ

歳とると切れかけの蛍光灯みたいになかなか電気つかんくなるからなぁ

―― 気づけばアラサーとなってしまった救済。花帆のような切り替わりの速さはもう期待できないようだ

そうだよ、お行儀よく待ってなくたっていいんだ。
あたしにはあたしの道が、無限の未来が待ってるんだから。
[花帆]

おっ、ちゃんと立ち直ってるやん

ん？

―― なんと救済、思いがけない花帆の行動に驚愕し、椅子から転がり落ちてしまった
―― スタッフに支えられてなんとか立ち上がり、状況を整理する

「救済さん、椅子から転がり落ちてしまいましたが・・・」

いや転げ落ちるよこんなの

思い切り方は全力なのに思い切る方向が真逆だよね

「それはそう」

―― 前代未聞、スクールアイドルの脱走事件が起こりこれからどうなってしまうのか気になるところだが、ここでスタッフから救済に重大な連絡事項が伝達される

「あの、救済さん」

はい

「今、第1話のPART 1を観終わりましたけど」

「ONしてからここまでで何枚画像載せたかわかりますか？」

え～5、6枚くらいとちゃうの？

―― noteに乗せた画像を5、6枚と読んだ救済だが、果たして答えは

「第1話のPART 1だけで、66枚載せています」

66枚！？

「はい。なので、この調子で続けていると活動記録読み終わるころには途方もない数になってしまいますので」

「そうなると容量的にnoteがクラッシュして読めなくなっちゃうので」

「一度持ち帰ってもらって、第17話まで読んできてもらいまして、第18話から再開という形をとらせてもらいたいんですけど」

え～PART1だけで結構時間かかったよね？これ18話までだとどれくらいかかるの？

「だいたい18時間って言われています」

なが！プリキュア１タイトル見れるやん！

それやったらあの萌えマグネットも家でやるの？

「それなんですが、救済さんにはこれを持ち帰ってもらいます」

え！？なんか増えてる！

「それぞれのボードが各メインキャラに対応していまして、ボードは18マスに仕切られています。このマスが話数に対応しています」

「萌えたら、萌えたキャラのボードの話数のところに逐一記録してもらって、その結果を18話を見るときに発表してもらいます」

「併せてその時に、第1話PART 2から第17話PART 9までで特に印象に残ったシーンを振り返っていくという形でいかがでしょうか」

まぁそうするしかないならそうするけど

―― スクリーンショットと救済の写真多すぎ問題によって蓮ノ空実況はまさかの一時中断。後日、仕切り直しとなった

じゃあおつかれー

― 数日後 ―

おはようございまーす

「おはようございます救済さ…….えっ！？」

ｷｮｳｯﾃｻｧ~

「救済さん！シャツがさやかになっちゃってるじゃないですか！」

―― なんと、救済は村野さやかTシャツに身を包んで現場に姿を現した。活動記録を読んだ救済にいったいなにが起こったのか

―― もはや見るまでもない気がするが一応、ホワイトボードの結果を確認する

「それでは救済さん、ホワイトボードの発表をよろしくお願いします」

はい。わたくし救済が萌えたアイドルは、このようになりました！

―― 予想通りというかなんというか、救済は異様に村野さやかに萌えたようだ

「救済さん、見たところさやかに萌えたようですが、、、」

さやか """さん""" 、な

さやかさんな。なに軽々しく名前呼んでるの？

「あ、、、はい、、、すみませんでした、、、、、、、」

―― 村野さやかを呼び捨てにしたスタッフを睨みつける救済。さやかさんのなにが救済を変えてしまったのか

「ていうか『萌』以外にも増えてませんか…？『横』…？」

あーそれはあらゆる理由で横転した時に貼ったやつやなぁ

「この『酷』っていうのは…？」

それはあんまりにもあんまりな失言だと思ったときに貼ったやつやなー

「『いい加減にしろ乙宗梢』・・・」

―― どうやら救済は勝手にシールの種類を増やし企画の理を捻じ曲げる気のようだ。萌えた回数から一番の萌えキャラを決めるという話はどうなってしまったのか

「それでは早速活動記録のほうを振り返っていきたいのですが、今回活動記録を17話まで読み終わった救済さんにアンケートを取り、このようなものを用意しました」

あぁ～これか～

「救済さんには特に記憶に残った『蓮ノ空名場面TOP3』を選んでもらいました！」

3つに絞るの結構大変やってん

―― スタッフの計らいで数多ある活動記録の名場面の中から3つを選んできた救済、果たしてどのシーンがランクインしているのか

「それでは救済さん、さっそく発表をよろしくお願いします」

はい！それでは救済が選んだ『蓮ノ空名場面TOP3』発表します！

第3位はこちら！！！

ハロつづ

「救済さん、『ハロつづ』というのは11話PART6の・・・？」

―― どうやら救済のお気に入りは11話PART6の『ハロつづ』らしい、いったいどんなシーンだったのか

ここやばかったなぁ～

ﾎﾜﾝﾎﾜﾝﾎﾜﾝ・・・

★

いや～それにしてもみんなわだかまりが解消されてよかったな～

当時あなたの言っていたことも正しい部分はあって、
私にも譲れないところがあって
[梢]

