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果て感が堪らなくいい大好きなあの場所へ行く



尊敬する友人に言われたんだ。

『やめなよ、そんな考え方。惨めだよ』

こんな事を言ってくれる友人が大好きだ

そうなんだ、こんな考え方良くないよね。

でも、それが真実でもあって。

ひとつだけ真実を話さなかった。

話さなかっただけで、嘘をついたわけではない。

ううん、あえて話さなかったのは嘘をついたのと同じことだと思う。

でも、全てを話すと返答に困ると思ったから小さな嘘をついてしまった。

そう、だから本当に惨めなんだ。

そう思うと消えたくなる。




違うよ…

これが因果応報なんだろうな。


もう一度、やり直させてくれないかな。

もう誰も傷つけないから。


独りになりたいんだ、あの場所で。

どこよりも好きな、あの場所で


もう独りでは絶対に行けないだろうと思っていた。

春にヤケクソで行ってみたら、寧ろ独りになりたい時に来る場所だと感じた。


ヤケクソで行った時の過去フォト




あの時はとてつもなく、しんどかったけど
あれからずっと、また来たいと思っていた。


果て感が堪らなくいい。

来る度に違う顔を見せてくれるところも堪らなくいい。

全部忘れたいはずが、ここに来ると全部思い出してしまうのに。

それでも何故だろう、ずっとここに居たい。


今日はいつもと違って野鳥たちが少ない。

代わりにこれもなのですか?


キミも何かを探しにきたの?


独りになりたいから、ここに来たんだよ。

自分は余程、気づかずに他人を傷つけてきたのかな。



惨めな自分を受け入れるなら、それもあり。

にしてもさ。

神様のいたずら。




夕陽が沈んだら、海に闇にのまれてしまう自分を想像してみる。

それもいいかもしれないな。


生きづらくても、生きて行くしかないんだろうな。


キミになりたかっただけなんだ


この果て感が堪らなくいい。

この場所が自然の変化を受け入れながらも、この先ずっと、このままでありますように。

どうか、あの町のようになりませんように。









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