ファイザーのデータ不正疑惑について時系列ごとにまとめました。
おそらく、この記事を読む前に「知っていた(既知の)情報」は少ないかと思います。
この記事を読めば、その時点から「知る状態」になります。しかし、今までの固定観念が、邪魔をします。「いやいやそんなはずはない」などと。それを正常性バイアスといいます。
不顕在…知らない世界…の広さを理解してください。認知戦(記事末に別途記載)の防御は、疑問思考、認知可能領域より認知不可領域が圧倒的に多いことの理解、手法・カラクリを学ぶことから始まります。決して多数派や常識や権威を妄信する事ではないのです。それらは現代では、容易に(権力と莫大な金と情報制御で)創ることができる環境ということを認識してください。必ず「科学」と「不正のカラクリ」の両輪を用いて論理介在するようにしてください。片輪では、真相に辿り着くことは困難です。
┳ 2020年4月29日 第 1相臨床試験開始
C4591001試験。ファイザー株式会社とBioNTech社。ドイツおよび米国で臨床試験が開始される。4種類のワクチン候補(BNT162a1、 BNT162b1、BNT162b2、BNT162c2)が対象(*¹)。
ClinicalTrials.gov IDはNCT04368728。
※日本の第 I/II相臨床試験は2020年10月20日に開始。治験実施計画書番号:C4591005。
※(PMDA)試験全体の概要、スキーマ、除外基準、及び詳細
※その他のワクチンのClinicalTrials.gov IDはこちら
(*¹)https://www.pfizer-covid19-vaccine.jp/faqpdf/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%86%E3%82%A3%E3%81%AE%E8%87%A8%E5%BA%8A%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0.pdf
┣ 2020年7月27日 第 2/3相臨床試験開始
C4591001試験。グローバル臨床試験。
第 1/2/3 相試験
海外6カ国(米国(131)、ドイツ(6)、トルコ(9)、ブラジル(2)、アルゼンチン(1-4501人)及び南アフリカ(4):括弧内は施設数)、153施設で実施。
用法・用量は、治験薬(本剤 30 µg 又はプラセボ)を21 日間隔で2 回(Day 1 及び Day 22(許容期間 は Day 19~23))、筋肉内接種することとされた。被験者は、年齢(12~15 歳、16~55 歳、56 歳以上) で層別され、無作為化された(*²)。有効性および安全性の評価を継続する第3相臨床試験にも同様の国が引き継がれている。
検討されるワクチン候補はBNT162b2。抗原はスパイク糖タンパク(S)の全長でした(*¹)。
ClinicalTrials.gov IDはNCT04368728。
(*²)PMDA 2021.2.12 審議結果報告書 P35
┣ 2020年8月頃 不正の証拠
7月27日に2/3相臨床試験開始された。しかし1か月も経過していない8月。この頃に、杜撰な臨床試験の管理疑惑が持ち上がっている。詳細はマリアン・デマシのパートに記述。
┣ 2020年9月 ブルック・ジャクソンの内部告発
ベンタビア文書をさらに詳しく → 海外サイトの こちら
ブルックス・ジャクソンについてに詳しく → iambrookjackson.com
┣ 2020年12月10日 NEJMゲート 疑惑の論文①
☆筆頭著者にフェルナンド・ポラック博士。
☆(発症率抑制の)「95%」らしい(今や悪化してるけど)
”95.0%のワクチン有効性に相当します”
全世界で大々的に報道され、あなたも耳にしたことであるであろう。当時、異常な恐怖ウイルス煽りが続いていた中で、まさに蜘蛛の糸のような甘い誘惑である。そう、早い人は既に「怪しいぞ、薬害フラグでは?」と疑いの認識をもちはじめていました。
「(発症率抑制の)有効率(性)95%」
発症率抑制の有効率ってそもそも、感染を確実に(100%)捕捉した上でないと、弾けないでしょう・・・謎。謎。謎。
これは、2020年12月10日、Epubで公開され、2020年12月31日にNEJM(ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン)で発表された論文が発端となります。そこで示された「(発症率抑制の)有効率95パーセント」との情報が連日テレビで放送され、ネットにも大量の記事が踊り世界を駆け巡りました。まさにワクチンを推進する人たちの都合の良い根拠となり、テレビ出演する御用(製薬会社と利益相反のある医者達)がこぞって取り上げました。未だに、無知な開業医はサイトなどに掲げています。こういったところを見るに「閉鎖空間の頭でっかち」医者がいかに多いかが掴めるかと思います。論文の「著者の所属」欄も後に考察しています・・・汗。
フェルナンド・ポラック博士について詳しく → 海外サイトでこちら
ファイザー-ポラックのように、モデルナ-エル・サリー(ベイラ―医科大准教授,モデルナワクチン試験のの主任研究者,FDAワクチン諮問委員会議長)のラインがありますが、この記事では膨大になるので触れません。参考→ NEJM Journal Watch Hana M. El Sahly, MD 登録情報 モデルナ臨床試験の論文評価してませんかぁ(棒)?