でも、いいのよ。お互い、相手のいいと思った部分を取り入れて、
スクールアイドルとして成長できれば。
[梢]

梢もこんな大人になってなぁ

ん～ワイトもそう思います

それってあなたの

ふーん、綴理はきゃるんってできてたんだ。いったいどんな・・・

え・・・・・・・・・っ！？

な、なに・・・っ！？

急に画面が光って・・・前が・・・・・・・・・っ！！

・・・・・・・・・・・・はっ！？

※注意
トリミング以外の画像加工はレギュレーションで禁止されているため画面外に装飾を施しています

アッッッッッッッッッッッッ！！！！！！！！！！！！！！

★

ﾎﾜﾝﾎﾜﾝﾎﾜﾝ

ってことがあったんよな～

―― なんと、綴理のあまりの萌力（もえぢから）を前にして救済は光となって消えていた

「あの、もしかしてこの金萌のマグネットって・・・」

せやで、ハロつづ

「あぁやっぱり・・・」

―― 救済は金萌のマグネットをハロつづに使っていたようだ
ここでスタッフがあることに気づく

「あの、もう一つ金萌がありますが」

―― そう、さやかさんのホワイトボードにも金萌マグネットが貼られているのだ。これはいったい

それは・・・まぁ大したシーンじゃないんやけど・・・

ﾎﾜﾝﾎﾜﾝﾎﾜﾝ

★

―― 梢と『スリーズブーケ』を結成した花帆。そんな2人のステージを見たさやかは満面の笑みで声援を送る

もう可愛い

聞こえないってわかってても思わず歓声をおくってしまうさやかちゃん可愛すぎるんだよね

うんうん、花帆ちゃんが楽しそうでもれも楽しいｎ・・・

ドンッ！！

へへ・・・・・・

きたぜ
ぬるりと・・・・・・

ダンッ！！

『門前清自摸（メンゼンツモ）』・・・・・・

『萌一色（モエイーソー）』

役満だ

★

ﾎﾜﾝﾎﾜﾝﾎﾜﾝ

ってことがあってなー

「あの、麻雀になってますよね・・・？っていうかモエイーソーってなんスか・・・？」

あれは萌えたなぁ～

―― どうやら救済は何をツッコまれても「萌えた」の一点張りでゴリ押しする気のようだ。戦い方をパワープレイしか知らないのか

―― 気を取り直して『蓮ノ空名場面TOP3』の発表に戻ろう

はい！『蓮ノ空名場面TOP3』第2位は、こちら！！

その重さが欲しかった

―― フリップには「その重さが欲しかった」の文字が、いったいこれは何を意味しているのか

「救済さんは、これはどこのシーンなのでしょうか」

これは12話のED1なんやけど

1年生たちは沙知先輩からスクールアイドルとしての試練を言い渡されるんだけど、花帆と瑠璃乃がなんなく合格する中でさやかだけが苦戦するんだよね。さやかだよ、あのさやかが。誰よりも真面目で努力家でそれゆえに力もあるあのさやかだけが合格できないんだよね。で、課せられた試練の内容が「なんのためにスクールアイドルをやるのか」って問いに答えることなんだけど、さやかはこれに苦戦しちゃうんだよ。それはさやかが既にフィギュアスケートという表現の場を持っているからで、スクールアイドルを通して成し遂げたい固有の理由が不在しているからなんだよね。そのことはさやかも重々自覚していて、めちゃくちゃ自責の念にかられてしまうの。それに加えてやる理由がなければやる資格すらもないという話ではないことすらも理解してしまっているんだよね。さやかは聡い子だから。それでも沙知先輩の課題を通して自分のスクールアイドルに対する想いってこんなものだったのかと、周りがほとんど悩むこともなくスクールアイドル活動に打ち込むことができているなかで立ち止まって足並みを乱している自分を俯瞰してしまってそのこと自体に落ち込んでしまっているのよ。そんなさやかが見つけた答えは「みんなの期待に応えたい」というめちゃくちゃ平凡なものだった。でもこれって口ではどうとでもいえるよね。誰だって言える、俺だって言える。「みんなの期待に応えたいからスクールアイドル活動をします」その言葉がどれだけの重さを持っているか、言葉の上だけでは判断できない。そこでさやかが選んだ手段がソロでステージに立つという選択だった。ユニットで活動を行うことをはじめとした伝統をなによりも重んじている蓮ノ空においてソロでステージに立つということが何を意味しているのかさやかもわかっていないはずはなかったけど、さやかの言葉の覚悟を証明するには観客の期待を一身、文字通り一人の身に背負って立つ舞台でしか成し遂げられないんだよね。それでソロステージを終えて沙知せんの下に帰ってきたのがED1、沙知せんは再び問いかける「みんなの期待に応えたいという意志は伝わった。でも、そのために選んだのが、どうしてソロライブだったんだい？」その答えが、これ。「わたし、期待に応えたかったんです。その重さが欲しかった。」なにこれ？気高すぎる。あまりにも。若干高校1年生が、この気高さ。どうしたらこんなに気高くなれるの？何を食べて育ったらこんなに気高くなるんですか？「気高米（けだかまい）」「気高水（けだかすい）」「気高肉（けだかにく）」「気高魚（けだかぎょ）」「気高菜（けだかな）」を食べて育ってないと説明がつかない気高さなんだよね。たぶん食べてると思うんですよ、気高飯を。気高弁当を。

