堀口英利くんはNewsPicksにおいて、マジメな学生が笑われる風潮に絶望してうつ病になった友人が2人いると、何度も投稿している。しかし、そのうち「友人2人」が「友人」と変化するなど、その設定に揺らぎが生じている。
この記事では、その設定の変化を追跡する。
この記事は堀口英利くんの大学生活での状況の変化を知るための資料とすることを目的としており、他の資料や年表まとめと併用して参考資料とすることを想定している。
投稿時期
「うつ病になった友人」関連の記事は2018年の春と秋の二つの時期に投稿されている。2018年春は3月13日~5月27日に、秋は10月5日~2019年1月18日となる。
2018年3月から5月27日までは、大学関連の7本の記事に対して投稿している。2018年10月から2019年1月18日までは、主に就活関連の13本の記事に対して投稿している。共に学習院大学を批判する内容に併せて投稿している。
この投稿時期は堀口英利の学習院大学での活動内容に関連していると思われる。
「うつ病になった友人」への最初の言及
2018年3月13日に投稿されたうつ病になった友人が登場する最初の記事。3月12日よりNewsPicksにて学習院大学批判の投稿を開始しており、その批判の中でうつ病になった友人を実例として挙げている。
ここでは「2人ほど」がうつ病になったとしている。
※ 引用部分への太字は筆者による。
「自殺を図った」ことへの最初の言及
うつ病になった友人が自殺を図ったことの初出となる。「2人ほど」から「2人」と変化している。
うつ病になった2人は同じ学科との言及。設定が固まってきている。
「自殺を図った」から「自殺未遂を起こした」に変化したが、すぐに「自殺を図った」に戻る。
「自殺未遂」の語はこの記事が初出となる。
うち一人は音信不通で、twitterの捨てアカウントで「何度も自殺を図った」と連絡してきた。このtwitter経由の連絡はこの投稿だけの設定。
twitterの捨てアカウントでの連絡から、会ったときに「何度も自殺を図った」と語っていた、に変化した。この後は、明確な連絡手段には言及されなくなる。
2018年10月以降
少しとんで10月の記事。この間、うつ病になった友人についての言及はない。自殺の方法について「富士の樹海に」と具体例が挙がっている。この「富士の樹海」の設定はこの投稿のみ。
友人2人から友人へ
この投稿から以後「友人2名」ではなく、「友人」となる。また、投稿記事も大学関連から就職活動関連の記事に変化している。
「自殺を図る」から「自殺未遂を図る」へ
「何度も自殺を図った」から「最終的には自殺未遂を図った」になる。
2018年10月15日と同一内容のもの。これ以降、就活関連の記事に対して手あたり次第に、ピックしたニュースに適したコメントを数行だけ付与した同一内容の投稿を行っている。
2018年12月10日から翌年1月17日まで一ヶ月以上、うつ病になった友人の言及がされなかった。
「真面目に勉強」で村八分
2019年1月18日の投稿から、「コミュニティから疎外され「村八分」に遭う」という記述が出てくる。NewsPicksの投稿にて最初に「村八分」の語が出てくるのは2018年4月11日の投稿(【黒歴史】大学1年生でやりがちな失敗 9選)だが、そこでは「ヨット部を始め学内の部活やサークルの違法行為やハラスメント行為を内部告発したら、大学全体から「村八分」に遭った」としている。それがこの2019年1月18日の投稿では、「真面目に勉強しようとした」ことにより村八分になったと、村八分の理由が変化している。
また間隔があき、つぎのうつ病の言及は3月31日となる。ここでは友人ではなく同級生となっている。また、うつ病の理由も「「上級国民」からのマウンティング」となっており、今までの設定から大きな揺らぎが感じられる。
内容は2019年1月17日の投稿の焼き直し。
これ以降、うつ病の友人に関する投稿はない。
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