┣ 2020年12月11日 FDA 緊急使用許可
疑惑の論文の1日後の緊急使用許可発表。
┣ 2021年1月4日 ピーター・ドーシ
☆PCRで確認されなかった、コロナと疑がわしい症例 3,410件には、触れず
☆魔の1週間現象と思わしきデータが存在
The BMJ(British Medical Journal,イギリス医師会雑誌)およびNews & Views チームの上級編集者であるピーター・ドーシの意見記事がBMJオピニオンで疑惑の臨床試験について記事公開されました。以下、記事から抜粋(翻訳はGoogle翻訳)。
公表された有効率とかけ離れた数値がみてとれます。また、魔の1週間現象(接種1週間の発症が非接種より高くなる現象)と思わしき数値も既に伺えます。
論文では書かれず、触れられず、FDAの資料でのみ記載があるようです。
その論文を書いた著者、公開したNEJMの編集者とは誰なのでしょう?著者の一人にフェルナンド・ポラック、編集者はエリック・ルービンという人物が浮かび上がります。
┣ 2021年1月6日 NEJMゲート 疑惑の論文②
☆またしても著者にフェルナンド・ポラック
2021年1月6日 nejm.org で公開
2021年2月18日 NEJM に掲載
著者にフェルナンド・ポラック博士。「結論」に「ビル アンド メリンダ ゲイツ財団とINFANT パンデミック基金から資金提供を受けています」とあります。フェルナンド・アルターベ氏はWHO所属。
詳細記事は →こちら
┣ 2021年2月14日 なぜ?特例承認
☆接種群は、2回接種7日までにプラセボ群の5.8倍の除外
☆2回接種時の除外数は、治験参加者の10%を超える
2021年2月12日 医薬品第二部会にて特例承認の可否について審議
2021年2月14日 厚労省 特例承認
PMDAの申請資料概要「5.臨床に関する概括評価」のP.31
定義:Covid-19確定例…[中央検査または各医療機関の核酸増幅検査(NAAT)で確定]のようです。いわゆるPCRでの判定。164例集まった時点で評価をするので早く集めたかったと推察される。なぜ不正と欠陥が示唆されるのにも関わらず、特例承認になるのでしょうか?そのカラクリも後述する「マリアン・デマシ(調査論文)」で触れています。
┣ 2021年9月 FOIA要求拒否→FDA訴訟
PHMPT… 米有力大学の教授や医療専門家ら数十人が設立した非営利団体「透明性を求める公衆衛生や医療の専門家」(うしおえ太陽クリニック)
┣ 2021年9月3日 FDA とファイザーとビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団
いわゆる「回転ドア」人事でしょうか。
┣ 2021年9月15日 NEJMゲート 疑惑の論文③
☆再々登場するフェルナンド・ポラック
2021年7月28日 medRxivに投稿
2021年9月15日 nejm.orgで公開
2021年11月4日 NEJMに掲載
Kanekoa Newsでは以下のようにまとめている。
ファイザーと利益相反がなかった著者は 5 人だけ。疑惑の論文3つに、フェルナンド・ポラックの名前が。顎が外れました。もちろん📺では放送されない。
┣ 2021年9月21日 フェルナンド・ポラック
不正が起きるには理由あり。フェルナンド・ポラック氏は「疑惑の論文①」の筆頭著者、「疑惑の論文②」「疑惑の論文③」の共著者であった。そして利益相反があった人物である。
アウグスト・ルーの詳細 →こちら
┣ 2021年9月21日 岡田正彦氏
☆データの隠ぺい工作
☆重症化は増えている
☆2回必要のウソ
☆疑惑その4:消された協力者
長年、薬品やがん検診に関するねつ造データの科学的検証を行っている、岡田正彦氏も、「2020年12月10日 疑惑の論文」のいかがわしいデータに切り込んでおられます。基本的に、誰にでもわかるような「わかりやすい」文章で書いていただいてますので、こちらから、「Q10 ワクチンを巡るデータのねつ造」をお読みください。
