道の駅やちよ再訪 車中泊
２０２３年１１月。久しぶりに車中泊の旅に出た。目的地は千葉県の道の駅やちよ。
以前に訪れて、もう一度行きたいと思っていた場所だった。道の駅のそばを流れる新川のほとりを散歩したことがやけに印象深く、退職したら時間を気にせずのんびり過ごしたいと、ずっとその日が来るのを待ち望んでいた。
そして、平日の連休。天気予報も良かったので即決。朝からウキウキ気分で出かけることにした。しかし、通勤時間と重なるとどこも渋滞。下道縛りで出かけることがほとんどなので、ここは考えどころ。早朝に出ると着くのは早いがどの施設、店も開いていない…、悩ましい。
さて、ぽかぽか陽気の快晴。散歩前にまずはお昼ご飯。この日のターゲットは、大きなエビフライ。そして、名物らしき武蔵野うどん。
エビフライは道の駅のすぐ近くの店で、武蔵野うどんは道の駅の食堂で。どちらも美味だが、いっぺんに食べるにはちょっと多いかも。外に出ると、変な食欲といろいろ食べなきゃという義務感が出てしまうのはどうしてなんだろう。
食後に今回の第一目標だった川辺の散歩に。ちょっと歩くと暑くて上着を脱ぐ、そんな陽気の中、時間を気にせずのんびりと歩く。
前回歩いた時はまだ現役。次の週の予定や準備などが頭をチラつく中の散歩。完全に解放されてリラックスできていたかというと、そうもいかなかった気がする。それは多くの人がそうなのでは。もし、解放感を存分に味わえる人がいたら、それは才能なのかもしれない。
今の自分は。才能なんてないけど、現役を退き次のことを考えなくてよい立場となり、何も気にせずのんびりできるようになった。
買ったばかりの延べ竿を川面に垂らし、ぼんやり。釣れるとは思っていない。それでも、頭が空っぽになるだけで大満足。これこそ、自分が退職したらやってみたかったことの一つ。たとえようのないうれしさとともに、歩いては立ち止まって景色をながめる、を繰り返した。
夕方までどこへ行くともなくぶらぶらし、暗くなったので車へ。晩御飯は、道の駅で買った惣菜やご飯。相変わらず、「ご当地ものを食べなきゃ病」が出る。チーバくんのビールとピーナッツ、美味かったなぁ。
夜、寝られなかったなぁ。それどころか、朝方間違えて内側からドアを開けてしまい、警報が駐車場に鳴り響く。あれ、最高に焦るよなぁ。
罪悪感から逃げるように道の駅を後にする。
帰りはこの度のもう一つの目的である、特大焼きそばを食べるために、木更津へ。開店時間まで港で釣り。ハゼが釣れた。
昼前にお店へ。焼きそば特大を注文すると、お店のおばさんが「かなり多いけど、大丈夫？」と聞いてくれた。隣の客の皿を見て平気だと判断し、「大丈夫です！」と返事。しかし、目の前に運ばれた皿を見てびっくり。さっきのはただの大盛りだったのか！！
それでも、１0分で完食。よくよく麺類が好きなんだなぁ。お腹はぱんぱんになったが、かねてからの希望が叶い、気分良く千葉の地を後にした。
その後は、アクアラインで川崎に渡り、またちょっとだけ釣り。メガネと同じサイズのハゼが釣れた。見物のお爺さんがいなくなった途端にどんどん釣れた。なんでだろう？
外に出るとあれこれやりたくなってしまうのは、自分の性質なのか。もう少し余裕をもってゆっくりしていればいいのに。
出かけた先で動かずゆったり過ごす時間を増やすこと。これがこれからの目標かもしれない。
余談
ひいきのタイガースの優勝を追いかけていて、旅の記録を残しておくことを忘れていた。
次は１２月に出かけた、テント泊、ソロキャンを記録しよう。
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