見出し画像

RIZIN LANDMARK vol.2 平本さん負けを期待させてPPVを売り、青木参戦交渉までゲロしちゃう榊原劇場の巻

RIZIN LANDMARK待ってました。

我らが平本蓮さんが大晦日のリング上で萩原京平選手に対戦を呼びかけるものだから、てっきり平本萩原のアングルができているものだと思っていました。蓋を開けてみるとRIZIN得意の放し飼いで平本さんの飛ばしだったようです。ここら辺てある程度アングルを作っておいたほうがいいと僕は思うのですが、RIZINは自由にやっていますよね。DREAMのときは加藤浩之さんが現場監督として陣取っていて、選手の反発はあれどそれなりにストーリーラインがあったのですが、RIZINからは選手が何を言っても何をしても自由な空間となっていて良さはあれど、大変なところもあるなあと思いました。RIZINは加藤的な世界感から反発してできた部分はあるので、まあそうだよねと思って見物しておりました。ここら辺の格闘青春朝焼物語に関しては自分の試合のときに丁寧に説明いたしますので今回は割愛させてください。

RIZIN LANDMARKは初回大会が朝倉未来さん対萩原京平さんで繁盛していました。なによりです。PPVが期待に沿う形で売れたようで榊原社長が元気になったり、佐藤大輔さんのインスタライブが活発になったりと一気にRIZINの主軸コンテンツになったように思います。

前回大会の前後の記事でもPPVの周りの話と今後の展望は書いているのですが、大きく外れることもなくそれなりに当たっているような気がします。最後はコスト削減と利幅が大きい話に行き着くので主催者からすると「静粛に」ではないかと思います。以下過去記事です。

PPV特化大会のコスト削減 客入れよりもPPV特化の利幅が大きい

PPV大会に関しては会場と演出に費用と手間を掛けないことが可能になります。演出は通常の客入れ大会だろうとPPV大会であろうと掛けたらキリがないところはありますが、PPV大会の場合は最低限にすることが可能になります。だって客がいないから見られる部分が大幅に減るので張りボテでもいいわけですし、大会場も必要ありません。

ここから先は

9,086字 / 4画像
この記事のみ ¥ 500

サポートありがとうございます。選手活動、表現活動の活動費用に当てさせていただきます。更なる良いもの、面白いものを創作する原資に大事に大事に感謝を込めて使わせて頂きます。