・「データの隠ぺい工作」はドーシ氏とよく似た内容です。
・「2回必要のウソ」は岡田氏のHPをみてください。
・「重症化は増えている」
※なお、PMDAの「2.7.6 個々の試験のまとめ」には有効性主要評価項目について「国別の「ブラジル」(VE は 87.7%)を除くすべての部分集団で 93%を上回った」とあるが95%信用区間は(8.1, 99.7)で、P52では(-23.5, 97.5)となっており、幅が非常に広い模様。
内訳はこちらによると、(ワクチン群,プラセボ群)の国別陽性者はアルゼンチン(1人,35人)、ブラジル(1人,8人)、アメリカ(6人、119人)。トルコ、ドイツ、南アフリカの記載がないという事は、第3相の安全性評価臨床試験から組み込まれたと推察できる。
・「消された協力者」
※岡田氏は77日目としていますが、Figure 13をみる限りおそらく84日目(グラフ推定値では80-81日目)に半数を切ったと思われます。
┣ 2021年10月26日 エリック・ルービン FDAの顔
┣ 2021年11月2日 英国政府へ請願書
その後 →こちら
┣ 2021年11月2日 ブリアン・ドレッセン
「ニュー イングランド ジャーナル オブ ミスインフォメーション」と皮肉られる羽目に。そろそろ強大なマッチポンプの匂いがしてきませんか??
同様の記事は →こちら
┣ 2021年11月2日 ポール・タッカー
☆臨床試験そのもののデータ不完全性
BMJが内部告発者と共に、NEJMを追求する形になっています。
ブルックス・ジャクソンの臨床試験現場の不正・懸念事項。
ポール・サッカー(タッカー)を詳しく →Wikiはこちら
┣ 2021年11月10日 厚労省、追加免疫(3回目)の承認
2021年11月10日 医薬品第二部会「追加」の審議
2021年11月11日 ファイザー社の新型コロナワクチンの18歳以上に対する追加免疫について薬事承認
┣ 2021年11月30日 マリアン・デマシ
オーストラリアのアデレード大学でリウマチ学の研究博士号(PhD)を取得したマリアン・デマシ氏も事の経緯を解説し、証拠の提示を始める。
ちなみにツイッターで推ワクチン運動を展開する、アカウントには、ハーバード公衆衛生大学院出身の人も散見されます。彼らは、財団と政府からフルブライト制度を利用し、留学するものも多いです。岡田氏も名指しでエリック・ルービン教授に「何を思って論文を通したのか聞いてみたい」といっています。エリック・ルービンはハーバード公衆衛生大学院の特任教授です。これらは偶然でしょうか?その考察はまた別記事で。全編集長のジェフリー ・ドラゼン氏は2019 年9月に編集長を辞任し、現在、編集者を務めてています。 ※検索の仕方はこちら
至極、当然の見解ではないでしょうか?急ぎながら治験登録者を進めている状況を想像してください。そして不正が一つあった。しかも杜撰な体制もいいとこ。その不正は1か所ではなく複数で起こっていたのではないのか?と考える方が正常な思考であるかと思います。
マリアン・デマシについて詳しく →maryannedemasi.substack.com/about
┣ 2021年12月4日 利益相反 - ロイターとファイザー
┣ 2022年1月6日 FOIA(情報公開法)訴訟→FDAに開示要求
┣ 2022年4月12日 FOIAにより利益相反、続々と
回転ドア、学者の買収という認知しにくいカラクリを、必ず理解した方がよいでしょう。海外のジャーナリズムは、まだかろうじて生きています。薬害の被害者になりたくないのなら。
他にもあります → Project On Government Oversight pogo.org
┣ 2022年6月29日 マリアン・デマシ(調査論文)
☆回転ドア(製薬ー各国の医薬品当局 の構図)の現状
☆迅速な承認の害悪性。ゴールポストを変えて承認するようになった。
