見出し画像

成功はアート、失敗はサイエンス


「成功はアート、失敗はサイエンス」。これはメガネのOWNDAYS の社長、田中修治さんの名言です。成功の原因は変数が多すぎて、割り切れたり、説明できるものではない。アートのように再現性のない世界をイメージしているのでしょう。

失敗の原因は明確であり、限られている。サイエンスに近く、解決策はあるというものかなと思います。また、失敗しないことが、成功との因果関係があるという意味でも追求する価値があります。

どうしても、どうしたらうまくいくか、どうしたら成功するかに主眼を置きがちですが、失敗というキーワードからアプローチすることで壊滅的にならない、うまくいくことに繋がると考えることは重要ですね。

うまくいかなかったこと、失敗から解決策を見つけ出して前進するという経験は個人的にもたくさんあります。計画を立てる、素早く動く、結果でる、検証する、修正して動く…まさに、PDCAですが、計画段階で失敗の可能性を出しまくり、潰しまくる。

この部分が楽観的過ぎず、悲観的過ぎず、が鍵かなと感じています。悲観的すぎて動けないでは何も始まらないので。成功からではなく、できる限り自社、自身の失敗、他社、他人の失敗から学ぶように心がけていきたいものです。

故稲盛和夫氏も、「悲観的に計画し、楽観的に実行するする」ことの重要性を説いていました。考え抜いて決めたならポジティブにということ。

最後に、故野村克也氏の「勝ちに偶然あり、負けに偶然無し。」という名言もニュアンスが近いですね。

この記事が参加している募集

Bリーグ

お読みいただきありがとうございます。記事を良いと感じていただけたら、ツイッターなどで記事を紹介していただけると嬉しいです!