「は、はぁ・・・」

―― 1,000字以上にわたって繰り出された救済の超高速早口オタク語りにスタッフも返答のしようがないようだ。救済の母親が言うには彼は内気で内向的な子だったらしい

それで、さやかさんだけではなくて声優の野中ここな様も気高い方で――――

―― 救済のオタク語りがとどまることを知らないので適当なところで切り上げてフリップと向き合ってもらう

「それでは救済さん、第1位の発表をよろしくお願いします」

はい！『蓮ノ空名場面TOP3』第1位は、こちら！！

あたしは――スクールアイドルだよ

「回想ありますか？」

あります

―― 収録時間も押してきたのでさっさと救済の回想に入ってもらう

これは13話のPART7で・・・・・・

ﾎﾜﾝﾎﾜﾝﾎﾜﾝ

★

―― 沙知先輩とのわだかまりを抱えていた綴理だったがオープンキャンパスを通してお互いの気持ちを曝け出し、打ち解けることができた

キミはもっともっと、成長できる。
心配しないで、さやかと、みんなと、スクールアイドル頑張って。
[沙知]

沙知せんもこういうエールを贈れるようになったんだなぁ、ほんまによかったなぁ

―― 生徒会長である沙知は蓮ノ空女学院の校則で他の部活との兼任はできない。一度はスクールアイドルクラブを守るために身を引いた沙知だったが、果たしてスクールアイドルクラブに再び戻ってくるつもりはないのか

いや戻って来いよスクールアイドルクラブに～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！！！！！！！

戻ってきてもう一度スクールアイドルとしてステージに立ってくれよ～～～～～～～～～～～～～～～！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

もう一度ステージに立ってスクールアイドルとして歌って踊る沙知先輩の姿が見たいよ～～～～～～～～～～～～～～

いったいなんて言えば沙知先輩帰ってきてくれるんかなぁ

う～～～～～～～～～～～～～～～ん

人生とは、自分を見つけることではない、自分を創ることだ

ジョージ・バーナード・ショー

こうか・・・・・・・・・？

花は毎年必ず咲きます。

川端康成

いや違うな・・・・・・・・・・・・

一番の誇りとは、失敗を経験しないことではなく、挫折の度に…

挫折の度に………………………………

………………………………………………………………………………だめ！！

他人の言葉じゃ、だめ！！！

オタクは定めの推しあれど、届かぬ足りぬはもう飽きた

足掻いて、もがいて、エモを食らう

蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさん！救済P！！

殺してみせろよ！！！蓮ノ空ァアアアアアアアアア！！！！！

ヒョ？

ﾐ

ﾎﾜﾝﾎﾜﾝﾎﾜﾝ…

★

これはさすがに1位やなぁ～

「なんで回想から帰ってきたら棺になってんスか・・・」

―― しんでしまった救済をなんとかスタッフが棺から連れ戻し、ようやく実況プレイに移っていく

★

「救済さん」

はい

「ようやく18話の実況に入れるわけですが、ここまででこのnote、何文字書いてると思いますか」

え～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

3000文字くらいとちゃうの？

―― 蓮ノ空実況noteの文字数を3000文字と予想とした救済だが、果たして答えは

「1万文字書いてます」

うそ！？

「あと画像も116枚載せてます」

―― どうやら救済の予想を大きく上回り大長編となってしまったようだ
―― 加えて、スタッフの重い口が開かれる

「とてもじゃないですけどこのボリュームだと実況の公開が間に合わなくなってしまうので、18話はダイジェストでいきましょう」

ダイジェスト・・・？

「リアルライブの時の活動記録振り返るムービーくらいのテンポ感で・・・」

それもう実況とは言わんやろ

―― スタッフの手際の悪さが露見し、活動記録18話の実況は「ダイジェスト」という形で行われることになった

「それじゃあ救済さん、フリだけよろしくお願いします」

はい！それでは活動記録18話の実況をダイジェストでお届けします！ご覧ください、どうぞ！！！

困り顔で笑う女ァ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛！！！！！！！！！！！！！

えええ～そんなこと言われたら、
わたしこそ、もう嬉しさでバクハツしちゃいますよ～～！
[花帆]

