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転職エージェントとして辛い時に大切にしている考え方

①最後の最後は私経由で内定承諾でなくても、その方が「行きたい会社」から内定が出て良い転職をできている事を大切にする。

そうでなければ、自身がその方と関わったことで価値を提供できていないことになる。

他社経由で承諾になった時に、心から「おめでとう!」と言えるような心持ちで臨む。

②どんなに有効な関係を築けるエージェントになったとしても、
・「実は伝えてない内定があってそちらに決めました」
・「実は他に受けてる会社があってそちらの意向が高いです」
と言われることもあり得ると思っておく。

・他社から内定が出た方が悪いわけではない。自分の目標はあくまで自分の目標で、その方は人生で何回か(人生最後?)の転職活動でベストな選択をするために全力なだけ。それぞれに目標がある。自分の目標が達成できないのは実は受けていた他社に承諾した相談者のせいではなく、万が一を想定し「他」を用意できていなかった自分に責任がある。

・理想は、全ての相談者さんと良好な関係を築くことですが、相談者さんも人生がかかっているので「保険」をかけたいと思うこともある。自身が一方的に信じ込んでしまい過剰に傷つかないように「実は他にも受けてました」はあり得ると思っておく。口では受けてないと言っても最後に実は受けてます。があるものと思っておく。
※人を信じてはいけないという意味とは異なります。

・常に最悪の事態も想定しておく。理想理想になっては何かあった時に過剰に傷ついてしまう。心にゆとりを持つ。

・何か部が悪いネガティブなことがあっても、関係性が90点→0点に崩れ去ったと感じることもあるけど、実際は90点→70点と少しだけ下がっただけのことも多い。どうすればネガティヴな要素を最小限にできるかと冷静に柔らかく考える。

・過剰な期待を持つと、人間不信になったり、エージェントは辛いとなってしまいがち。顧客や人と適切な距離を設けて自身の「利害」に関しては自身の行動で補える範囲で考える。

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