「痛かったねぇ」
今朝、仕事中に割とざっくり指を切った。
そのせいで朝からずっと心がソワソワ落ち着かなかった。
けれどある方のお陰ですっかり癒された。ので、その記録を書こうと思う。
指を切ったのはとある作業中だった。
その作業はできるだけ早く終わらせておきたいものだったし、
その後にもやる事はそれなりにいろいろあったタイミングだった。
ちなみにその時の職場はわたしが1人で切り盛りをする時間帯で、指を切ったくらいで「HELP!」と数時間後に来るはずの方に助けを求めるのも申し訳なく思われたし、
というか、連絡を取ろうにも利き手の親指を切ってしまっていたので、スマホを触るのも無理だよなと、人を頼るのは割と早めに諦めた。
とにかく血を止めて、あとはなんとかやってみよう。
こういう時、わたしは簡単にパニックになるのだけど、今までに数々のドジをして来た豊富な経験から、こういったドジには何分慣れっこなので、パニックになってなさそうな、冷静な感じのフリはすることができます(自慢になりません。)
ひとりでなんとかやってみようと思ったはいいものの、血はあんまりすぐには止まらなかった。
指を輪ゴムでぐるぐる巻きにしたり、
血に染まったティッシュを何度も交換したりしつつ、
あぁまたやっちゃったなぁ
まだまだいっぱいやることあるのになぁ
親指ってめっちゃ使うんやなぁ
人間の手ってうまいこと出来てるんやなぁてか手に合わせて色んなものがデザインされてるんやなぁ
落ち込んだり動揺したりしたら迷惑かけちゃうしなんとかいつも通りにならないと
とか、いろんなことを考えた。
その後、無事に血は止まり、周りの方に助けていただきながら、どうにか仕事は終えて、
気分転換にタピオカミルクティーを買い、図書館に寄り、
家に帰った。
家に帰ると母と母のお友達がいて、
帰宅早々わたしが絆創膏を貼り替えていると「どうしたと?!」となった。
そこで、カクカクシカジカでして・・・
と説明をしたら、母のお友達がものすごーく優しい言い方で
「痛かったねぇ」と言った。
ただそれだけ、
その一言で、
それまで、自分はずっと緊張していたんだと分かるくらい、すっかり力が抜けた。
たぶん言い方がめちゃくちゃ優しかった。
それでなんとも言えず癒されて、
「そうなの痛かったの〜(泣)」
と何かしらのスイッチが切れた。
あぁ、優しい言葉ってすてき。優しい人ってすてき。ありがてぇー!わたしもあんな風に優しい言葉をかけられる人になりたい。。
となった、そんな話でした。
おしり
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