実際に日本のPMDAも独自の評価を行うのではなく、医薬品スポンサーが作成した要約に依存している。
┣ 2022年5月9日 FOIA(情報公開法)
ファイザーのワクチンと FDA の認可プロセスに関する 450,000 ページの資料の公開について、1 か月あたり 55,000 ページの割合で文書を公開するよう命じられています。
公開された文章の中にも、アルゼンチンの臨床試験への怪しさを示すものがあります。ポラック氏がアルゼンチンの26の病運を調整し記録的な速さで試験を調整していることへの不自然さ、実現不可能性の話になります。
詳しくは →サイト 1231 / 4444 Defender
┗まとめ
臨床試験の第2/3相の時期は、そもそも起源株から変異が入っていているので、スパイクの型が対応していないはずで、その起源株スパイクこそ細胞損傷を誘発するので、そもそも最初から胡散臭く怪しいが、それに加えて…
・杜撰な試験
・都合の悪い要素は切り捨て
・公的機関⇄製薬⇄財団の回転ドア
・論文著者への多額の報酬、コンサルタント雇用などの利益相反
・医学ジャーナル編集者の利益相反
があって「95%」が見事に創造されテレビという洗脳装置に乗って大衆の認知に影響を及ぼした。
多くの一般人は、連日コロナが怖いという煽りの中にでてきたまさに蜘蛛の糸のように捉えたのではないでしょうか。
本当の発症予防効果がどれほどあったのかは今となっては知る由もないでしょう。…というか数値は感染者を100%補足できて計算可能であります。日本では既に5回目接種が始まり、世界はマスクを外しているにも関わらず、なぜか日本のコロナは落ち着く様子もありません。VE(ワクチンの有効性)マイナスの可能性も全く否定できません(考えられる理由:ADE,抗原原罪,免疫抑制,約75%が保有していた交差免疫またはBCG免疫の破壊など)。
以上、本記事では、一般的には認知不可能な事象のほんの一部の領域を時系列形式で示しました。これらの一つでもコロナ騒動が始まる前に、調査し理解していれば、ありえないような御用学者の論理が📺で大手を振っていた状況のほんの一部ではありますが理解できたかと思います。
今回のような恐怖・安心などを伴った誤情報、不正状態であった都合の悪い事を伝えない行為、検閲情報を垂れ流し意図した行動を誘導する手法を認知戦といいます。見事に日本では8割以上の人が騙されてしまい、騙された挙句、いつまでも認知できないので、ラットレースのように繰り返してしまいます。そう。騙されてしまったことにも気づくことができないのです。違和感をもった人たちが続々とでてきていますが、それを封殺するかのように、ファクトチェック、陰謀論…プロパガンダ手法の数々。いたちごっこであり、枚挙にいとまがありません。
固定観念でぎっしり埋まった脳に「説得」は通じません。もしあなたが、このような事に気づいている人であれば、まだ気づいていない親・お友達自身で自ら「洗脳状態ではないか?」と考えるようなきっかけを作るように工夫し、誘導してあげてください。「批判」「否定」「説得」は逆効果になる可能性が高いです。宗教や、支持政党、野球のファンのそれと同じ理屈です。
認知戦防御は、早期であればカラクリや仕組みを伝え続ければ、可能です。しかし、説得や、短時間話しただけで、他者の認識を変えるのは、もはや時期が遅いのも現実です。
・追記(登場人物)
FDAのワクチンおよび関連生物学的製品諮問委員
検索方法→こちら
エリック・ルービン、エル・サリー 他
関連論文
2005.5.17「医学雑誌は製薬会社のマーケティング部門の延長線上にある」
主な参考サイト
白楽の研究者倫理 - ファイザー社のワクチン治験ネカト:3の1
白楽の研究者倫理 - ファイザー社のワクチン治験ネカト:3の2
白楽の研究者倫理 - ファイザー社のワクチン治験ネカト:3の3
岡田正彦
デビッド・ヒーリー博士
KANEKOA NEWS
精密医療電脳書
・回転ドア人事(五角形)と、その影響・関係性