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"Investors' Grow"の Jimmyの分析について

この人が、Jimmy Copelという人で、僕が去年の年末まで確か約2年くらいお世話になっていた株式分析が光るなかなかのやり手です。Jimmyとは今でも Discordで繋がっていて、いつでも個人的に連絡を取り合うことができる間柄です。このグループで友達になったスイス人のお友達が6月に日本に来るというのでもしかすると会うことができるかもしれないと思っている今日この頃です。

ちょっと最近 転職したばっかりで、仕事に慣れるのに忙しく、結構海外出張もあるみたいなので時期が合わない可能性もあるのですが、ま、まだ先のことなのであんまり深く考えていないです。

それはいいんですが、Jimmyの場合 彼のスタイルは Warren Buffettの手法と同じ バリュー投資です。バリューの場合、株価が割安になっているーというところから入って、では今後株価が上がっていくのかーというのを検証していくという手法になります。Jimmyは独自の計算機を作っていて複数のデータソースからアナリストの FCFの予測などを拾ってきてそれをコンバインして計算し直して DCFで fair valueを出した上で、割高・割安をみています。その上で、アナリストの予測よりも将来的に上ブレるのか、下ブレるのかーというのをdeep diveで検証していくという手法をとっています。

今回は、NKEの分析について語っています。NIkeはもともと direct consumerのチャネルを強化するということで wholesale (卸売)から離れていく戦略をとっていましたが、近年 実は Nikeの売上というのは経済全体のマクロに Nikeの経営陣が思っていた以上に左右されるということがわかってきており、一部 wholesaleのチャネルを強化し直すことに戻しているという説明がされています。

Jimmyとしては、direct consumerチャネル・wholesaleのチャネル両者にチャンスがあると考えており、今後どのように Nikeが成長戦略を再構築するのかを焦点に見ているということです。また、中国での成長も当初 Nikeが考えていたほど明るくないため、そのダウンサイドが直近の株価に反映されていると思うとのことでした。

Jimmyの計算機では今の株価でも DCFからすると overvalueの状態で、Nikeの成長戦略の方針がどう変わっていくかにもよるが、株価としては もしここから10-15%下がれば買いを検討するレベルかなーと言っています。

僕の場合、バリュー投資は超下手くそなので、あくまでチャートを見ながら turnするかどうかという観点でトレードしていますので、Jimmyのやり方とはやり方が違うところがありますが、Jimmyのファンダメンタル分析は一目を置けるところがあるので、こういう無料ビデオが出た時には時々見ています。もしバリュー投資に興味がある方は、もしかすると参考になるかもしれないと思いましたのでご参考までに記事にさせていただきました。ありがとうございます。

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