シンとした廊下を渡って客間に戻るの、なんだかすごく寂しくて……。
きょうはせっかくなので！　梢センパイと一緒に寝てもいいですか！？
[花帆]

……と、蓮ノ空に入る前の私なら、言っていたでしょうね。
もちろんいいわ。　かわいい後輩の頼みだもの。
[梢]

うわーん！　梢センパイを優しくしてくれて、ありがとうございます！
沙知センパイ～～～！
[花帆]

今は配信ナメてるかもしんないけど。　あんただって、すぐに気づくからね。
沙知先輩が教えてくれたんだよ。私に、新しい夢を。
[慈]

もしも誰も入って来なかったら、
誰もスクールアイドルクラブに興味を持ってくれなかったら――。
[沙知]

これまで先輩たちが積み上げてきた、重ねてきた歴史を、
あたしが潰すことになるって。
[沙知]

さちに貰ったものは、後輩に返せばいいって言われてたけど……
どうしても、さちにも返したかった。
[綴理]

★

「ということで救済さん、活動記録1から18話の実況、お疲れ様でした！」

もう最後全然実況じゃなかったよね？

―― もはや実況とは言えない出来となってしまったが、なんとか活動記録を読了し、ホワイトボードを埋めることができた

「ホワイトボードの結果なんですけど、金萌を5ポイント、銀萌を3ポイント、桃萌を1ポイントに換算して、最も多くのポイントを集めたキャラクターを蓮ノ空女学院の萌王としたいと思います」

なにとぞ～よろしくお願いします

―― 救済がせーはすを見てﾆﾁｬついている間に、どうやらスタッフによるマグネットの集計が完了したようだ

「それでは救済さん、フリだけお願いします」

はい！それでは、蓮ノ空女学院スクールアイドル・萌王は、このアイドルになりました！！！

―― ということで蓮ノ空女学院スクールアイドルの一番の萌えキャラは村野さやかに決定した！

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

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萌王・村野さやか

※トリミング以外の画像加工がレギュレーションで禁止されているためこのような形となっています

✣✣–––––––––––––––––––––––––✣✣

「ちなみにその他の集計結果は以下のようになりました」

好（ハオ）
1位　さやか　23回
2位　花帆　　13回
3位　瑠璃乃　7回
4位　綴理　　6回
5位　梢　　　5回
6位　慈　　　1回

泣
1位　梢　　　8回
2位　さやか　4回
2位　綴理　　4回
4位　花帆　　2回
4位　慈　　　2回
6位　瑠璃乃　1回

草
1位　花帆　　8回
2位　さやか　6回
3位　綴理　　3回
3位　瑠璃乃　3回
3位　慈　　　3回
6位　梢　　　0回

酷
1位　慈　　　6回
2位　さやか　3回
3位　梢　　　1回
4位　花帆　　0回
4位　瑠璃乃　0回
4位　綴理　　0回

横転
1位　さやか　5回
2位　花帆　　2回
2位　慈　　　2回
4位　綴理　　1回
5位　梢　　　0回
5位　瑠璃乃　0回

いい加減にしろ乙宗梢
1位　梢　　　2回

いい加減にしろ日野下花帆
1位　花帆　　1回

―― 最後は駆け足となったがなんとか蓮ノ空実況を完走し、帰り支度を始めた救済だったがここでスタッフから完走を記念してある提案が

「救済さん、終わってすぐのところ恐縮なんですが、スタッフから贈り物があるのでこちらに移動してもらってもよいでしょうか」

贈り物・・・？

―― 撮影部屋を後にして、リビングに通された救済、いったいなにが贈られるのか

「救済さんには、過去の自分と向き合ってもらいます」

え！？過去の自分！？

「はい、これが私たちから救済さんへの贈り物です」

え！？

誰これ！？

「あなたです」

―― なんとプロジェクターを通して投影されたのは、実況を初めて間もない頃の救済の姿であった

「救済さんには過去の自分と向き合うことで蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさんとして成長してもらいたいと思います」

え～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！？

―― スタッフの粋な計らいによって救済は過去の自分と向き合うことになった

う゛っ……。

3Dのキャラが動くシナリオで面白いのってなくない？なんかなーぴんとこないんだよなぁー

適当言うなよ！蓮ノ空ナメんなよ！

これは……想像以上に、きつい……！

配信してるってのもなんかｖっぽいし流行りにのっかってみましたみたいな感じなんかなぁ

…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………違うよ。